龍安寺の石庭・枯山水の方丈庭園[室町時代創建]についてわかりやすく解説

このページでは、世界遺産に登録されている龍安寺の代名詞である石庭についてわかりやすく紹介させていただきます。

日本だけでなく、エリザベス女王が訪れて絶賛したことで世界的に有名な石庭。京都を訪れた際におすすめのスポットです。

龍安寺の代名詞である石庭について

龍安寺の石庭は、世界的に有名ではありますが誰が作成したのわからない庭で、作成意図についても不明です。そのおかげで、石庭から何を感じるのかは見る人によって変わります。解釈は石庭を見る人に委ねられており、方丈の縁側には龍安寺の石庭をじっと見つめる人々をよく見かけます。

石庭には15個の石が配置されており、全ての石を同時に眺めることができません。すべての石を同時に見れない石庭のかたちは、「自分の中に何が欠けているのかを考えるため」や「満たされた状態を目指して精進しなさい」という教えだとも言われています。

石庭以外の見どころ

知足の蹲(つくばい)

石庭以外にも見どころがあります。石庭がある方丈の北側には、銭形の蹲(つく倍)があります。この蹲(つくばい)は、「知足の蹲(つくばい)」と言われており、中央の水穴を口という字の部分を利用されています。

文字がぐるりと刻まれており、我唯足知(われただたるをしる)と読むことができます。この言葉はお釈迦様の教えで、この蹲(つくばい)は、「太平記」を借りた徳川光圀(水戸黄門)が寄進したものと言われています。

蹲(つくばい)の近くには、侘助椿(わびすけつばき)が植えられており、春に美しく咲きます。こちらの侘助椿は、豊臣秀吉が褒め称えたお花です。

鏡容池(きょうようち)

龍安寺が徳大寺家の別荘だった時代から残っている歴史ある池「鏡容池」。平安時代には、貴族が遊んでいた場所とも言われており、オシドリの名所だったこともありオシドリ池という別名がついていました。

現在は、鴨やサギの姿を見かけることがある自然豊かな場所で、春は桜や雪柳、夏は杜若(カキツバタ)、睡蓮、秋は紅葉、そして冬は梅擬(ウメモドキ)といった春夏秋冬で美しい景色を楽しむことができます。

龍安寺について

京都市右京区にある龍安寺は、京都駅からバスで30分ほどの場所にあります。(詳しいアクセス方法はこちら→京都駅から龍安寺へのアクセス方法まとめ)

こと京都の文化財の一つとして世界遺産に登録されている龍安寺は、1450年(宝徳2年)に徳大寺家の別荘を細川勝元が譲り受けて建てられたお寺で、妙心寺の僧である義天玄承(ぎてんげんしょう)が開山しました。別荘を譲り受けた細川勝元といえば、応仁の乱で足利義政がわの東軍の主将をつとめた人物として知られています。

応仁の乱により龍安寺は焼け落ちてしまいますが、細川勝元の息子である細川政元が再興しましたが、その時に方丈が建てられ、石庭も造られたのです。

しかし、方丈は1797年(寛政9年)に焼失してしまいました。現在、わたしたちが姿を見ることができる方丈は、江戸時代の初期に建てられた西源院の本堂として使われていた建物が移築されたものです。

西源院は、龍安寺境内にある塔頭で、精進料理をいただくことができます。(西源院を食べログで確認する)

七草湯豆腐が人気です。

龍安寺の詳細情報

  • 名前:龍安寺
  • 住所:京都府京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13
  • 電話番号:075-463-2216
  • 詳細情報:http://www.ryoanji.jp/