これから源光庵を訪れる方に見どころや御朱印情報などまとめました。
ぜひ、ご参考になさってください。
源光庵ついて
源光庵は、京都市北区鷹峯(たかがみね)にある曹洞宗の禅寺です。
元々は13世紀に臨済宗のお寺として建てられましたが、16世紀の終わりに曹洞宗に改められました。
京都市内から少し離れているので、人気観光地に比べると参拝者が少ない穴場スポット。
青もみじや紅葉の名所として大変人気で、源光庵のシンボルである悟りの窓/迷いの窓から紅葉の写真を撮るとSNS映え間違いなし。
源光庵の工事情報
源光庵は2019年6月から2021年10月末ごろまで庫裏(くり)の工事が行われており、その間は拝観することができませんのでご注意ください。
もしかすると2021年の紅葉のシーズンに間に合うことがないかもしれないので、訪れる前は事前に公式ホームページをご自身で確認することをおすすめします。
源光庵の御朱印
御朱印は、山門をくぐるとある拝観受付でいただくことができます。
拝観前に御朱印の料金(初穂料)を支払い、御朱印帳を預けて、帰る時に受け取るカタチです。
御朱印には、「霊芝観世音」と中心に描かれており、文字に重なるように源光庵のシンボルである「悟りの窓」と「迷いの窓」の印が押されています。
源光庵のご利益
源光庵で祀られている霊芝観世音菩薩は、開運霊芝観世音とも言われています。名前の通り開運のご利益を授かることができそうですね。
源光庵の見どころ
鶴亀の庭
源光庵の書院から眺めることができます。自然豊かな場所にあるので、鳥のさえずりや草木がこすれる音を聴きながら心が洗われるような気持ちに。
アクセスしやすいところではないので、京都市内の人気観光地に比べると参拝者が少なくゆったりと静かにお庭を眺めることができます。
悟りの窓/迷いの窓
源光庵といえば「窓」が有名。お寺の名前は知らなくても窓を見ると「知ってる!」となる方は多いかと思います。
それもそのはず、「そうだ 京都、行こう」のキャンペーンポスターにも抜擢されたことがあります。2014年紅葉のシーズンには、窓からの紅葉の景色がCMで流れたこともあり、源光庵を知るきっかけになった方も多いのではないでしょうか。
悟りの窓は宇宙、迷いの窓は人の人生を表しているようで、写真撮影のモデルとしても大人気。訪れる時期によっては、少し行列ができることもあります。
血天井
2つの窓がある本堂にはもう一つの見どころがあり、それが血天井です。
天井を眺めると全体的にシミのようなものが広がっているのが見えます。
これは伏見城の床に用いられていた板で、伏見城の戦いで負けた徳川軍の家臣達が自害した時の血痕。
このようにお寺の天井で使用されるのは、供養のためでしょうか。
駐車場情報
源光庵には20台分の駐車場があります。しかし、青紅葉や紅葉のシーズンには、車で参拝する方が増えることが考えられるので、すぐに満車になることが多いです。その場合は、周辺のコインパーキングを利用しましょう。