関西と関東の違いを知ってる?生活習慣から見る異なる点を紹介

京都観光

関西と関東には不思議な違いがいくつもあります。生活やビジネス、旅行など関西と関東を行き来すると「おおっ」と戸惑うことがありませんか?事前にその違いを知っておくと心にゆとりができるので、違った習慣を楽しく受け入れることができるかもしれません。

この記事では、関西と関東の生活習慣の違いについて紹介します。また、自分の経験から京都で実際に住んでいるとどんな違いを感じることがあるのかもお伝えします。関東方面から京都を訪れた際にも参考になる情報をまとめているので、京都を訪れる際にお読みいただければ嬉しいです。

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関西と関東の違い@エスカレーターの立ち位置

エスカレーターに乗る時に、関東では左側、関西では右側に立つ傾向があります。このエスカレーターの立ち位置は関西と関東の違いの話題が出た時の定番です。新幹線のホームから改札へ向かうエスカレーターに乗りながら「はっ、逆だ」となったことがある人もいるのではないでしょうか?

この習慣は、1970年に大阪万博が開催された時に「エスカレーターは右に並ぶ」と並び方が統一されたことから関西では右側に立つようになったと言われています。

京都だけに言えることかもしれませんが、京都では、右左決まっておらず、自分の前に立っている人の位置に合わせて並ぶことが多いように感じます。

関西と関東の違い@商品の値段についての反応

友人や知り合いが新しい服やアクセサリーなど身につけていれば、それについて「どこで買ったの?」と質問すると思います。その際に、関東の人は「それが置いていたお店」が気になりますが、関西の人は「それがいくらで買えたのか」値段が気になる傾向にあります。

京都に住んでいますが、「どれだけ安く買えたのか」の話題で盛り上がることはよくあります。もし、高い値段で買ってしまっていたなら「それやったら、○○ならもっと安い値段で買えたのに」と言われてへこむこともあります。

関西と関東の違い@アーケード付きの商店街

関西と関東も商店街がいくつも存在しますが、中でもアーケード付きの商店街は関西が圧倒的に多いです。大阪の天神橋筋商店街は日本一長いアーケード付き商店街として有名です。京都にも錦市場や寺町商店街、三条商店街など雨が降っても観光を楽しめる人気スポットとして地元の方だけでなく観光客にも評判が良いです。

関西と関東の違い@赤信号は「気をつけて進め」

関西人はせっかちな人が多いと全国的に印象づいているのはこれが原因ではないでしょうか。関西では目の前の信号が赤信号だったとしても車が走っていなければ横断歩道を渡る人が多いというイメージを持っている人が多いです。

このイメージが広がり、「赤信号は止まれではなく、気をつけて進め」という意味に捉えている関西人が多い。となっているように感じます。事実としてこのような人はいると思いますが、関西に限ったことではないと思います。

関西と関東の違い@バスの乗り方

関東では一部例外がありますが、ローカルバスを利用する場合は、先に乗車料金を支払い、目的のバス停で降りるのがメジャーとされていますが、関西のローカルバスは、乗る時ではなく降りる時に乗車料金を支払うのがメジャーです。京都市内の市バスも降りる際に乗車料金を支払います。

関西と関東の違い@電車やバスの座席に座らない

関東では電車やバスに乗っている時に混雑していても席がずっと空いたままということはよくあるそうです。みんなが気を使うので、誰も座らない状況が生まれてしまいます。

関西では、優先席でも空いていれば座ると思われているそうで、その理由が「体が不自由な方やお年寄りが乗って来た時に席を譲れば良い」という考えがあるからだとか。

これはとてもわかるような気がします。「空いているのであれば、座ろう。もし、必要とされている方がいれば譲ろう」はわたしも思います。関西の方が他人に話しかけることに対してのハードルが低い?のも関係あるのでしょうか。

関西と関東の違い@店員さんに話しかける

関東では必要がない限り店員と話すことはないと聞きます。何度も訪れる馴染みのお店でない限り、注文や質問以外で店員さんに話しかけることはないそうです。しかし、関西では何でもないような雑談を店員さんと楽しむことは珍しくありません。今日の天気や話題の時事ネタなど話しているのをよく聞きます。

先日、家具屋さんを尋ねた際もお店周辺の地域の話から先日商品を届けた町家がとても立派だったと話が盛り上がり20分ほどおしゃべりしました。このようなことがあるのは関西ならではなのかもしれませんね。

関西と関東の違い@知らない人に話しかける

お店の店員さんと話すだけでなく、知らない他人にも話しかけることができるのが関西人のすごいとされているところと言われています。居酒屋や喫茶店で居合わせたお客さん同士が「どこから来たの?」「どこに住んでるの?」から話が始まり、いつの間にか仲良くなっていることはわたし自身、京都で住んでいて数回あります。

以前ホテルマンとして働いていた2019年頃はガイドブックやGoogle mapを見ている海外からの観光客によく話しかけて道案内していました。それがきっかけで仲良くなることもあったり。困っている人を見ると放っておけないのはわたしの優しさではなく、関西人の気質なのでしょうか(笑)。

関西と関東の違い@一家に一台のたこ焼き機

大阪では一家に一台必ずたこ焼き機があると関東に住んでいる人に思われています。実際に大阪人に聞くとたこ焼き機が家にある確率がとても高いとか。大阪に住んでいる人の中には「家にたこ焼き機がないと大阪人ではない」と思っている人もいるのかもしれません。

わたしは、京都で生まれましたが、東京で住んでいる方に「関西の人はほとんどの家にたこ焼き機があって、たこ焼きを作れるのは本当?」と聞かれたことがあります。

関西と関東の違い@マックかマクドか

全世界で人気のファストフードのチェーン店マクドナルドの呼び方は関東と関西で異なるのは有名な話です。関東ならマック、関西ならマクドと呼ぶことが定着しており、新聞などのメディアでも地域によって使い分けが行われています。

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この記事を書いた人
Kaoru

京都在住。京都で生まれ、世界・日本を転々とした後5年前から京都に戻り住んでいます。京都が好きで週末はよく観光しています。数年前に京都検定3級を取得しました。京都観光や京都旅行の役立ちそうな情報を発信します。京都観光とは別にユーモラスな記事やジョークなども発信しています。

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