この記事では、2022年7月に京都で行われる祇園祭の屋台・露店情報を紹介します。
- 屋台や露店の場所が知りたい
- 屋台や露店が出店する日時が知りたい
- 屋台や露店に行きたいが場所がわからない
祇園祭は1ヶ月続くお祭りです。屋台や露店が出店するのはお祭り期間中の数日間となります。屋台や露店を訪れてお祭り気分を楽しみたい方に、場所・日時・アクセス情報をわかりやすくお伝えするのでぜひ最後までお読みください。
祇園祭
祇園祭は毎年7月中にずっと行われる京都を代表する行事。970年から続くお祭りで、元々は全国に疫病が流行した時に、当時の国と同じ数(66本)の鉾をたてて、悪霊を腹い、八坂神社から3基の神輿を送り、病魔退散を祈願した祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)が起源とされています。
2022年の祇園祭について
2022年は通年どおり開催されます。ただし、一部行事内容が変更したり、会所の見学を実施していない山鉾があるなど、コロナウィルスの影響で異なる点がある可能性があります。
祇園祭の最新スケジュールは、公益財団法人祇園祭山鉾連合会のホームページ、または、それぞれの山鉾保存会の公式ホームページまたは公式SNSをご確認ください。
祇園祭の屋台と露店について(日時・場所)
屋台・露店が現れる場所や日程は限られているので事前に確認してから出かけることをおすすめします。
いつ屋台と露店が現れるのか?
祇園祭の開催期間は1ヶ月とありますが、その期間ずっと露店や屋台が現れるわけではありません。
現れる日程は以下の2通りです。
・7月16日(土曜日)
前祭の宵々山と宵山で屋台と露店が出店される
祇園祭の屋台・露店の場所は?
祇園祭の名物である23基の山鉾が組み立てられる場所で、烏丸通(三条通から蛸薬師通周辺)・室町通(山伏山から白楽天山周辺)・新町通(放下鉾から岩戸山周辺)などの一部の場所となります。
それぞれの山鉾保存会についてはこちらのページから確認いただけます。
通りの名前ではわからない(わたしも)方は、四条烏丸の西側と考えていただければ大丈夫かと思います。
祇園祭の名物「しみだれ豚まん」を販売しているぜぜかんぽっちりの周辺にも屋台や露店が出現しますよ。
雨が降った場合でも屋台と露店は出店される?
雨が降った場合でも、祇園祭の宵々山(7月15日)、宵山(7月16日)の屋台や露店は出店されます。
毎年、雨が降っても出店できるように屋台や露店はそれぞれ雨避けのシートなどを用意しています。
雨が降ったからと行って屋台・露店がなくなることはないので、ご安心ください。雨天決行です。
祇園祭の屋台や露店が密集している場所
2022年7月15日に実際に私が宵々山に行って来ました。そこで、屋台や露店が密集していた場所だと感じた場所をご紹介します。
四条新橋:東西南北を山鉾に囲まれている場所
この辺りはかなり混雑していたと感じました。
四条新町は東西南北どちらに行っても混んでいました。東に進むと月鉾と函谷鉾があり、西に向かうと傘鉾、北に向かうと放下鉾、南に向かうと船鉾があります。
ある意味、祇園祭の屋台や出店の雰囲気を楽しめる場所といえます。
東西にのびる四条通は大通りのため、混雑していても行列の流れは普通ですが、新橋通は通りが細く、その上で屋台や露店が出店されているので、かなり混雑していました。
錦小路通と新橋通の交差点
四条新橋の交差点から北に進んだところです。
四条通に比べると細い通りで、しかも飲食店が多いため屋台や露店も多くなります。
錦小路通を東(烏丸通方面)に進むと祇園祭限定の豚まんを販売している「膳處漢ぽっちり(ぜぜかんぽっちり)」があります。
綾小路通と新橋通の交差点
四条通から新橋通を南に1本下がった場所となります。
こちらも前述の錦小路通と新橋通の交差点と同様で屋台と露店が数多く出店しています。この場所も東西南北山鉾に囲まれている場所です。
屋台や露店が営業している時間帯は?
