無料(ただ)で舞妓さんに会える場所まとめ

巽橋をわたるお稽古終わりの舞妓京都観光

京都で芸舞妓さんに無料(ただ)で会うことができる場所をまとめました。

「京都で舞妓さんを見てみたい」

「芸舞妓さんに運が良ければ会える場所を知りたい」

という方におすすめです。

この記事では、


◆芸舞妓さんが働き住んでいる五花街について
◆それぞれの花街について(無料で舞妓さんに会える場所・時間帯など)
◆舞妓さんに会った時の注意点


について紹介しています。

ご参考になさってください。

私は京都を代表する観光地、祇園のホテルでフロントスタッフをしていたまめたこ(Mametako)ともうします。

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舞妓さんに会える京都の五花街とは

花街(はなまち,かがい)とは、芸舞妓が舞や芸でもてなすお座敷を提供するお茶屋と芸舞妓が所属する屋形が集まっている地域です。

京都の花街は、日本政府から許可がでた遊郭である島原、そして、上七軒、祇園甲部、祇園東、先斗町、宮川町があり、長い間、六花街と呼ばれて京文化のひとつとして役割を果たしてきました。

しかし、六花街のうち、島原にお茶屋がなくなったので残った花街を合わせて五花街と呼ばれています。

舞妓さんが働く場所や生活する場所なら仕事に向かう最中やお稽古に向かう舞妓さんに出会う可能性が高くなります。

運が良ければ、道を歩いているだけで出会うことがある五花街をそれぞれ紹介。

京都最大の花街である祇園甲部@祇園

花見小路通りを着物を着た観光客が歩いている

江戸時代(寛永年間:1624年~1644年)に八坂神社の門前から大和大路通までの四条通の道端でお茶やお菓子を提供していたお店が祇園甲部の発祥と言われています。

八坂神社はもともと祇園社という名前でその門前町はお茶屋さんでたいへん賑わいました。

そのころから茶屋町を祇園町と呼ぶようになり、明治時代には祇園甲部と祇園東にわかれました。

現在は南は建仁寺、北は新橋通まで、東は八坂神社から西は鴨川までのエリアに重要伝統的建造物群保存地区の祇園白川地区を含んだ京都で最もおおきい花街です。

祇園白川、花見小路通周辺は伝統建築のお茶屋や料亭が並び、石畳が情緒あふれる京都を感じさせてくれますよ。


京都最大の花街である祇園甲部(花見小路通)の場所/アクセス

・京阪「祇園四条駅」下車徒歩7分
・バス停「祇園四条駅」下車徒歩7分
・地下鉄「京阪三条駅」下車徒歩13分

舞妓さんに無料で会える花見小路通

花見小路通りを歩く舞妓さん

見小路通は祇園のメインストリート。

花見小路通は四条通をはさみ、南北に分かれていますが、今回は四条通より南にある花見小路通南側について述べています。

花見小路通りは日中はお稽古に向かう舞妓さん、そして夜中はお仕事に向かう舞妓さんや芸妓さんを見かけることがあります。

数々の高級料亭が軒を連ね、町家が並び、石畳に電柱がない町並みは京都情緒が漂いますね。

よく着物を着た方々が歩いているを見かけますが、とても絵になります。

カランカランと雪駄で歩く花見小路通はさぞ気持ちいいでしょう。

シャランシャランと髪飾りの音が鳴る音やポクポクとぽっくり下駄の音が聞こえれば、近くを通り過ぎている舞妓さん・芸妓さんがいるかもしれませんよ。

花見小路通りの私道での写真撮影は禁止されていますのでご注意ください。

観光客が多い通りですが、舞妓さんの姿は目立ちますね。

もし、会ったとしても道をふさいだりするような迷惑行為はしないでくださいね。


京舞が鑑賞できる祇園甲部のギオンコーナー

花見小路通には日本が誇る7つの伝統文化(茶道・京舞・雅楽・狂言など)を約1時間で気軽に楽しむことができる施設です。

ギオンコーナーの公演を鑑賞するのに個人の場合は予約の必要ありません。

本腿の舞妓さん・芸妓さんによる伝統芸能を鑑賞できるので、もし通りを歩いても出会わなかった場合は、祇園コーナーで鑑賞するのもよいかもしれませんよ。

公演日毎日(ただし、12月~3月第2週までは金土日祝日のみ)
休演日7月16日,8月16日,12月29日~1月3日
公演時間18:00~,19:00~
料金大人/3,150円、高・大学生/2,200円、小・中学生/1,900円
お問い合わせTEL:075-561-1119
住所京都市東山区祇園町南側570-2 弥栄会館内
ホームページhttp://www.kyoto-gioncorner.com/global/ja.html

