貴船神社について(パワースポットや見どころなど)

京都観光

京都最大のパワースポットとして有名で、縁結びのご利益があることで縁結びの神社としても知られている貴船神社。

京の奥座敷の風情が漂う貴船神社の魅力やパワースポット情報、見どころ、さらにおすすめのランチ・ディナー情報をご紹介しますので、貴船神社を訪れる前にご覧ください。

また、貴船神社までのアクセスや駐車場情報についてもお伝えします。

「これから貴船神社を訪れる予定」
「貴船神社へ行く前にどんなところか知りたい」

という方におすすめです。ご参考になさってください。

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貴船神社について

貴船神社は全国に約500社存在する貴船神社の総本宮。

貴船神社がいつ頃に建てられたのか文献残っていないので、詳しくはわかりませんが、白鳳6(677)年にすでに社殿が建てられていたとされており、1,300年以上の歴史がある京都でも屈指の歴史のある神社です。

いつは昔から水を司る神様である龍神が祀られている神社として知られています。

本宮と奥宮では高龗神(たかおかみのかみ)、奥宮では闇龗神(くらおかみのかみ)が祀られているといわれており、どちらも水の神様であり、どちらにも雨を降らせたり、やめさせる力があるといわれています。

川が流れ、水が湧き出る水源に恵まれた貴船は、京都の水源として歴代の朝廷からも大切にされていました。


拝観時間6:00~18:00
※6:00~20:00(5月1日~11月30日)
※ライトアップ期間中は参拝時間延長
※正月三が日は20:00閉門
授与所受付時間9:00~17:00
ご祈願受付時間9:00~15:30
拝観料金無料
お問い合わせTEL:075-741-2016
住所京都市左京区鞍馬貴船町180
公式ホームページhttp://kifunejinja.jp/index.html
備考-

貴船神社の由来

社伝によると、第18台反正天皇(はんせい)の在位期間中に、初代天皇である桓武天皇の母親玉衣姫命(たまよりひめのみこと)が、古代の大阪湾である難波津(なにわづ)にあらわれて「自らが黄船に乗り、進んだ先の留まるところに水神をお祀りすれば、国が豊かになり人々に幸せをもたらします。」と告げられたとされています。

そして、大阪湾から淀川、鴨川をさかのぼり貴船神社の現在の奥宮に上陸して、水が湧きだしていた龍穴に社を建てて水神である高龗神を祀り、「黄船の宮」として崇め始めたことが貴船神社の起源だといわれています。

貴船は古くから「氣生根」や「氣生根」、「貴布禰」と記されており、気力や運気が生まれる場所という意味をあらわしていました。多くのパワースポットに共通する川や地下水脈が貴船にもあり、神様のパワーが満ちている場所。

元々は独立した神社でしたが、平安時代末期には上賀茂神社の摂社とされていました。

明治4(1871)年まで「貴布禰」とされていましたが、神社の格式が官弊中社になったことから上賀茂神社から独立した際に、現在用いられている「貴船」と名前を定められました。