屋台・露店の営業時間は決まっているわけではありませんが、お昼前から夜遅くまで営業しているお店が大半です。
午前10時ごろから屋台・露店の営業が始まる
営業開始時間はそれぞれの屋台・露店によって異なりますが、今回10時前に山鉾町を私が実際に散策した時にお店の用意がされている最中でした。
また、中には10時前から営業しているところもありました。
絶対に屋台・露店を楽しみたい場合は10時〜11時の間から山鉾町の散策を始めれば良いでしょう♪
午後11時には屋台・露店の営業は終わる
宵山と宵々山は午後11時までとなります。ですから、屋台・露店の営業も午後11時には終わります。
また、売り切れとなった場合にはお店が閉まる場合もあるのでご注意ください。
屋台や露店が少なく休憩するのに適している場所(通り)
山鉾町の中で屋台や露店が少なく、通りが広くすいている場所(通り)を紹介します。
四条西洞院交差点南側:デートの時もおすすめ
屋台や露店で食べ物を買っても基本的にはテイクアウトで、通りで立ち止まって食べることになるでしょう。
できれば座りたいですよね。
四条通から西洞院通を南に進むと広い通りで屋台や露店が少ないので、座って休むことができますよ♪
お祭り気分を味わってから2人でゆったり話すこともできます!
近くにコンビニがあるので、ちょっとした物も買えて便利。
前田珈琲 明倫店@錦小路通と室町通の交差点
錦小路通と室町通の交差点周辺は山鉾がいくつもあり、屋台や露店が数多く出店しています。
しかし、前田珈琲 明倫店はそこまで混雑せずに食事やお茶を楽しめます。
祇園祭散策で疲れた身体を癒す場所としては最適です!もちろん、店内はクーラーが効いていて涼しく、快適に過ごせますよ♪
京都芸術センターの中にある店舗となり、外観からはわかりづらいかもしれませんが、ぜひ、Googlemapで確認して行ってみてください。
屋台や露店以外にも飲食店の店頭販売もあります
楽しめるのは屋台や露店だけではありません。
普段店内だけで飲食を提供している飲食店も、宵々山(7月15日)と宵山(7月16日)は店頭販売をする場合があります。
今回、四条通を歩いている時に、ドトールとマクドナルドの店頭で商品の販売や呼び込みが行われていました。商品も祇園祭料金で販売されていたと思います。
屋台や露店を楽しむおすすめの時間帯は?
京都の夏はとにかく暑いです。日中はもちろん、火が沈んでもムシっとする日もあります。祇園祭の日は特に人が出歩いているので、混雑することからさらにあつく感じることでしょう。
祇園祭中は、夕暮れ以降山鉾町はどこに行っても混雑しています。混雑して待ち時間があることを考えると夕暮れ前に訪れるといいと思います。
ただし、屋台や露店の営業が開始していないこともあるので、屋台や露店を楽しみたい場合は夕暮れ以降をお勧めします。
夜は混雑しますが、日中の暑さと比べると比較的涼しいです。長く外にいる場合は、日が沈んでから屋台や露店がある場所に訪れるといいでしょう!
祇園祭の屋台・露店へのアクセス情報
祇園祭の屋台・露店が数多く出店している場所は山鉾町です。大半の山鉾町の最寄駅は阪急烏丸駅と地下鉄四条駅となります。
京都駅方面から向かう場合
京都駅から地下鉄烏丸本線に乗れば、地下鉄四条駅に5分ほどで到着します。
地下鉄四条駅に到着すれば、北側改札を出て地上に出てください。お祭りのど真ん中にいます。
梅田方面から阪急電車で向かう場合
梅田方面から阪急電車で向かう場合は、阪急烏丸駅で降りてください。
どの出口から地上に出ても祇園祭で盛り上がっている場所となります。
2022年の屋台・露店を写真で紹介
お祭りの定番たこ焼き!賑わっていましたよ♪
アイスチョコバナナは暑い中食べると涼しく感じるでしょう!
生ビールはお父さん達に人気でしたよ!
山鉾のブースもありました
山鉾でも屋台や露店ではありませんが、オリジナルグッズや粽(ちまき)が販売されていました。
屋台や露店以外にライトアップも楽しめる!
宵山期間は山鉾の提灯が灯りライトアップされます。露店や屋台と共に楽しんでください♪