この記事では、祇園祭の名物「しみだれ豚まん」について紹介しています。
- 「祇園祭限定のグルメを知りたい」
- 「祇園祭名物しみだれ豚まんの販売状況を知りたい」
という方におすすめです。ご参考になさってください。
みなさんは「しみだれ豚まん」をご存じでしょうか?毎年、祇園祭の期間中4日間だけしか販売されない知る人ぞ知る名物豚まんです。
この「しみだれ豚まん」がなんと2020年4月から販売開始になりました。
※追記 しみだれ豚まんは2022年7月6日現在、通販サイト楽天からお買い求めいただけます。
膳處漢ぽっちりのしみだれ豚まん
膳處漢ぽっちりのしみだれ豚まんは祇園祭の期間限定で毎年販売されています。
正確には祇園祭の山鉾巡行(前祭)の前数日、7月13日~16日の4日間のみ販売されます。
1年のうちたった4日間しか販売されない幻の豚まんです!
販売期間中も長蛇の列ができるので購入することが困難。
祇園祭の粽(ちまき)のように期間限定は惹かれますよね♪
4月から【しみだれ豚まん】が販売開始(午前11時30分〜午後8時)
元々祇園祭の期間限定販売だったしみだれ豚まんが4月から特別販売が開始されました。
祇園祭は京都に疫病が流行った時に、厄災の除去を祈ったことが始まりとされています。
本来であれば祇園祭期間中の4日間限定販売ですが、コロナウィルスという厄災の除去を願う意味を込めての販売です。
厨房入り口で購入することができます。
お昼休みを利用してしみだれ豚まんを買いに行きましたが、その時もOL姿の女性や近所のおじさんが買いに来られていました。
行列ができていないので、すぐに購入することができました。
しみだれ豚まんを実食!
わたしがしみだれ豚まんを食べたは今回が初めて。
祇園祭の最中に何度も店頭前の長蛇の列を見かけては食べることをあきらめていました。
実は4月に売り始めたことを知らなくて、たまたま前を通りかかったときに看板が見えたので買うことができました。
今回は2個購入させていただきました。
1個500円!
高級豚まんです。
代金をお支払いして、しみだれ豚まんが入った袋を受け取ります。
受け取った時、ズシッとした重量に驚きました。
自宅に帰っていざ実食!
袋の中の豚まんはたれでしみしみ。
しみだれ豚まんの「しみだれ」の由来はたれを皮にしみ込ませることに由来します。
豪快にかぶりつかせていただきました。
口に入れるとジュワッとたれと肉汁が口の中に広がります。
餡のお肉もゴロっと入っており、噛み応えもしっかりとしていました。
筍やショウガ、豚がたっぷり入った餡とたれがたっぷりしみ込んだしみだれ豚まんは本当に美味しかった!
これは行列できるの納得だなあ。と一息つきながら思いました。
しみだれ豚まんを販売している【膳處漢ぽっちり】
膳處漢ぽっちりは京都の高級中国北京料理のお店で、呉服商の屋敷をリノベーションした建物です。
店名の膳處漢の膳所(處)とは、宮中の台所の意味です。
現在、滋賀県大津市に膳所と呼ばれる地名がありますが、その由来は、天智天皇が都を遷したときに、当地を御厨所に定めたからです。
陪膳(おもの=天皇がめしあがりもの)の所と呼ばれていたのが時代と共に呼び名が変わり、短く膳所と呼ばれるようになりました。
京都と北京の佇まいが似ており、中国宮廷料理の流れを汲む北京料理の台所に見立てて膳處漢と名付けられたようです。
ぽっちりとは舞妓さんの帯留めのこと。可愛い名前ですね。
膳處漢ぽっちりの詳細情報
- 【ランチ営業時間】:午前11時30分~午後3時(ラストオーダー午後2時)
- 【ディナー営業時間】:午後5時~午後10時30分(ラストオーダー午後9時30分)
- お問い合わせ: 075-257-5766
おしまいに
2020年から通販など、祇園祭でしか食べれない幻の豚まんがコロナウィルスがおさまることを願い現在販売されています。
外出自粛期間には「この機会にぜひ食べてみて!」と大きな声では言えませんが、近くまで足を運ぶ用事がある方は食べてみてはいかがでしょうか。
文章書いていると思いだしてまた食べたくなってきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。