京都で住まない方がいい場所・住んではいけない地域

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京都は日本を代表する観光地であることから毎年多くの観光客が京都を訪れます。日本人はもちろん、海外の方も少なくありません。毎年のように京都を訪れる観光客が増えているので、週末や平日関係なく賑わっています。

しかし、京都を訪れる人が多くなればなるほど犯罪も増えていきます。こちらの記事では京都市全体の治安について紹介します。

京都市全体の治安について

京都府警察が発表した平成23年から令和2年までの10年間の刑法犯の検挙件数の推移を見てみると、平成23年が10,076件だったのに対して、令和2年は5,201件と大幅に減少しています。

検挙件数の内訳は以下のようになっています。

凶悪犯(殺人、強盗、放火、強制性行など):80件
→10年間の平均凶悪犯件数(94件)からは減少しています。ただし、前年(74件)から比べると増加しています。

粗暴犯(凶器準備集合、暴行、障害、脅迫、恐喝):767件
→10年間の平均粗暴犯件数(933件)からは減少しています。また、前年(801件)と比べても年々減少傾向にあります。

窃盗犯(侵入盗、乗り物盗、非侵入盗):3147件
→この10年で窃盗犯件数は減少傾向にありましたが、コロナウィルスの影響で閉業中のお店を狙った侵入盗が増加しています。京都市内でも祇園のお店のママさんがお店を閉業中に店内でオンラインイベントを開催中に泥棒と鉢合わせたことが話題になりました。

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知能犯(詐欺、横領、偽造、汚職、あっせん利得処罰法、背任):309件
→特殊詐欺についての認知が広がったため、知能犯の検挙件数も減少傾向にあります。ただし、偽造件数は若干の増加をみせました。

風俗犯(賄賂、強制わいせつ、公然わいせつ):146件
→10年前と比べると件数は減少していますが、前年(令和2年)に強制わいせつ件数が30%ほど増加しています。性的問題への興味・関心から犯罪に及ぶ例が増加したためだと考えられます。

その他の刑法犯(占有離脱物横領、公務執行妨害、住居侵入、逮捕監禁、略取誘拐・人身売買、盗品など、器物損壊など):752件
→10年前と比べ半数以上減少しており、徐々に全体の件数は減少していますが、住居侵入については増加しています。

詳しい刑法犯検挙件数についてはこちらをご確認ください。

京都の住んではいけない地域・住まない方がいい場所

京都で住んではいけない地域・住まない方がいい場所とされている京都の地域・場所を紹介します。前情報として、京都府全体の犯罪認知件数が11851件であり、そのうち京都市内だけで8155件の犯罪が起こっています。

比率にすると3:7となり、京都市内だけで市外の2倍以上の犯罪が起こっているといえます。それを踏まえた上で、地域・場所別に治安の悪さをご紹介します。

詳しい犯罪認知件数についてはこちらをご確認ください。

京都市北区

京都市北区といえば、金閣寺や上賀茂神社など有名観光地がある他、立命館大学や京都産業大学、佛教大学に大谷大学などのキャンパスが多くある地域です。ひと昔前ですと、北区は高級住宅街とされていましたが、現在はそのような不動産が取り壊されて、団地が多くなっています。

北区以外からの住民が増え、昔から北区に住んでいた住民が減ったことにより犯罪が増えたと考えられます。また、北区の中にある千本北大路付近は被差別部落だったそうで、北区で犯罪が起こったと聞いた時に、地元の方は「千本で起きたのか?」と言うそうです。

2016年には京都市北区千本北大路で、刃物を所持した男性が、母子を襲った事件で警官が発砲した事件が全国区のニュースでも取り上げられました。

また、わいせつ事件が多く、2017年には帰宅の紫明地区で変質者が現れたことから周辺の小学校では集団登校が行われており、その他にも同じく千本北大路で女子小学生に対する強制わいせつ事件が発生しています。

京都市上京区

京都市上京区には京都御所や晴明神社、北野天満宮といった観光地があることで有名です。観光地のほか、同志社大学や同志社女子大学があるため、学生が多い地域ともいえます。

上京区では新町や京極で犯罪が多発しており、周辺の口コミによれば、西新地区にある映画館「千本日活」あたりには、同性愛者が集まるとして、歩いていると売春行為に誘われる可能性があると言われています。

京都府宇治市

全国でも有名な宇治茶のお茶どころとして人気の観光スポットである宇治市は京都市以外で犯罪発生件数が多い場所として名前が上がる場所でもあります。

宇治市の治安についての口コミによれば不審者と外国人が多いという2つの理由が目立ちます。宇治市の中でも、槙島町(まきしまちょう)にはそのような外国人が多いとされる団地があり、彼らの間では喧嘩騒ぎが日常的に行われているのだそうです。

また、刃物を所持している人物が夜に徘徊(はいかい)しているという目撃情報もあり、粗暴犯が多い危険な一面があるといえます。

また、京都府宇治市の治安について語るならウトロ地区が有名です。ウトロ地区は不法占拠にする一角で今も治安が悪いと有名な場所とされています。

口コミによれば仕事など絶対に外せない用事がある以外は、平日の明るいうちでも近づくことはおすすめしないといったものもあります。それ以外にも、地元民は決して近づかない場所という情報もありました。

