正伝寺(正伝護国禅寺)について(見どころや駐車場、拝観料など)

京都観光

この記事では、京都市北区にある世界的ロックスター(David Bowie/デヴィッド・ボウイ)が涙を流すほど感動した枯山水庭園で有名な正伝寺について紹介します。見どころや駐車場情報、拝観料など観光で訪れる際に役立つ情報をまとめています。

正伝寺の概要

正伝寺(正式名称:正伝護国禅寺)は1273年(文永10年)に鎌倉時代中期の臨済宗の僧東巌慧安(とうがんえあん)が自分の師である南宋の兀庵普寧(ごったんふねい)を創始者として建てられたお寺がはじまりとされています。

元々烏丸今出川付近にありましたが、東巌慧安達の評判を羨む聖護院執事の寛朝僧正、比叡山衆徒らによって跡形もなく壊されました。しかし、1282年(弘安5年)に賀茂の祠官森経久が現在地に荘園を寄付したことにより再建され移転しました。

また、その後応仁・文明の乱により焼失したことで荒廃することになりましたが、豊臣秀吉・徳川家康の尽力によって再建しました。

東巌慧安は正伝寺を建てる際に、亀山天皇の許可をいただき、また1323年(元亨3年)には後醍醐天皇の勅願所(時の天皇・上皇の勅命により、鎮護国家・玉体安穏などを祈願するお寺や神社)となるなど皇室からも厚い信仰を受ける場所でした。

正伝寺の見どころ

正伝寺の見どころについて、一部まとめましたのでお読みください。

比叡山を借景とした「獅子の児渡し庭園」

正伝寺の枯山水庭園は江戸時代前期に小堀遠州によって作庭されたと伝えられています。方丈前に広がる枯山水庭園は比叡山を借景といて作られており、白砂にサツキの刈込で右から7・5・3が表現されているシンプルな様式です。

小堀遠州の作品の一つに南禅寺方丈庭園が挙げられますが、それが虎の子渡しの庭というのに対して、正伝寺の庭園は獅子の子渡しの庭園と呼ばれています。現在の庭園は作庭師重森三玲氏によって修復された姿です。庭園の白壁の向こうには紅葉の木が植えられており、秋にはより美しい景色に出会うことができます。

世界的に人気のロックミュージシャンDavid Bowie(デヴィッド・ボウイ)はこちらの枯山水庭園を鑑賞した時に涙を流したという逸話が有名です。David Bowie(デヴィッド・ボウイ)は1979年に京都の企業宝酒造のCMに出演していましたが、撮影地に彼の強い希望により正伝寺が選ばれたといわれています。

ちなみにCMの為に書き下ろされた曲「クリスタルジャパン」はDavid Bowie(デヴィッド・ボウイ)が正伝寺の体験をモチーフとなっています。

伏見城遺構の方丈と血天井

正伝寺の方丈は南禅寺の塔頭である金地院の小方丈が移されたもので、金地院の小方丈となる前は伏見桃山城の御成殿の遺構を移したものだと伝えられています。方丈の各部屋にある襖絵は1605年頃(慶長10年)に伏見城本丸御殿を修理した際、徳川家康の命により狩野山楽によって中国杭州西湖の景色が描かれています。

方丈の血天井は関ヶ原の戦いの直前に伏見城にたてこもった徳川方の重鎮鳥居彦エ門元忠以下、三百八十余名が落城の際に割腹した廊下の板を天井としたものです。

写真撮影の注意事項

三脚を使用して写真撮影をすることは禁止されています。また、方丈の内部を撮影することはできませんのでご注意ください。

正伝寺の混雑具合

正伝寺は京都市北区にあり、観光エリアから離れた場所に位置しているので、観光客で混雑することはありません。

正伝寺のアクセス情報

京都市バス停「神光院前」で下車して徒歩約15分進むと正伝寺に到着します。

正伝寺の駐車場情報

正伝寺には参拝者用の駐車場があります。門の前と奥部分が駐車スペースとなっており、15台分停めることができます。駐車場の利用は無料です。

正伝寺の基本情報

  • 名前:正伝寺(しょうでんじ)
  • 住所:京都府京都市北区西賀茂北鎮守菴町72
  • 電話番号:075-491-3259
  • 拝観料:400円
  • 所要時間:60分
  • 創建:1273年
  • 本尊:釈迦牟尼仏
  • 宗派:臨済宗南禅寺派
京都観光

応援よろしくお願いします!励みになります☆

にほんブログ村 旅行ブログ 京都旅行へ  にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 京都(市)情報へ  にほんブログ村 旅行ブログへ

にほんブログ村

この記事を書いた人
とうふ&わかめ

京都在住の社会人カップル「とうふ」と「わかめ」が京都観光・旅行のお役立ち情報を発信しています。お休みの日、京都で出会ったちょっとした幸せや京都観光、京都生活の参考になりそうな情報をゆるっとシェアします。ゆるりまったりと気ままに更新。記事作成やお店紹介などお気軽にお問い合わせください。お問い合わせはこちら

とうふ&わかめをフォローする
シェアする
京都観光のお役立ち情報【京都まめ手帖】