学業の神様である菅原道真を祀る神社「北野天満宮」。修学旅行生に人気の観光スポットで、毎年多くの学生が訪れます。
また、境内には数多くの牛の置物が備えられているので、2021年といった丑年にも参拝者が多く訪れています。
そんな北野天満宮では、毎月開かれている「天神市」と呼ばれる人気のイベントがあります。
今回は、天神市について紹介します。ぜひ、京都観光のご参考になさってください。
北野天満宮天神市
北野天満宮で毎月25日に行われる天神市。東寺で行われる弘法市と並んで人気のイベントです。
天神市は多くの骨董品や古道具を販売していることから骨董市として知られています。骨董品以外にも食べ物を販売するお店も現れます。
お店の数は約1,000店とも言われており、毎回たくさんの方が訪れます。
北野天満宮の詳細情報
なぜ25日が天神市の日?
天神市が開催される25日は、北野天満宮で祀られている菅原道真にゆかりがある日。菅原道真が生まれたのは、845年(承和12年)の6月25日、そして亡くなったのが903年(延喜3年)の2月25日です。
だから、毎月25日をご縁日として天神市があるのです。
天神市の時間帯は?
早朝から夕方の午後4時頃までお店が現れます。雨が降っても天神市は開催されます。コロナウィルスの影響で実施の有無がわかりかねるので、ご自身で確認していただくことをおすすめします。
日没から21時までライトアップを開催
天神市が行われる日には、日没から午後9時まで、境内にある350の石燈籠と250の釣燈籠に灯りが灯され、境内のライトアップも行われます。普段とは違う幻想的な空間で特別な雰囲気を感じることができます。
天神市の天神って何?
北野天満宮は、菅原道真をお祀りする全国約1万2000社の天満宮・天神社の総本社。こちらは天神信仰の発祥の場所ということもあり、京都にお住まいの地元の方は親しみを込めて「北野の天神さん」「北野さん」「天神さん」と呼ばれています。