「祇園白川周辺で美味しいランチを食べたい」
「京都で美味しい親子丼を食べられるお店が知りたい」
という方におすすめです。
ご参考になさってください。
祇園白川には実は見所がたくさんあると思っていて。
もちろん、京町家が並んでいる通り、石畳の上を歩くだけでも楽しい気持ちになりますがそれ以外にも食事や、スイーツ、かにかくに碑や巽橋などなど。
ベタな情報しか知らない私ですが、いくつか祇園白川のおすすめがある中で安くて、美味しい親子丼が食べられるお店を紹介させてください。
絶品親子丼が食べられる「とり新」
とり新の歴史は創業120年ほど前で坂本龍馬も御用達だった店で、こちらのお店の軍鶏鍋が好物だったとか。
お昼には数量限定の親子丼を提供しており、観光シーズンには行列もできます。
店内はというとカウンター席とテーブル席が2つのこじんまりとした空間。
厨房に立たれている亭主は京都検定1級だとか。
無愛想ではないですが、てきぱきと仕事をこなされていて少し話しかけづらかったです(京都の話したかった)。
数量限定!上品で美味しいとり新の親子丼
こちらのお店、ランチは数量限定親子丼のみを提供していまして、1人前800円。
親子丼とお汁・香物 800円(税込み)
祇園という地域には「権兵衛さん」、「ひさごさん」、「侘家古暦堂 祇園花見小路本店」といった絶品親子丼が食べられるお店がいくつかありますが、その中でも最も価格が安いです。
さすが焼き鳥屋さんが提供する親子丼、ぷりっぷりの鶏肉にシャキシャキの九条ネギ、トロっと卵が絡み合い最高。
鶏肉は様々な部位を使用されていて味わいが異なるのも美味しさの秘密でしょうか。
ちょうどこの日は友人と訪れたのですが、食事が出されてからは2,3回しか会話がなかったことを覚えています。
真ん中に黄身が落とされているのですが、どのタイミングで崩して食べると美味しいのかすごい考えながら食べていました。
食べるのに夢中で気づきませんでしたが、テーブルの上に親子丼ように山椒が置かれてあったところも京都を感じましたね。
訪れたシチュエーション:坂本龍馬との関係
今回このお店を訪れたシチュエーションは一緒に訪れた方が高知県土佐市と関わりがあったことで選びました。
もちろん美味しい親子丼を食べたい気持ちもありましたよ!
諸説ありますが、こちらのお店はかの坂本龍馬さんも好きだったお店らしく、近江屋で暗殺されたときは体調が悪く、お付きの峰吉に軍鶏を取りに行かせていた時だったとか。
その当時は、木屋町四条の角で四条小橋のたもとにあったとされており、明治中期に創業されたこちらのとり新とは関係がないと言われていますが、峰吉が軍鶏を買いに行ったとり新は鶏肉の小売りをしている料理店で、そちらの店が鶏を仕入れていた養鶏場の子孫の方が今のとり新を始められました。
さらに、現在のとり新の駐車場は以前長州藩のお宿で高杉晋作も宿泊していたお茶屋「魚品楼」。
幕末が好きな方は大変興味深いお店ではないでしょうか?
とり新の詳細情報
営業時間 | 12:00~14:00 |
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定休日 | 木曜日 |
お問い合わせ | TEL 075-541-3857 |
住所 | 〒605-0087 京都府京都市東山区 祇園縄手四条上ル |
ホームページ | http://torishin.my.coocan.jp/index1.htm |