京都は、現代から平安時代まで、様々な時代の映画やドラマの撮影地となっています。
その中でも、有名な作品のロケ地となった場所をまとめましたので紹介します。
ぜひ、映画好き・ドラマ好きの方は京都旅行を計画する際にご参考になさってください。
関ヶ原@2017年公開 主演:岡田准一
16世紀の関ヶ原の戦いを映画化された作品です。物語のメインキャラクター石田三成を岡田准一さん、徳川家康を役所広司さんが演じた人気の映画で、公開前から注目されていました。人気女優の有村架純さんも出演されていましたね。
監督をつとめた原田眞人さんは、撮影場所にとてもこだわる方で、映画のシーンのほどんとが現地のロケーション撮影が行われました。
撮影場所は、京都と滋賀県を中心に、国の重要文化財に指定されている歴史的建造物が多数。関ヶ原の戦いで活躍した人物とゆかりがある場所もロケ地として撮影されているので、歴史が好きな方には大変おすすめです。
俳優の方々も本物の場所に立って撮影したことで、演技に重みや重厚感など大きな影響を与えられたようです。
この映画で撮影となった場所を紹介します。
映画「関ヶ原」詳細情報
映画「関ヶ原」の撮影・ロケ地一覧
ここでは映画のロケーション撮影に用いられた代表的なロケ地を紹介します。
東本願寺@京都
関ヶ原の撮影で、初めて映画としての撮影許可が降りた東本願寺・大寝殿。
原田監督が無理を承知で東本願寺と交渉された相談されたそうなのですが、関ヶ原の映画の題材となった小説「関ヶ原」を書き上げた司馬遼太郎さんと東本願寺に強いつながりがあったことで撮影できたとのことです。
東本願寺・大寝殿では、「伏見城千畳敷大広間」のシーンが撮影されました。大人数が一挙に勢揃いする伏見城の千畳敷のシーンは圧巻です。
下鴨神社@京都
こちらも映画に登場します。登場するシーンは糺の森や河合神社。糺の森で映画の撮影が行われた際はSNSでも盛り上がりました笑
龍潭寺@滋賀
こちらは滋賀県彦根市にある石田三成ゆかりのお寺。
井伊直政が彦根藩主となったときに、浜松の龍潭寺を分寺して建てられました。境内にはいくつもの見どころがあり、石田三成が城主をつとめた佐和山城の襖や鐘など、美しい庭園があります。
清凉寺@滋賀
清凉寺も滋賀県彦根市のお寺で、彦根城二の丸で生まれた井伊直弼とゆかりがあるお寺で、井伊家の菩提寺となっています。また、元々あ島左近の屋敷があった場所でもあります。
金剛輪寺@滋賀
湖東三山の真ん中に位置する天台宗のお寺。関ヶ原の戦いに直接的な関わりがなかったとされているようですが、北政所と小早川秀秋のシーンや、国宝に指定されている本堂では家康の本陣として軍議のシーンも撮影されました。
紅葉の名所としても有名な金剛輪寺は、11月に訪れることをおすすめします。
百済寺@滋賀
こちらも映画の中で石田三成の屋敷として登場しています。
百済寺の庭園はとても美しいことが有名で、藤原定家やルイス・フロイス、白洲正子さんなど数々の有名人が絶賛されたとのこと。
こちらも紅葉の名所として大変有名です。
まとめ
他にも数々のロケーションで撮影された映画「関ヶ原」。
京都や滋賀を訪れる歴史好きの方は、実際に訪れると楽しいかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございます。