【滋賀】やさしい味の愛東茶に出会いました〜FarmTeaNotes〜

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このページでは、わたしがおとずれた京都の好きな場所について紹介・発見するサイトですが、京都に限定することなく、日本という大きなくくりで私が出会ったステキなものを紹介しています。

今回は、東近江市にある茶畑「FarmTeaNotes」を訪ねました。

それではまいります。

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愛東茶の茶畑をたずねる

今回、御縁をいただき、滋賀県東近江市にあるお茶農家の宮川さんを訪ねてきました。

宮川さんはこれまで、世界各地を周り、お茶について学ばれてきました。

その経験を活かし、現在はご自身の茶園「FarmTeaNotes」で愛東茶の栽培から加工まですべてお一人で行っています。

愛東茶を育てるFarmTeaNotesのようす

宮川さんの茶畑

茶の新芽がすくすくと育っている

今年は暖冬で、茶葉の育ちが例年と比べて早いそうです。

新芽が元気よく育っていました。

茶の新芽が収穫の時を待っています 茶の新芽が青々しい

宮川さんの茶畑から茶葉はおよそ1,500キロ収穫できるそう。

そこから加工していきますが、加工時にだいたい5分の1に茶葉が縮んで量が減るので、実際にわたしたちがお茶を淹れるときの茶葉の状態になるのは150キロ~300キロだと教えていただきました。

宮川さんのFarmTeaNotesの新芽もよう

また、わたしたちがよく聞く?

おそらく茶摘み体験をしたことがある方々は一度は聞いたことがある一芯二葉ですが、現在これを忠実に守っていることは限りなく少ないと教えていただきました。

茶の新芽を太陽が照らします

にょきにょき育つ茶の新芽

一芯二葉とは、写真の新芽の部分ですね。

柔らかい新芽の部分だけを収穫することをさします。

現在は、トラクターに乗って、一気にお茶の葉を刈っていくので、一芯三~四葉になっているということです。

品評会用などで手摘みで一芯二葉のみ集めることはあっても私たちが普段口にしているお茶は、まちがいなく一芯二葉ではないようです。

茶の実がポトポト落ちていました 茶の実がいくつも落ちています

また、茶の木の根元にはポトポトとたくさんの茶の実が落ちていました。

こちらの茶畑では化学肥料を使わずにお茶を育てられています。

この茶の実がそのまま落ちている状態は、昔だと茶畑がしっかりと手入れしていないとされていたようですが、茶の実がおちてる自然状態のままでお茶を育てられているという証拠でもあるんですね。

愛東茶を淹れていただきました

宮川さんのご厚意でさきほど見せていただいた茶園で収穫した茶葉を生成したお茶をいただきながらお話を聞かせていただきました。

3種類の愛東茶を飲む

宮川さんの3種類の愛東茶

奥から時計回りに、春番茶、一番茶、一番茶(萎凋)になります。

・春番茶

薄緑色でとても飲みやすいです。
青々しく春を感じる味でした。

・一番茶

一番茶は3種類の中ではいちばん味が強く出ていました。
冬に蓄えた栄養がいっぱい詰まった新芽の味でしょうか。
渋みや甘味・・いろんな味が混ざっていましたよ。

・一番茶(萎凋)

香りがとても甘くて特徴的です。
味は一番茶と同じですが、花のような良い香りがして、飲み干したお茶碗にも甘い香りが残っていました。
萎凋(イチョウ)については後述します。

この愛東茶に共通して言えるのが渋みがあまりないという特徴があります。

煎茶なので、高温のお湯でお茶を淹れますが、熱々の煎茶を口に入れると渋みより甘味が目立つ優しい味がします。

宮川さんの茶に対する愛情・やさしさがそのまま味に出ていました。


現在、宮川さんが作る愛東茶は滋賀県東近江市の道の駅【あいとうマーガレットステーション】で購入することができます。

あいとうマーガレットステーションの詳細情報

営業時間 9時00分~17時30分
定休日 火曜日
お問い合わせ TEL:0749-46-1110
住所 〒527-0162 滋賀県東近江市妹町184-1

生産者に聞く美味しい愛東茶の淹れ方

「特別なことは何もしてないんです」

と宮川さんは笑いながら答えてくれました。

「沸騰したお湯をちょっと冷まして・・・その程度ですよ(笑)」

淹れていただいたお茶は本当に美味しかったです。

普段から急須でお茶を淹れていると、このちょっとお湯を冷ましたり、少し時間をおいてなどいい具合が自然とできるようになると思うんですよね。

わたしのように普段から、ペットボトルのお茶ばかり飲んでいると、なかなかこうはいかないでしょう。

また、お茶に対する思い入れや愛情が強いから美味しいお茶を淹れることができるのかなあとも思いました。


以前宇治の茶農家さんにお茶をいただく機会がありました。

その方は急須に茶葉をバッと淹れて、その上から、ポットのお湯をドバドバ注ぎ、急須をぐるぐる振って、お茶碗にお茶を注いでくれました。

一見雑に見える淹れ方に見えますが、茶農家さんは自分の作ったお茶を誰よりも知っているからこそ、お茶を最も活かして美味しく入れることができるのでしょう。

今回もそんな風に感じました。

宮川さんは土作りから加工まで一貫して行っているので、お茶を淹れるいい具合がわかるのかなあと。

「特別なことは何もしてないんです」と言いつつ、沸騰させたお湯をお茶碗に注いで、それを急須に注ぎます。お茶碗に注ぐことで10度ほど温度が下がるので・・・とお茶の淹れ方をレクチャーしていただきました。

ありがとうございます。

「渋みが少ない」愛東茶の特徴・生成方法

愛東茶を飲んで思ったことは渋みが少ないんですね。

一番茶でも渋みが少ない。

FarmTeaNotesの愛東茶一番茶(萎凋)

また、今回いただいた一番茶(萎凋)は、香りを出したくて生成方法を変えているとのこと。

酸化発酵させる方法の一つとして「萎凋」という作業が行われており、俗にいう花のような香りをつけるために一晩から一日かけて、茶葉を萎(しお)らせる工程をさします。

昔はこの花のような香りというのはお茶に自然についていたという話に驚きました。

茶農家さん

昔は今のような製茶設備がなかったので、自然にこのような香りがついていたようですが、製茶設備が発達したことで、この香りがなくなりました。

製茶設備が発達して、茶葉を摘めばすぐに加工できるようになったことで、花のような良い香りがなくなったなんて・・・便利に?なったことにより失われたものもあるんですね。

そして、萎凋についても少し詳しく話を聞かせていただきました。

萎凋(いちょう)は酸化発酵の一種なんです。
紅茶を加工する際も酸化発酵させますが、あれは茶葉を傷つけて、温度を管理して・・・ってします。

茶葉が蒸(む)れないように気をつけながら風を送り、徐々に萎(しお)れさせていきます。
それも、茶葉が枯れないように気を配りながら、均一に萎(しお)れさせていくとなると、手間がかかるので量が作れなくって・・・

大変な努力で生まれた特別な愛東茶をありがたくいただきました。

烏龍茶(ウーロン茶)もいただきました

「烏龍茶(ウーロン茶)も興味あったりします?去年試作したものがあるんですけど・・」

またまた、ご厚意に甘えてお茶をいただきました。

先ほど美味しい愛東茶をいただいたので、期待が膨らみます。

FarmTeaNotesの烏龍茶

おいしい!

こちらも春一番(萎凋)と同じく、口元まで茶椀を持ってくると、あま~い香りがふわっと香ります。

こちらの烏龍茶(ウーロン茶)を作るのにとても苦労されたようで、土作りから5年の歳月をかけて作られた茶農家さんの努力の結晶。

このとても甘い香りがする烏龍茶(ウーロン茶)ができるまで、どのような努力をされたのか、むずかしい点をお聞きしました。

この烏龍茶(ウーロン茶)の生成は全部難しくて・・
烏龍茶用の茶葉を育てるには動物のフンなどの動物系の肥料を使ってはダメなんです。お茶の様子を見ながら、植物系の肥料のみで育てるんです。

香りを出したい場合は、肥料とかの栽培管理が緑茶とは全然違うので、この香りを出すまで・・・けっこう頑張りました。

同じお茶なので、製茶方法だけ変えればいろんな種類が違うお茶が作られるものだと思っていましたが、「こんな味にしたい」「香りをつけたい」という気持ちで土作りや育て方まで、大変な努力をされていることが感じられました。

この宮川さんの烏龍茶(ウーロン茶)と本当に美味しくて。

温度を下げないで淹れると、5杯以上は飲むことができるとのこと。

今回、楽しいお話をする間、何杯もいただきましたが最後まで美味しくいただきました。

茶農家さんにQ&A

ここからは、これまで世界中でお茶について学ばれてきた宮川さんとに質問した会話をわたしが覚えている範囲内で書いていこうと思います。

これまで様々な経験をしてきた特別な茶農家さんの話に私自身とても興奮しました。

海外の茶畑はスケールが違う?

