「東寺でできることが知りたい」
「東寺を訪れるならいつ?」
「五重塔以外の見どころは何?」
という方におススメです。
ご参考になさってください。
世界遺産 東寺
平安遷都と共に建てられた東寺はJR京都駅の南側にあるお寺。
弘法大使空海に所縁があり、五重塔や御影堂など見どころがたくさんある東寺は平成6(1994)年に正解遺産に登録されていました。
空海の命日である3月21日にちなみ、毎月21日には弘法市と呼ばれる骨董市が行われたり、季節によってはライトアップが開催されます。
東寺について
京都駅から歩いてすぐにある東寺(正式名称:教王護国寺)は京都を代表する観光地のひとつ。
桜や紅葉の名所として観光シーズンには多くの人々が訪れます。
東寺は平安京と共に約1,200年前に国立の寺院として建てられており、現在では唯一残る平安京の建築物となっています。
元々、東寺と西寺セットで点てられたと伝えられていますが、西時は律令体制が衰退する中で無くなり、現在では東寺のみが残っています。
東寺はこれまで財源が失われたり、戦乱に舞い込まれてきたことで、荒廃と再興を何度も繰り返してきました。
東寺の見どころ
五重塔
五重塔は826年に弘法大使空海が金堂を建てた後に、建築に取り掛かりましたが、存命中に完成することなく、空海の死後、50年経ってから完成しました。
日本一の高さを誇る木造塔とされており、その高さは54.8m!
何度も焼失を繰り返してきた五重塔ですが、現在のものは徳川家光によって1644年に再建されたものです。
南大門
1601年に三十三間堂の西門として建てられたものが1895年に東寺の南大門として移築されました。
南大門は当時の門の中で最も大きく、高さ約13m、横幅約18m、桃山建築の特色を感じ取ることができます。
金堂
朝廷が造営する官寺として、国立のお寺にふさわしい立派な建物として、東寺・西寺が建立された際に、建てられました。
完成してから600年以上の間、鵜風堂々とした姿を残していましたが、文明18(1486年)の土一揆によって焼失してしまいます。
焼失から約100年後、関ヶ原の合戦の後に再建しました。
この際に、本尊薬師如来、日光菩薩、月光菩薩が誕生。
昭和40(1965)年に金堂は一般に公開されはじめ、現在は金堂内を拝観することができます。
東寺の代表的なイベント
東寺では1年間を通して様々な行事が行われますが、その中でも代表的な行事を紹介します。
ライトアップ
桜と紅葉の名所である東寺では毎年、春と秋にライトアップを行います。
ライトアップ期間中は境内が暖かく照らされ、日中とはまた違った雰囲気の中で桜や紅葉鑑賞が楽しめます。
弘法市
弘法大使空海の命日3月21日から、毎月21日に弘法市、弘法さんと呼ばれる骨董市が開催されます。
1,200店以上の様々なお店が境内に並び、早朝から夕方までたくさんの人々で賑わう京都の代表的なイベントのひとつ。
東寺で体験できる写経
2023年に行われる真言宗立教改宗1200年讃大法会に向け、国宝である金堂や五重塔の部分修理や御影堂の檜皮葺の葺替えが行われます。
この慶讃大事業を無事終えることができるように願い、写経を納めてください、という活動が現在行われています。
写経を行う場所は食堂。
お寺の食堂は祈りの場所とされ、般若心経を一文字、一文字丁寧に映すことで、仏心と向き合えますよ。
こちらで完成させた写経は国宝である五重塔に永らく保管されます。
写経の詳細情報
開催時間 | 9:00~15:00 |
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料金 | 2,000円 |
開催場所 | 東寺 食堂 |
問い合わせ | - |
公式ホームページ | https://toji.or.jp/shakyo/ |
東寺の駐車場について
境内には約100台分の駐車場があります。
営業時間 | 8:30〜17:00(定休日:毎月21日) |
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料金 | 大型バス:2,000円/2時間 自家用車,タクシー:600円/2時間(2時間以降は1時間ごとに300円) バイク:200円/2時間(2時間以降は1時間ごとに100円) |
場所 | 東寺境内 |
問い合わせ | TEL 075-691-3101 |
備考 | ※新春特別拝観中は特別料金 |
公式ホームページ | https://toji.or.jp/access/ |
東寺の詳細情報
拝観(開門)時間 | 5:00~17:00(金堂,講堂/8:00~17:00、宝物殿,観智院/9:00~17:00) |
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拝観料金 | 御影堂,食堂/無料 金堂,講堂/500円、観智院/500円(3つ全ての共通券/800円) |
場所 | 東寺(教王護国寺) |
問い合わせ | - |
公式ホームページ | https://toji.or.jp/ |