この記事では舞妓さん・芸妓さんに人気の祇園の老舗カフェ【切通し進々堂】について紹介します。
- 「祇園のおすすめのカフェが知りたい」
- 「祇園で京都らしいカフェに行きたい」
という方におすすめです。ご参考になさってください。
切通し進々堂は舞妓さんに長年愛される老舗のカフェです。可愛らしいメニューや営業時間など詳しくお伝えします。
京都の舞妓さん・芸妓さんに愛されるカフェ【切通し進々堂】
切通し進々堂は京都の人気観光地祇園にある1960年創業のカフェで、長い間、花街で活躍する芸舞妓さんや祇園南座で活躍する役者さんたちに長年愛され続けています。
地元密着型のカフェかと思いきや、常連さんでなくても、お一人でも気軽に入ることができますよ。
店内には芸舞妓さんの名前が描かれた団扇(うちわ)がずら~っと飾られており、京都っぽい雰囲気に浸れます。
芸舞妓さんたちが店内で食事されるときはお店のドアに「準備中」と紙が貼られるとか貼られないとか。
切通し進々堂の舞妓さんが愛するメニュー
玉子のサンドイッチ美味しかった。
亭主さんは注文が入ってから、キュウリを切る音が店内に心地よく流れる。
細かく切られたキュウリとふわっとしたたまごの触感が何とも。本当に美味しい。
ボリュームがたっぷりなのも嬉しいです。
こちらトマトとキュウリがすっきりとした味わい。
そして、ぜひ試していただきたいのがいくつもの種類があるフルーツジュース。
切通し進々堂のフルーツジュースは、注文が入ってからミキサーを使って果実から作られます。
フルーツを飲んでいるような、しっかりとしたフルーツジュース。
夏の暑い日に最高ですよ。
舞妓言葉から生まれた「みどり~の」「あかい~の」
舞妓さんの舞妓言葉から店主が名付けたゼリーが店頭で販売されています。
昔ながらの固めのゼリーで、甘すぎないのも個人的に好きなところ。
お土産におススメですね。
切通し進々堂では京都祇園の名物【福玉】が購入できる
福玉は祇園の年末年始の風物詩です。
福玉とは元々、舞妓さんたちに配られるお正月の縁起ものでした。
年末に舞妓さんたちがお世話になっているお茶屋さんに挨拶に行くとお客様から預かっている福玉を舞妓さんは受け取っていました。
この福玉の数で舞妓さんの人気具合がわかったとされています。
現在は、一般の方のほうが購入しているそうで、切通し進々堂では毎年600個ほどの福玉を作られています。
観光客のお土産としても人気なようですよ。
福玉の中身は、新年の干支や宝船や七福神といった縁起の良い物が入っています。
年末に福玉を購入して、除夜の鐘を聞いてから割り、中の縁起物を取り出します。
表面の皮はお餅でできているので割れないように注意して保管しなくちゃいけないですね。
福玉のお値段
祇園の巽橋からすぐ近くの「切通し進々堂」では、5,250円の大玉(7寸)、3,670円(6寸5分)と2,625円(6寸5分)の3種類の福玉が購入できます。
切通し進々堂の店頭には、有名人がサインしている福玉も並ぶ。
祇園 切通し進々堂の詳細情報
営業時間 | 午前10時~午後4時 |
定休日 | 月曜日 |
住所 | 京都府京都市東山区祇園町北側254 |
電話番号 | 075-561-3029 |
アクセス | 京阪四条駅下車徒歩3分 |
おしまいに
京都祇園は京都らしい町並みが残る人気観光スポットです。
切通し進々堂ではさらに京都情緒を感じることができるので、観光の合間の休憩に訪れてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。