大学生が引きこもりにならない方法・引きこもりになる原因

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この記事では大学生の引きこもりが危険な理由や引きこもりにならない方法を紹介します。現在、大学生を目指している方や大学に在学中の方におすすめです。

京都は学生の街と言われるほど学生が多い場所です。もし、京都で「自分は引きこもり学生」だと感じている方はぜひ最後までお読みいただき、役立ててください。

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大学生の引きこもりは危険?

大学生の引きこもりは危険だと思いますか?京都は大学の数が40校を超えていますので、一人暮らしをしている学生も多くいるでしょう。引きこもりは本人が気づきにくい上、周りも気づきにくいです。ですから、本格的に引きこもってしまうまで誰にも気づかれにくいことが危険と言われる理由です。

大学は自分で授業スケジュールを決めることができる上、出席するのも高校までと違い比較的自由です。先生からも「授業を受けなさい」と強く言われることはありません。

今日も休もう、今日も休もうと癖付いてくると、引きこもりが習慣となり、卒業も就職もできない状態になっていることもあります。

引きこもりは危険

大学生は自由だから引きこもりに気づかれにくい

大学生は、毎日学校に通う小中高生や毎日会社に通勤する社会人とは違い、「毎日同じ時間に何かをする」が絶対ではありません。授業もライフスタイルも自由に時間を使えるのが大学生の魅力と言えます。

しかし、自由が仇となり、引きこもりになっても周りの人に気づかれにくいです。また、周りに気づかれないことで、自分自身でも「授業をさぼっているだけ」と思いがちです。自由であるがゆえ、メリットもデメリットも存在する環境と言えます。

授業やサークルに出なくても気づかれにくい

大学生が講義を受けて出席を取られることはあまりありません。必修科目やゼミなど自分がいなければ気づかれる講義以外の選択科目においては出席について厳しくないことがほとんどです。

単位だけ取れば、講義の出席回数について評価しないものもあるので「大学に通わなくてもいい」と家にこもりがちとなってしまう学生もいます。

また、大学生の醍醐味であるサークル活動にしても誰かに言われて始めるものではなく、タイミングを逃したり、友達がいなければ途中で入ることが難しくなります。

サークル活動は一見はしゃいでいるだけのものだと思われがちですが、誰かと会話しあり、活動することでストレス発散となることが多いので、自分の性格や興味に合ったサークルに所属することをおすすめします。

遊びや楽しみだけでなく、サークルに所属している先輩から講義の内容やテスト対策、ゼミについてなど教えてもらうことができます。大学では部活などに所属しないと縦社会の関係性を作るのが難しいこともあるので、自然と先輩と知り合い、仲良くなるサークルは大切です。

引きこもると就職できなくなる

大学生で引きこもりになると、就職できなくなる可能性があります。講義やサークルなど大学に通うことがめんどくさくなり、徐々に外に出ること自体が嫌になってしまえば、就職活動時期にも就職することができなくなるかもしれません。

最悪の場合、卒業しても就職先が見つかっていない状況となる恐れもあります。また、就職ではなく卒業できなくなる可能性もあります。

大学生の引きこもりの原因は?

大学生の引きこもりの原因で主なものをまとめました。引きこもりの原因は1つではありません。以下で1つでも当てはまる場合は、引きこもりになる恐れがあるので、注意が必要だと言えます。ご自身の大学生活と比較して読んでみてください。

一人暮らしが不安

大学生になり一人暮らしを始める方もいるでしょう。それまでは親の目の届く場所で生活していたと思われるので、食事や洗濯、掃除などで不自由を感じることなく生活していたかもしれませんが、一人暮らしを始めたことで、やらなければいけないことが増えると思います。

その一方で、親の目がないため、大学など気軽に休むことができるようになります。「大学の講義に出席する」「アルバイトに行く」といった目的をしっかり持たないとずっと家から出ない生活を送る恐れがあります。