はんなりとした京都を感じる宮川町

花見小路通から少し歩くといかにも伝統の花街らしい町並みにたどり着きます。

宮川町は四条大橋より南側の鴨川左岸、宮川筋二丁目から六丁目のあたりをさします。

江戸時代初期(慶長年間)に宮川町は茶屋町として始まりました。

四条河原に櫓(やぐら)を構えた芝居小屋が宮川町の発展を早めたといわれており歌舞伎など芸能にかかわる役者が多く住んでいました。

地名の由来は、八坂神社の神輿洗い神事が行われるため宮川と呼ばれていたことにまつわるといわれています。

こちらは花見小路と比べ比較的、人が少なく観光客の姿もあまり見かけることはありません。

わたしの感覚では、宮川町は舞妓さんと出会う可能性が高い花街ですね。花街自体も広くなく、おそらく舞妓さんたちの活動するエリアも密集しているので宮川町を歩いていれば出会うことがあるかと。

わたしが宮川町を訪れたときは、宮川町を歩いた際は地元の方とすれ違う時に挨拶されている舞妓さんを何度も見ましたよ。


はんなりとした京都を感じる宮川町の場所/アクセス

・バス停「河原町松原」下車徒歩5分
・京阪「祇園四条駅」下車徒歩6分
・ バス停「祇園四条駅」下車徒歩6分

宮川町で舞妓さんに無料で出会える場所

宮川町自体が狭いエリアなので、どの場所も出会う可能性が高いと思います。

強いていうならば、歌舞練場の近くでしょうか。お稽古や用事ごとに歌舞練場を訪れる舞妓さんに出会うかもしれませんよ。

また、お料理屋に挨拶する姿もたびたび見かけているので、お料理屋さんが多い通りは出会う確率が高いかもしれませんね。

こちらは見習さんと一緒に歩かれていますね。

京都を代表する繁華街にある祇園東@祇園

東大路通から花見小路通の間にある四条通より北側の三本の通(新橋通・中末吉町・東富永町)に祇園東は位置します。

通りの名前が多すぎてややこしいですね・・・

わたしはざっくり四条通より北側にある八坂神社側の通り、だとざっくり思っています。

四条通から少し奥まった通りには夜のお店も少なくないですから、あまり京都観光に来たときに通るような通りではないようなイメージがあります。

以前の職場の近くなので、ふと帰り際に通りを歩いていると夜のお店に出勤するお姉さんとよくすれ違いました。

ビルが多く立ち並んでいますが、その中に伝統的なたたずまいをしたお茶屋の建物が建っていますよ。

舞妓さん・芸妓さんは四条通など大通りを歩かずに裏通りを歩かれます。人混みを避けて用事にしっかり間に合う様に素早く歩かれている印象があります。

キャッチのお兄さんや夜のお姉さん・お兄さんも舞妓さんにいたずらしたという話を聞いたことがありませんので、舞妓さんにとって裏通りは安全なのかもしれません。


京都を代表する繁華街にある祇園東の場所/アクセス

・バス停「祇園」下車徒歩2分
・バス停「祇園四条駅」下車徒歩8分
・京阪「祇園四条駅」下車徒歩8分

舞妓さんに無料で会える祇園白川筋

天気が最高に良い祇園白川南通り

祇園白川筋周辺は古い町並みが残る京都らしい通りでよく映画やドラマの撮影に使われています。

白川の水が流れる音を聞きながら、石畳を歩くと気持ちいいですよ。

巽橋を歩く舞妓

普段から仕事や習い事に向かう舞妓さん・芸妓さんにお会いすることもありますが、祇園白川筋では、かにかくに祭や放生会など、必ず舞妓さんに会うことができる行事が毎年開催されるので、絶対に会いたい方は行事に合わせて、京都観光を計画することもおすすめ。

祇園白川筋周辺は日中、多くの観光客で賑わいますし、タクシーなど車も通ることが多いので、写真撮影に夢中にならないようご注意ください。

桜が咲き誇る祇園白川南通り

桜が散る中、巽橋を歩く舞妓さんを見ると、思わずため息が出てしまいますよ。

こちらは花見小路通と比べると観光客が少ないので、人混みが苦手な方におすすめ。

風情がある新橋通り

祇園新橋通も花見小路通のように町家が並びます。


祇園白川筋のおすすめカフェ

祇園白川南通りにはぎをん小森やお茶とたすきといったかき氷や人気抹茶スイーツがいただけるお店があります。こちらも京都散策の休憩におすすめです。

祇園白川筋のおすすめランチ

大和橋のちかくにある焼き鳥屋さんとり新さんはお昼限定で絶品親子丼を提供しています。


昔のお店がひしめく先斗町

三条通の一筋南から四条通まで続く木屋町通と鴨川の間の南北500メートルの細長い通りを先斗町といいます。

通りの両脇にはいくつもの飲食店、お茶屋、置屋、料亭が立ち並び、夕方から徐々に人が増え、夜には提灯が灯り、大勢の人でにぎわいます。

正徳2年(1712年)ごろから、鴨川と高瀬川の間に作られた新河原町通に、旅客や高瀬舟向けの宿屋やお茶屋ができたことが発祥とされており、文化10年(1813年)に茶屋町として公認されました。