まめたこ

海外の茶畑はスケールが違いますよね。
いつか中国・台湾の茶畑に行ってみたくって。

 

海外は茶畑の感じが日本とは違います。
まだ手摘みの茶園も結構あり、そこは茶園の仕立て方から違います。

インドとか行くと、葉っぱの感じも日本と比べて全然違います。
葉っぱは手のひらサイズなんですよ。

なので、茶園を見ただけでは、「えっ、これ茶園?」みたいな感じで、茶園ごとにいろんな風景が見れます。

 

 

まめたこ

でかいですよね。
中国や大陸の茶葉って。

日本の茶葉は小さいですが、これは日本に来て品種改良などして小さくなったということですか?

 

中国の茶葉の品種は元々小さいものなんです。
お茶の原産地って中国と言われていますが、厳密には中国の南方で中国・ラオス・ミャンマー、、、あたりの山々。その辺一帯がお茶の原産地という感じです。

そこには、山一帯がお茶の森になっていて、未だにお茶の木に登って茶葉を採っている方々がいます。

 

まめたこ

山が全部茶の木・・・

茶の木に登るって、そんなに大きいものなんですか?
想像がつかないです。

 

お茶の木は2メートル以上。

わたしたちの身長の2倍はありますね。

茶の木に登って、茶葉を摘んではかごに入れ・・って。

日本と全然文化が違いますよね。

 

 

まめたこ

いつか茶の木に登って茶葉を積む体験をしたい。。。

中国ではお茶は漢方?趣向品?1年がけの旅・・・

 

まめたこ

実は先日、大阪にある少彦名神社(すくなひこ神社)に行ってきました。神農さんという世界で初めて茶を発見した中国の神様で、漢方薬としてお茶は使われていたと聞きました。

中国ではまだ漢方薬としてお茶は飲まれていますか?

今は趣向品となっています。
ただし、文化大革命がおこるまでは道路が整備されず、車で行けない場所では重要な薬だったと思います。

先ほど話した茶の生産地からモンゴルまで続く道があるのですが、馬と人で歩いて運んでいました。ずーっとそこを歩いて、一年がけの旅ですね。

現在は、車の道路ができたようですが、それまでは茶を摘んで旅していたんです。

まめたこ

茶を摘んで、運んで、加工して・・・

実際にわたしたちの元に届くまで、本当に大変だったんですね。

海外のどこのお茶が良かったですか?

まめたこ

海外のどこのお茶が印象に残っていますか?

台湾のお茶農家さんに8年ものの烏龍茶を飲ませていただいたのが衝撃的でした。

緑茶だと新茶が美味しいとされていて、年が建つと美味しくなくなりますが、烏龍茶は逆なんです。

時間が経てば経つほど、味や香りが熟成されて良くなります。

酸素に触れないように保存しておき、毎年火入れをしていくと、徐々に香りや味が変化していきます。

まめたこ

発酵して、どんどん良くなるということですか?

いいえ、発酵した後の話ですね。

何が起こっているのか調べましたが、なかなかいい情報がそろっていなくて・・・

いただいた烏龍茶は砂糖菓子のような、甘くて香ばしい香りがして、とても衝撃的でした。

 

まめたこ

奥深い世界ですねえ。

私の質問はここからもうしばらく続くのですが、すべて丁寧にお答えいただきました。

いやあ、専門家にはなしを聞くのは本当におもしろいです。

おしまいに

いかがでしたでしょうか。

今回は、滋賀県東近江市のお茶【愛東茶】についてご紹介しました。

そして、お茶農家の宮川さんから貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。

普段聞けないお茶の話はとても面白くて、やっぱり現地に出向かないと得ることができないものってあるんだなーとあらためて思いましたね。

なんでもそうですけど、わたしたちが普段何気なく使っているものや食べているものって、手元に届くまで多くの工程・手間がかかっています。

こんなはなしはなかなか聞けないわけで。本当にいい機会をいただきました。

ありがとうございます。

次回は都合が合えば、製茶風景も見せていただけるそうで楽しみです。

もし、それが実現すればご紹介しますね。

コロナウィルスの影響で、自宅にいる方も多いと思います。

自分の家の中でできることで、普段の生活を少し変えてみようかな。

急須でお茶を淹れる・・・

心も身体も温まりそう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

まめたこ(Mametako)

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この記事を書いた人
Kaoru

京都在住。京都で生まれ、世界・日本を転々とした後5年前から京都に戻り住んでいます。京都が好きで週末はよく観光しています。数年前に京都検定3級を取得しました。京都観光や京都旅行の役立ちそうな情報を発信します。京都観光とは別にユーモラスな記事やジョークなども発信しています。

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