将来に対する不安

「大学を卒業してからの自分の姿を思い描けない」「将来したいことが見つからない」など将来に対する不安や悩みが大きい場合、引きこもりになってしまう可能性が高いです。同級生と自分を比べたり、卒業間近になって大学生活で何も得るものがなかったと感じてしまうと引きこもってしまう可能性が高いです。

大学やバイト先での人間関係の不安

大学生になると決まった講義がなくなる他、時間の使い方が自由となり、交流する人も自分次第となります。大学生になると「自分の好きな人としか付き合わなくて良くなる」という言葉を聞くこともあると思いますがそんなことはありません。

大学のゼミや必修講義、バイト先やサークルなど人間関係は高校生までと比べるとより深く、複雑になります。人間関係で問題が起こると、大学生活に大きく影響することもあるので、人間関係が疎かにならないように注意が必要です。

引きこもりにならないためにやるべきこと

引きこもりにならない、もしくは現在引きこもりとなっている大学生がやるべきことをまとめました。わたし自身大学生の頃に引きこもりを経験したので、当時の自分にどのようなアドバイスをするのかを考えて紹介します。

  1. 大学以外でコミュニティや趣味を作る
  2. お家時間を充実させる
  3. 家族や友達に相談する
  4. 楽観的な考える
  5. 休学・退学する

大学以外でコミュニティや趣味を作る

大学生は大学に通うことが目的だという考えを捨てましょう。バイト先や大学外での活動に身を入れることも大事です。大学で居場所がなくなる、やりがいがなくなると途端に大学生活全体が「終わった」と考えてしまいがちですが、大学だけがあなたの居場所ではありません。

テニスなどスポーツサークルを探せば、大学以外にも存在するでしょうし、カメラ(スマホ)を持って街に繰り出して散策するのも良いでしょう。

わたし自身、大学に通っている時に引きこもりとなりましたが大きな原因は「大学内に自分の居場所がなかった」ことが大きいと今は思います。

大学以外に「自分を発揮できる場所やモノ・コト」があれば精神的に楽だったと思います。大学の友達や知り合いがいない環境を持つことも引きこもりとならない対策の一つだと考えます。

京都でおすすめのコミュニティや趣味

京都は日本文化が詰まった街です。日本的な趣味には困りません。華道や茶道、または着物の着方を覚えて、着物で京都散策すれば非日常な特別な時間を過ごせます。時間があるのなら神社やお寺を訪ねてSNS映えする場所を探すのも良いでしょう。

お家時間を充実させる

引きこもってしまうと、「外に出なくちゃいけない」と考えがちですがそんなことはないです。家の中で何かできることはないか考えるのも「引きこもりマインド」から脱却する有効な手段だとえいます。毎日、充実した1日を家の中で過ごすことができれば、自然と「外に出たい」という気持ちが芽生えるかもしれません。

コロナウィルスの影響で、オンラインでのサービスが充実している昨今、自分がしたいと思える、興味が持てるサービスに家にいながら出会える可能性も増えたと言えます。

わたしが大学生の頃、引きこもっていた時期は海外ドラマをずっと見ていましたが、現在はAmazon primeやオンライン英会話など選択肢が増えましたね。

家にいる時間で将来役立つことが身につくことができれば、今後の将来の不安も少しは解消することができます。

家族や友達に相談する

もし自分が「引きこもっているかも」という気持ちが少しでもあるなら、1人で抱え込まないことが重要です。自分だけで考えても引きこもっている状態なら良いアイデアや考えが浮かぶことは少ないです。家族や友人に相談することは勇気がいることですが、相談することで解決することが期待できます。

わたしは、大学生の頃、家族関係も悪く、信頼できる友人もいなかったですが、学生部の教員さんに相談することで引きこもりを解消することができました。京都であれば、お寺に相談しても良いアドバイスがもらえそうですね。

