京都・祇園祭の名物のひとつ、長刀鉾(なぎなたぼこ)の粽(ちまき)が今年も販売開始を迎え、例年を上回る来場者の行列が早朝から発生しています。
長刀鉾の粽授与の場所
販売開始前の早朝にすでに大行列
販売開始は本日午前9時からでしたが、早朝5時台の時点で既に18人が列を形成。その後、時間が進むにつれて人は増え続け、7時20分頃には東西の列あわせて663人に達したという報告もあります。
祇園祭 山鉾巡り終了
長刀鉾の粽(ちまき)を
求める人の行列に 👀❗
例年より圧倒的に多い気がする…で、帰り際に数えてみた
7:20頃時点で東西側あわせて663人
因みに散策開始の5:30では18人でした#祇園祭2025#長刀鉾#厄除けちまき pic.twitter.com/cav0OoYObr— ほっぺか (@hohonikaze) July 12, 2025
実際に並んでいた人のレビュー
SNSには「三条通まで並んでいた」「今までで一番やばかった」との声もあり、例年以上の混雑ぶりがうかがえます。朝から2時間並んで購入できたという人もいる一方、「私の後ろあたりからは完売の可能性」と話す投稿者もおり、入手難易度は年々高まっているようです。
祇園祭の長刀鉾の粽を求める行列が朝の8時半で三条通を超えて新風館の前まで続いてる😱売り切れるかも知らないのに皆さん正気ですか😂笑#祇園祭 #京都 #祇園祭2025 #長刀鉾 #粽 pic.twitter.com/XxIbAmSxq8
— カロン @料理🍽ゴルフ⛳️自転車🚴♂️京都の人 (@vinovino0505) July 13, 2025
今年も買えた。
列今までで一番やばかった。
三条まで並んでた💦#祇園祭 #長刀鉾 #粽 pic.twitter.com/tRcdHeTYKG— ゆーき💩 (@MWAM_GO_OUT) July 13, 2025
粽のネット申し込みによる授与について
一方、現地に足を運ぶことが難しい人々に向けて、粽のネット申し込みによる授与も行われています。
ある投稿者は「コロナ禍で現地授与がなかった年以外は町会所で頂いていたが、今年はスケジュールが合わずオンラインで申し込んだ」とし、「長刀鉾誕生800年」のパンフレットも同封されていたと報告。
祇園祭
長刀鉾の厄除け粽をネット申込みで授与して頂きました
コロナで直接の授与がなかった年以外は町会所で頂いていましたが今年はその時期に伺うのが難しそうなので…
紙を巻いて完成ですが七月に入ってから完成させようと思っています
「長刀鉾誕生800年」のパンフレットも付いていました pic.twitter.com/e4AdeaJnHG— あおがえる (@amagaeru008) June 14, 2025
午前11時を過ぎると直射日光がすごい!熱中症には注意が必要!
日差しが強まる11時以降はビルの影もなくなり、直射日光が容赦なく照りつける時間帯に突入。SNSでは「ガンデリ(日差しが厳しいこと)」になるので、水分・日傘・帽子の準備は必須との注意喚起も拡散されています。
長刀鉾の粽の民、六角堂のスタバを超えて烏丸三条に届きそうな勢い。
11時過ぎると東側のビルの影が無くなり、ガンデリになります〜、お気をつけて〜💦#粽の民#祇園祭#長刀鉾 pic.twitter.com/ysAy1OpXUl— Shogo Miyagi / 宮城 省吾🟠🇯🇵 (@ryu_miyagi) July 13, 2025
まとめ
長刀鉾の粽は、厄除けや無病息災を祈願するご利益があるとされ、毎年大人気。今年は例年以上の人出が予想されており、粽を求める“長刀鉾の粽の民”たちの熱気に、京都の街も朝から大きく沸いています。