貴船神社の見どころ

長い歴史を誇るミステリアスな貴船神社には見どころがたくさんあります。

本宮

貴船神社の本殿がある中心的な場所になります。

授与所ではおみくじやお守り、御朱印を授与していただくことが可能。

水占みくじ

本堂付近にある御神水に浮かべると占いの結果が紙に浮き出る水占みくじは人気です。

となりの授与所でおみくじを購入して、水に浮かべると運勢を占うことができます。

こちらはひとつのアクティビティとしても楽しめるのでおすすめ。

御神水

貴船神社の境内に流れている御神水は持ち帰ることができます。

本殿のすぐそばから御神水が湧き出ており、一度も枯れたことはありません。

水は命の源とされており、汚れを浄化するものだといわれています。

浄化や健康の源となる水で、さらに龍神様のパワーが含まれている御神水ともなると、特別な力が宿ると信じられていても不思議ではありません。

御神水は持ち帰ることも可能で、水筒を持参している方もいます。また、お持ち帰り専用の容器も販売されていますよ。

石段の参道

貴船神社といえば春日灯籠が並ぶ石段の坂道ですね。

雑誌やSNSでもよく写真が取り上げられている場所。

こちらの春日灯籠は毎日夕刻~20:00まで点灯しています。

中宮

水占みくじで占うことができる貴船神社の本宮から少し離れた場所にある中宮は縁結びの社として有名です。

結社

平安時代に、女流歌人の和泉式部が夫の心変わりに悩み、結社を訪れ、歌を捧げると恋の願いが叶ったという伝説が残っていることから縁結びのパワースポットとして若い女性が多く訪れます。

結び文に願い事を書いて、恋の願いを祈りましょう。

天乃磐船(あまのいわふね)

結社の御祭神、磐長姫命(いわながひめのみこと)の船として、結社境内に納められたもの。

船は人と人、文化と文化を結びつける役割を担うことから、縁結びの信仰と深い関わりがあるとされます。

奥宮

貴船神社の起源である奥宮。

もともとは本宮が存在した場所で、こちらの本殿にも本宮と同じく高龗神と闇龗神が祀られています。

こちらの奥宮が貴船神社の中で最も強いパワースポットで、本殿は龍穴の真上に建てられており、この龍穴は奈良室井と岡山備前と並び「日本三大龍穴」の一つに数えられます。

龍穴は神聖なものなので直接見ることができませんが、奥宮の入り口をくぐると神聖な空気を感じることはできますよ。

本宮から500mほど離れた場所にあるので、参拝者は本宮に比べて少ないです。

御船形石

境内には、御船形石が祀られており、これは大阪湾から淀川、鴨川をさかのぼってきたとされる伝説の黄船を人目につかないように石で囲ったものだとされています。

絵馬発祥の地

歴代の朝廷からも信仰が深かった貴船神社に、差が延納が生きる馬を捧げて雨ごいや雨止みを祈願したことから絵馬発祥の地になったとされています。

雨ごいの際は黒い馬、雨止みを祈願する際は白馬か赤い馬が奉納されていましたが、時代が流れると馬の代わりに馬の絵を描いた板が奉納されるようになりました。

御神水ラムネ

境内に湧き出る御神水を使用して作られたラムネは夏場に飲みたくなる人気商品。

ラムネに書かれたラベルの文字は貴船神社の宮司さんの手書きになります。

御朱印

水占いみくじとともに人気を集めているのが貴船神社の御朱印です。

御朱印の種類は季節ごとにデザインが違います。

季節限定の御朱印帳も人気。

季節の貴船

夏には貴船神社の隣を流れる貴船川に床が設置され、避暑地を求めた多くの観光客が貴船を訪れます。

この季節は新しく芽吹いた植物の葉が境内を包み込みます。

秋の観光シーズンは境内をはじめ、山々や参道など貴船全体が真っ赤に色づきます。

この時期にはライトアップも開催。

京都市内から離れた鞍馬山に位置する貴船神社は、春夏秋冬で新緑や紅葉といった美しい植物の様子や雪が降り積もる風景を鑑賞することができます。

ライトアップが行われる期間もあり、自然に映える人気撮影スポットでもある貴船神社には毎年多くの方が訪れます。

例年、京都でも雪が降り積もる場所の貴船神社では「雪の氣生根」というライトアップイベントが開催されます。

こちらのイベントは雪が降り積もった日のみ開催されるイベントで、開催決定は当日の15時に貴船神社の公式ホームページやSNSなどで発表されます。

このイベントに参加するには強運が必要ですが、運よく雪が積もった日に京都を訪れたなら貴船の幻想的な雪景色を楽しめますよ。

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この記事を書いた人
Kaoru

京都在住。京都で生まれ、世界・日本を転々とした後5年前から京都に戻り住んでいます。京都が好きで週末はよく観光しています。数年前に京都検定3級を取得しました。京都観光や京都旅行の役立ちそうな情報を発信します。京都観光とは別にユーモラスな記事やジョークなども発信しています。

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