楽観的な考える

将来のことなど考えても自分ではどうしようもできないことはこの世の中に数多く存在します。悩んで考えるのは自分がどうにかできる領域だけにする、それ以外は何かしら良い方向に動くといった楽観的な考えを持つことができれば引きこもりにならなくなるかもしれません。

大学生の頃にとんでもなく悩むことも社会人になれば「なんであんなことで悩んでいたのだろう」と思えるようなことはいくつもあります。

休学・退学する

4年で大学を卒業することは良いことです。しかし、4年で卒業しなくとも大丈夫です。わたしは7年かけて大学を卒業しました。理由は2年間の休学と単位取得です。

その当時のわたしは、4年生の頃に「大学生活で何も得たものがない」「この状態で社会に出るのが怖い」という気持ちとどんどん就職先が決まってゆく友人と自分を比べて落ち込み、引きこもってしまいました。

最終的に学生部に相談し、2年間休学する選択を選びました。この判断が現在の自分を形成するのに大きなターニングポイントとなったと今は思っています。休学中に茶道を始め、大学以外で興味を持つこと、そして人間関係が増えましたし、2年間障がい者施設でボランティア活動を行ったことで「自分より弱い方たちの立場で物事を考えること」「物事を多角的に考えること」が見につきました。

大学を4年間で卒業しないことは勇気がいる選択かもしれません。しかし、時には4年以上大学に通い学ぶことで今後の人生が豊かになることがあることを知っていただきたいです。また、大学以外で自分の行き方や将来の目標が見つかれば、退学するという選択肢をとっても良いと思います。

大学は何歳からでも入学することができますし、社会人を経験してから大学に通うことになれば「〇〇を学びたい」という強い意志を持って大学に入学することができるかもしれません。

引きこもりの注意

一度引きこもりになると社会復帰することが難しくなります。外に出ることや誰かに会うことが怖くなったりします。引きこもりが原因でコミュニケーションがうまく取れなくなることもあります。

引きこもりは自分1人だけでは気づきにくく「大学に通うのが面倒」「友達に会うのがしんどい」など軽い気持ちで始まりますが、徐々に恐怖につながってしまう恐れがあります。

友達と連絡をとったり、バイトやカフェで勉強するといった外に出る理由をつけて適度に社会との関わりを持つことが予防となります。

無理やり人間関係を構築したり、活動エリアを広げることは精神的にストレスを受けることもあるかもしれないので、1人で散歩したり、身体を動かしたりするのもリフレッシュにおすすめです。身体を動かすのは悩みを和らげたりストレス発散に最適な方法です(お金もかかりません)。

おしまいに

引きこもりとなってしまっても人生が終わってしまうことはありません。また、引きこもりを経験したからこそ「引きこもりで悩んでいる人の気持ちがわかる」といったプラスの部分になることもあります。ただ、それは今となって言えることかもしれません。

わたし自身大学生の頃に引きこもりとなっている時期は何事もポジティブに捉えることが難しかったです。大学生の頃は親やバイト先、大学の先生以外大人がおらず相談する相手、お手本となる相手が少なかったことも自分はストレスを受ける原因となっていました。

何事に対しても答えが見つからず一歩踏み出す勇気が生まれませんでしたが、休学という選択をしたことで徐々に引きこもりから脱却することができましたし、「何かアクションを起こす」というのが本当に大切だったと思います。

上記で引きこもりにならないためにやるべきことなどを参考に、現在引きこもりで悩んでいる大学生の方は何かしらアクションを起こしてもらいたいと思います。

また、わたしでよければ相談に乗ることもできますのでお気軽にお問い合わせから連絡ください(返信は遅いかも)

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この記事を書いた人
Kaoru

京都在住。京都で生まれ、世界・日本を転々とした後5年前から京都に戻り住んでいます。京都が好きで週末はよく観光しています。数年前に京都検定3級を取得しました。京都観光や京都旅行の役立ちそうな情報を発信します。京都観光とは別にユーモラスな記事やジョークなども発信しています。

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