京都市山科区

京都市山科区は住宅が多く立ち並ぶ地域で、京都市内にアクセスしやすい場所です。山科区は治安が良くないという理由で、進学の際に親が子供におすすめしないと聞きます。

山科区の犯罪発生率が高いのは、京都府外からすみ始めた方が多く、住民のモラルが低いことが理由として挙げられています。

山科区の口コミには「大麻の入手が簡単な街」ともあり、薬物犯罪が多いことが匂わされます。また、ニュースとして取り上げられる犯罪行為のほとんどがわいせつ行為が大半です。

コンビニ強盗といった粗暴犯や凶悪犯の事例は少ないです、京都市内から離れている場所なので、治安が良いいう意見は多いですが、治安が良くない場所と考える地元の方もまだ一定数います。

京都市南区

京都市南区といえば京都駅の南側を指します。東九条は京都のコリアンタウンといわれることもあり、別名「京都0(ゼロ)番地」とも呼ばれています。

京都駅から近いこともあり、賑やかなイメージを持ってしまいますが、南区は街全体が薄暗い印象。映画「パッチギ」の舞台となった場所として有名です。口コミによると覚せい剤など薬物犯罪や強制性行の事件が発生することが多い地域とされています。

「洗濯の音がうるさい」といった理由で傷害事件が発生するなど粗暴犯が多い街のようです。わたしの知り合いも道を歩いているといきなり殴りかかられた、また飲食店に入っても日本人には水が出されない、注文を撮りにこないといった対応を受けたと聞いています。

京都市左京区

左京区は下鴨神社や銀閣寺など観光地のほか、京都精華大学、小劇場など芸術的な要素が多い地域です。治安の悪さを紹介する際に思い出す事件として2007年に発生した京都精華大学の通り魔殺人事件が有名です。

そのほかにも2012年に下鴨で殺人事件が発生、2018年には高野東開町で殺人未遂事件が発生しました。凶悪犯罪が起こることが多い地域と言えますが、その一方で大きな事件にならない粗暴犯の発生件数は少ないです。

京都市右京区

京都市右京区は嵐山や東栄太秦映画村といった定番の観光地がある地域ですが、窃盗などの犯罪発生件数が多いといわれています。

犯罪発生件数だけ見ると右京区と上記で紹介した南区では、南区の方が少ないと言えますが、犯罪の質だけで考えれば南区の方が粗暴犯が多いという理由で、治安が悪いといえます。

京都市中京区

京都市中京区は二条城や本能寺などの観光地が存在する京都市内の中心部です。2018年には蟷螂(かまきり)山町のマンションで強盗傷害事件が発生したのは記憶に新しいです。街中であるため粗暴犯は少なく、バスや電車内、駅構内などでの盗撮が多く発生する地域です。

京都市下京区

京都中心地であり、京都最大の繁華街である四条河原町は京都市下京区にあるいます。犯罪発生件数は多いですが、万引きや自転車の盗難など軽犯罪が多く、観光地であり人が多いといった理由で粗暴犯は少ないです。

特に危ない地域として挙げられることはありませんが、京都駅の東側や崇仁地区で殺人事件が起きるなど犯罪は起こっています。

京都市伏見区

京都市伏見区は京都駅の南側に位置する地域で「京都市で起こる犯罪の大半は、南区と伏見区で起こっている」と認識している地元の方が多いです。伏見区の中でも、京都市営地下鉄石田駅の周辺は殺人事件と自殺が多く発生する地域とされています。

以前、石田駅付近に住んでいた方によれば、6年間住んでいた期間に、暴走族と警察のカーチェイス、ストーカー事件、夜逃げ、殺人事件が多数起こっていたそうです。また、犯罪事件を起こすのは大人だけではなく、2018年には伏見区内の中学生が大麻を所持していた事件が起こり、定年齢層の犯罪が起こりやすい地域ともいえます。

伏見区の向島地区と醍醐地区は団地が多く治安の悪い地域であり、桃山御陵周辺は治安が良いとされています。また、それ以外にも竹田地区は下流の人が多く、西浦町にはヤクザが多いため粗暴犯罪が多発するという情報もありました。

京都で特に凶悪な地域

上記で地域ごとに治安の悪さを犯罪発生件数が多い地域から紹介しました。京都に住んでいる方の情報や、実際にその地域に住んでいた方の口コミなどから見る「凶悪な地域」としては南区・伏見区が挙げられます。京都人と話すと「京都駅の南側は治安が悪い」とよく聞きます。

京都で住みやすい場所・地域なら

利便性から考えると、地下鉄・阪急電車の利用をしやすい下京区がおすすめです。JR京都駅へアクセスもしやすいです。犯罪発生件数は少なくないですが、万引きの件数が多く治安は良いとはいえませんが、凶悪犯罪が起こりづらい地域といえます。