京都で無病息災のご利益を授かる神社とお寺をまとめました。
清水寺
京都で最も人気の観光地である清水寺は、無病息災のご利益を授けてくれるお寺としても信仰されています。境内にある「音羽の滝」で水を汲むとご利益を授かると伝えられていることから、清水寺を訪れた参拝者で滝の前はよく行列ができています。
恵美須神社
京都府東山区、観光客で賑わう祇園にある恵美須神社は、商売繁盛のご利益を授かることで有名ですが、無病息災のご利益も授けていただけます。
毎年11月16日に行われるお火焚祭では、湯立神楽が奉納されます。参拝者は、この日、その年に収穫されたお米で造られたお神酒をいただくことができます。
六波羅蜜寺
空也上人にゆかりのあるお寺として知られています。空也上人は、都に疫病が流行った際に、十一面観音を車に乗せて念仏を唱えて病人には梅干しと昆布が入った皇服茶を飲ませて、悪疫を退散させたと伝わっています。
この慣しは、今もお寺の重要な行事として受け継がれており、毎年正月の三が日に梅干しと昆布が入った大福茶をいただくことができます。大福茶を飲むことで、1年間の無病息災のご利益を授かることができますよ。
上徳寺
京都市下京区の上徳寺は徳川家康のゆかりの寺で、子授かりや安産など子供に関わるご利益を授けてくれることで有名です。境内にある地蔵堂には高さ2メートルの地蔵菩薩が祀られており、世継菩薩とよばれて信仰されています。良い世継ぎが生まれることを願い、参拝に訪れる方が多いです。
また、毎年2月8日には世継地蔵尊大祭が行われて、その際には護摩木が焚かれて、子授かり、安産、無病息災が祈願されます。この日は一億日分の功徳を授かるとされています。
この日には、多幸焼と呼ばれる多くの幸せを授かるとされる「たこ焼き」を接待してもらえます。
・名前:上徳寺
・住所:京都市下京区本塩竈町556
・電話番号:075-351-4360
・公式ホームページ:-
石像寺
京都市上京区に建つ石像寺には、釘抜地蔵というお地蔵様が祀られています。釘抜地蔵は、手の痛みに悩まされる証人の夢枕に現れたお地蔵様で、商人が前世で、人形に八寸釘を打ち、呪った罪が原因だと告げてその釘を抜いたら、証人の手の痛みが消えたという話が伝えられています。
このお話から、石像寺の釘抜地蔵には無病息災のご利益を授けてもらえると信仰されています。
・名前:石像寺
・住所:京都市上京区花車町503
・電話番号:075-414-2233
・公式ホームページ:-
京都大神宮
京都大神宮は、寺町通にある神社で、市内中心部にあることからちょっと外出した際に、気軽に立ち寄ることができます。こちらの神社も無病息災のご利益を授かると信仰されています。