先斗町の名前の由来はポルトガル語など諸説あります。


わたしが好きな説は、楽器の太鼓にちなんだ説。

川にはさまれた・・・

かわにはさまれた・・・

皮にはさまれた・・・。

太鼓は両端に皮がはられています。

叩けば「ポンっ」と音が鳴りますよね。

ポンっと町・・・わたしは好きです。


先斗町歌舞練場の屋根には中国の蘭陵王の舞楽面を真似て作られた鬼瓦がそなえられていますが、舞楽面の両脇には太鼓のカタチもあるんですよね。

先斗町を訪れたならぜひ確認してみてください。


昔のお店がひしめく先斗町の場所/アクセス

・バス停「四条河原町」下車徒歩3分
・京阪「祇園四条駅」下車徒歩5分
・ 阪急「河原町駅」下車徒歩2分

先斗町で舞妓さんに無料で出会える場所

鴨川にかかる四条大橋から直ぐの細い通りの両脇には数多くの飲食店がならびます。

本格的に営業が始まるのが大半のお店は夕方くらい。

日中はほとんど人がいません。そんな日中は舞妓さんに会いやすいとわたしは睨んでます。

無料(ただ)で会いたいなら日中の歌舞練場近くで出会える可能性が高いでしょう。

先斗町を歩く舞妓

また、先斗町にはお昼も営業しているお店ももちろんありまして、そのお店にはお稽古終わりの舞妓さんが食事をしていることも良く見かけます。(お店の名前はお伝えできません。すみません。)

提灯が灯る先斗町の入り口

日中だけでなく夜もチャンスはありますよ。

夕方から提灯が灯る頃になると、飲食店が開店し始めるので、多くの人々で小さい通りはにぎわい始めます。

千鳥が美しい先斗町の提灯

先斗町、正式名称柏屋町のちょうど真ん中あたりには公園がわたしが思う夜の先斗町で、無料で舞妓さんに出会える一番のスポット。

夕方を過ぎるころ、公園前で腰をかけ、ぼーっとしてると「かぽっかぽっ」というぽっくり下駄で歩く音が聞こえてきたら、そちらを見てください。

舞妓さんが歩いてくるのが見えるはずです。


五花街で最も古い歴史を持つ上七軒

北野天満宮の近くには京都で1番歴史が古い上七軒があります。重要景観整備地区に指定されており、京都の美しい街並みが残っています。

上七軒のはじまりは、室町時代に北野天満宮を再建した時に余った材木で7軒のお茶屋が建てられたことです。これが上七軒の名前の由来にもなっているのです。

そして、桃山時代に豊臣秀吉が北野天満宮で「北野大茶会」を開いたときに、御手洗団子(みたらし)を献上した話も有名。

秀吉は、御手洗団子を大いに喜び、御手洗団子を商う権利と山城一円の法会茶屋株を正式に許可したことが上七軒が日本で最初のお茶屋のはじまりとされています。

毎年8月には北野天満宮で御手洗祭りが行われるので、こちらもおすすめです。


五花街で最も古い歴史を持つ上七軒の場所/アクセス

・バス停「千本今出川」下車徒歩8分
・バス停「上七軒」下車徒歩5分

上七軒で舞妓さんに無料で出会える場所

上七軒は祇園甲部や宮川町など他の花街と比べて、市内から一番離れているので訪れる人が少ない場所だと思います。上七軒は地元の方が多い印象です。

わたしは以前上七軒へ徒歩で行ける場所に住んでいたのですが、舞妓さんに出会うというか普通にいつも歩いているのを見かけましたよ。

ただし、上七軒の通りは人通りが少なくて静かなので写真を撮影したりせず、軽くペコっとしていつもすれ違っていました。

わたしの感覚だと日中の明るい時間帯が出会う確率は高いと思います。

また、上七軒は年間行事がたくさんあることが評判の花街で地元の方と交流するためのイベントや、毎年夏には舞妓さんと身近に触れ合うことができるビアガーデンも開催されます。


上七軒のおすすめイベント

上七軒では毎年様々な行事が行われることが有名で、夏の盆踊りや冬にはお餅つきが行われます。

とくにおすすめは、上七軒のビアガーデン。

毎年7月1日から上七軒歌舞練場で開催されます。

浴衣姿の芸舞妓さんと気軽にお話したり、写真を撮っていただける行事として、日本全国から人が集まります。


おしまいに(舞妓さんに出会ったときの注意ごと!)

いかがでしたでしょうか?

京都の街に花を飾る舞妓さん。

今回ご紹介させていただいた花街で運が良ければ無料(ただ)で会うことができます。

ただし、舞妓さんを見かけても声をかけたり、道を防ぐような行為は決してしないでください。

マナーの悪い観光客がわざわざ舞妓さんの進行方向を防ぎ、写真を撮る等被害が出ています。

本当に迷惑な行為になります。遠くから見て、京都を感じてください。

少しでも京都旅行が楽しくなりますように。

最後までお読みいただきありがとうございます。

まめたこ(Mametako)