無言詣り(祇園祭の期間限定行事)について

京都観光

「祇園祭の期間に行われる限定イベントが知りたい」

「京都の夏のイベントって何があるの?」

「無言詣りについて知りたい」

という方におススメです。

ご参考になさってください。

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無言詣り

京都の夏の風物詩といえば、祇園祭。

目玉である山鉾巡行や宵山が目立ちますが、17日の神幸祭から24日の還幸祭までの間に、行われる無言詣(むごんまいり)をご存じでしょうか?

この7日間、無言詣を行うことで願い事が叶うとされています。

ぜひ、願い事がある方は試してみてはいかがでしょうか。

無言詣の概要

祇園祭の期間中、前祭の山鉾巡行が行われた7日間、四条大橋から神輿が安置されている御旅所までの区間が無言詣のルートとされており、御旅所にいる神様に詣でれば、願い事が叶うといわれています。

無言詣を行っている最中は誰とも口をきいてはいけなくて、もし口をきいてしまうと願い事は叶わなくなってしまうとか。

なので、無言詣を行う方の多くは真夜中などなるべく人が少ない時間帯を選んで挑戦しています。

神様が乗る三基の御神輿は神幸祭前には八坂神社の舞殿に安置されます。

舞妓さん・芸妓さんの風習

無言詣は祇園の舞妓さん、芸子さんに伝わってきた風習。

四条大橋から御旅所まで7日間、無言詣を行っている最中は誰にあっても口をきいてはいけなくて、もし口をきいてしまうと、その願い事は叶わなくなるとされています。

舞妓さんや芸妓さんはなるべく人に会うことがない真夜中にお参りするのですが、四条大橋は祇園への入り口のような場所、知り合いに会うことも多く、顔を合わせると必ずあいさつしなければいけないので、向こうから知り合いがやってくるのが見えたら、あわてて反対側に逃げたとか。

無言詣りの方法は二通りある?

無言詣りはとインターネットで調べてみると、二通りの方法が見つかります。

①17日~24日の七日間毎晩四条大橋から御旅所の間で無音詣りを行うというもの。

②17日~24日の七日間の間、一晩に御旅所から八坂神社を7往復するというもの。

まずは一つ目から見て行きましょう。

パターン①七日間毎晩無言詣りを行う

無言詣りを検索するとパターン①が圧倒的に多く、検索結果に上がってきます。

大手のサイトでも無言詣りというと四条大橋から御旅所の間を七日間毎晩お詣りをすると記載しています。

所要時間とルート

四条大橋から御旅所区間はだと5分ほどで歩けます。

河原町は京都の中心地なので真夜中でも明るい場所です。

通りもアーケードになっているので、雨が降ったとしてもほとんど濡れることはありません。

パターン②一日で7往復する無言詣り

こちらは八坂神社に参拝してから始まります。

八坂神社から御旅所までの距離は約1kmなので15分もあれば歩けます。

八坂神社から四条大橋までの通りもアーケードになっており、夜でも暗くなることはないですよ。

四条通の北側の通りは夜のお店のキャッチの方々がたくさんいるので、南側を歩くことをおススメします。

所要時間とルート

片道15分を7往復、1往復30分と考えて、合計3時間を超えます。

その間、誰とも話すことなく詣りするのは大変なことでしょう。

無言詣りを実際にしてみました

午前0時頃の祇園には、夜のお店の方とそのお客さん以外はほとんど歩いていなくて、観光客で賑わう日中とは雰囲気が全く違います。

通りは明るく照らされており、祇園祭の提灯も吊るされていました。

八坂神社の入り口はライトアップされて美しかったですよ。

境内も普段より多くの提灯がありました。

この時間帯はほとんど人がおらず、警備員の方と地元の方しか見かけませんでした。

神様にお詣りして御旅所を目指します。

コロナ対策のため鐘を鳴らすことはできませんでしたが、手をかざすと鐘の音が鳴るようなハイテクな仕掛けがあり、試しに鳴らしてみると真夜中の八坂神社に鐘の音が鳴り響き、驚きました。。

四条通を歩くとお店にはこのような張り紙が貼られていましたよ。

タクシーが多くて、静かな感じではありませんでした。

祇園は夜も賑やかです。

四条大橋を渡りますが、無言詣りに挑戦した日はあいにく雨が途中で降ってきて、傘がなかったので濡れてしまいましたね。

奥に見えるのが南座です。この日は連日の雨の影響で鴨川の流れも強かったです。

河原町も祇園と同じく明るいです。

真夜中に河原町を歩くことはないので不思議な感じでした。

こちらが御旅所になります。

普段はシャッターが閉まることはないですが、今年はコロナの影響でシャッターは閉じられており、日中はシャッターが開いています。

シャッター越しから神様にお詣りをして、この日は帰宅しました。

無言詣りは私は7日間連続も1日7往復もできそうにありません。

冠者殿社も大量の提灯が灯されており、祭の雰囲気が感じられましたよ。

次の日の日中、御旅所を訪れると舞妓さんもお詣りされていましたよ。

おしまいに

無言詣りには二通りありましたね。

もし、無言詣りを試される方は自分が可能な方法で行うのが良いと思います。

祇園祭限定のイベントなので、都合が合う方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

まめたこ

京都観光祇園祭

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この記事を書いた人
Kaoru

京都在住。京都で生まれ、世界・日本を転々とした後5年前から京都に戻り住んでいます。京都が好きで週末はよく観光しています。数年前に京都検定3級を取得しました。京都観光や京都旅行の役立ちそうな情報を発信します。京都観光とは別にユーモラスな記事やジョークなども発信しています。

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