この記事では、京都駅から龍安寺へアクセスする方法についてわかりやすく紹介します。
「京都駅から龍安寺へのアクセス方法が知りたい」
「龍安寺へ京都駅から行きたい」
という方におすすめです。
京都の龍安寺は、枯山水の石庭「方丈庭園」が有名な臨済宗妙心寺派の禅寺です。世界的にも有名な「ロックガーデン」として知られており、1975年にはエリザベス女王が訪れて絶賛したことでも有名です。特に、石庭の塀越しに見えるしだれ桜は美しく、種類によって微妙に咲く時期が異なるため、長期間にわたって桜を楽しめます。
また、境内には回遊式庭園である鏡容池もあります。桜の開花時期には約400本の桜が境内を彩り、桜苑も観ることができます。龍安寺の桜はとても美しく、春には多くの観光客で賑わいます。ぜひ、京都旅行の際は龍安寺の桜を訪れてみてはいかがでしょうか。
京都駅から龍安寺への行き方は?
イギリスのエリザベス女王が訪れたことで世界的に有名な石庭がある世界遺産の龍安寺。
京都駅から龍安寺へはJRバス・電車・タクシーで向かうことができます。
それぞれの交通手段を順番にお伝えします。
京都駅から龍安寺へJRバスでの行き方
京都駅のバスタームなるから龍安寺までは直通のバスが運行しています。
バスの本数は1時間に2〜3本と決して多くいので、予定通り時間に合わせて乗るようにしましょう。
バス停「竜安寺前」から龍安寺へ徒歩でのアクセス方法
竜安寺前バス停で降車すればすぐ近くに龍安寺への道がありますので、迷うことはありません。
京都駅から龍安寺へ市バスでの行き方
京都駅から市バスで龍安寺へ向かう方法はいくつかあるので、その中でも主流な2つのアクセス方法をお伝えいたします。
市営バス50系統を利用して龍安寺への行き方
京都駅バスターミナルのB2乗り場から立命館大学前を目指します。
50系統のバスは1時間に約6本運行しているので、待ち時間が少なく利用できますよ。
市営バス205系統を利用して龍安寺への行き方
京都駅から龍安寺へ運行している市バスをもう一つ紹介しますと、205号系統も運行しています。
同じ市営バス50号系統と所要時間は同じになります。こちらも降車バス停は立命館大学前になります。
205号系統は1時間に約2本走っていますのですが、本数は少ないので乗車する機会は少ないと思いますよ。
バス停「立命館前」から龍安寺へ徒歩でのアクセス方法
バス停「立命館前」で降車後はバスの進行方向に進みましょう。500メートルほどまっすぐ道なりに進むと左側に竜安寺前バス停が見えてきます。竜安寺前バス停近くに龍安寺へ続く道があるので、バス停「竜安寺」を目指しましょう。
◆最寄バス停「立命館前」から龍安寺へ徒歩での所要時間:約8分
京都駅から龍安寺へタクシーでの行き方
京都駅から龍安寺は道路状況にもよりますが約30分で到着します。
料金は約2,500円なので、もし4人グループで向かえば一人当たり600〜700円になる計算です。市バスで移動するより乗車料金は高くなりますが、京都駅から快適に龍安寺へ向かえるので、雨の日や身体が不自由な方におすすめのアクセス方法ですね。
◆乗車料金:約2,500円
◆所要時間:約30分
タクシーを手軽に呼べる【Go(ゴー)】
京都旅行中に、タクシーを手軽に呼べる『GO(ゴー)』をご存知ですか? 『GO』は、旧MOVとJapanTaxiの提携車両を一括手配できる、スマホでタクシーを呼ぶことができるアプリです。
旅行中に、急いでいる時や荷物が多い時、天気が悪い時など、いつでもタクシーを呼ぶことができます。アプリから簡単に呼べるので、配車待ちのストレスも解消されます。また、配車を依頼すると、到着予定時間が表示されるので、待ち時間を有意義に使えます。
さらに、『GO』では、アプリ決済が可能なので、接触なしでお支払いができます。また、車両のこだわり条件も指定できるため、複数人や大荷物でも乗り降りしやすいJPN TAXIの車両や、空気清浄機の搭載車両など、自分に合った車両を選ぶことができます。
『GO』を使って、京都の観光名所や美味しいグルメを思い切り楽しんでください。お客様から高い評価を受けている、一定の基準を満たす優良乗務員の車両が、旅行をより一層快適なものにしてくれることでしょう。
京都駅から龍安寺へ電車での行き方
龍安寺の最寄駅は京福電鉄龍安寺駅です。龍安寺駅から龍安寺までは徒歩で10分ほど歩かなければならない上、京福電鉄に乗るには何度か乗り換える必要があるので、京都駅から龍安寺へ行くときはおすすめできない移動手段となります。
京都駅から龍安寺の最寄駅まで行く場合は、京福電鉄に乗る必要があるため四条大宮駅まで行き、そこから龍安寺駅まで向かいます。
京福電車に乗る場合は、乗り換えが3回必要になってくるので、京都駅から龍安寺へ向かう際は、バスをおすすめします。
龍安寺方丈庭園について
京都の龍安寺方丈庭園は、幅約25メートル、奥行き約10メートル、白砂と石15個で構成された美しい枯山水庭園です。庭石のモチーフには様々な説があり、見る人によって解釈が異なります。この庭園は高度な設計の元に作られており、白砂が左手奥に向かってわずかに傾斜しているため、一見すると平らに見える庭園も奥行きがあるように感じられます。また、土塀の高さが左手から右手にかけて低く築かれているため、逆遠近法を利用して庭園の奥行きが強調されています。背後の土塀には様々な色合いを見せる背景の植物が植えられ、モノクロームの枯山水庭園を引き立てる重要な要素となっています。石庭は15個の石を配し、どの位置から見ても14個しか見えない不思議なデザインで、さらに背後の土塀の模様も複雑で見る者を魅了します。訪れる人によって異なる解釈を楽しめる、神秘的な庭園を是非訪れてみてください。