初夏の京都は、アジサイが咲き誇り、街全体が活気づいています。そんな中、異国情緒あふれるタイ料理を楽しみたい方にぴったりなスポットがあります。それが地下鉄今出川駅からすぐの場所にある「タイレストラン・イーサン」です。31年もの間、地元の人々や観光客に愛され続けているこのお店は、本場タイ料理をバイキング形式で提供しており、その豊富なメニューとアットホームな雰囲気で訪れる人々を魅了しています。特に、暑い季節には新メニューのオリジナルかき氷「ルアムミット」が注目を集めています。この記事では、「イーサン」の魅力やその背景、そして店主の情熱について詳しくご紹介します。
京都市上京区の隠れ家タイレストラン「イーサン」の魅力
「タイレストラン・イーサン」は、京都市上京区に位置する隠れ家的存在です。地下鉄今出川駅から徒歩ですぐというアクセスの良さも魅力の一つです。このお店は1994年に開業し、以来31年間、本場タイ料理を提供し続けています。当時はまだ珍しかったタイ料理ですが、バイキング形式を導入したことで、多くの人々が気軽に本場の味を楽しめるようになりました。店内にはグリーンカレーや卵入り焼き飯など、多彩なメニューが並び、毎日異なる料理が楽しめるため、何度訪れても新しい発見があります。
初夏にぴったり！オリジナルタイスタイルかき氷「ルアムミット」
暑い夏の日には、新メニューとして登場したオリジナルかき氷「ルアムミット」がおすすめです。このかき氷は自由にトッピングを選べる楽しさがあり、自分だけのオリジナルデザートが作れます。タイらしい素材を使ったトッピングはどれもユニークで、食べることで異国情緒を感じられます。また、店主はこのメニューを通じて、植民地化されなかったタイならではの独自性豊かな食文化を伝えたいと考えています。
店主の情熱と京都でのタイ料理普及への挑戦
「イーサン」の創業にはユニークな背景があります。元々この地域で学生食堂を運営していた店主一家は、生協との契約終了後、新たな挑戦としてタイレストランを始めました。当時中学生だった現店主は、本場過ぎて辛いと言われた味をどう広めるか試行錯誤しました。その結果、バイキング形式が功を奏し、多くのお客様に支持されました。また、高騰するタイ米価格にも負けず、お手頃な価格で本格的な味を提供し続ける努力も欠かしません。「未来ある学生さんにはいくらでも食べて欲しい」という思いから、このスタイルは今も続いています。
まとめとして、「タイレストラン・イーサン」は、その歴史とともに多くの人々に愛され続けています。本場さながらの味わいと多様性あるメニューはもちろん、新メニューである「ルアムミット」など季節感あふれる提案も魅力的です。また、店主の情熱と地道な努力によって維持されているコスパも見逃せません。京都で本格的なタイ料理を楽しみたいなら、「イーサン」はぜひ訪れるべきスポットです。美味しい料理とともに、心温まるひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。