京都の女性は日本らしいイメージを持たれることが多く、京美人は全国的に憧れられる存在とされています。舞妓さんのようなはんなりした仕草(しぐさ)や話し言葉にキュンとくる男性は少なくないはず。
そんな京美人が使う京都弁は全国の方言ランキングの上位にくるかわいい方言と認識されています。
この記事では、京美人に言われたい、かわいい京都弁を紹介します。京美人にささやかれているところを妄想して、京都旅行での期待に胸躍らせてください。
かわいい京都弁「明日会えへんの?さみしいわぁ」
「明日は会えないのですか?さみしいです」という意味です。「さみしい」はついつい自分の気持ちに正直になれず、意地を張っている時にでてしまう「会いたい」という意味でつかわれる素直じゃない表現です。
京美人とデートする機会があれば聞くことがあるかもしれないこのフレーズ。男性に「明日も会いたい!」と思わせる小悪魔的なニュアンスも含まれている人気の京都弁です。
かわいい京都弁「この和菓子、かわいいわぁ」
「この和菓子、かわいいですね」という意味です。京美人は自然と語尾を伸ばして発音する傾向にあります。これがはんなりおしとやかなイメージを増長させて男性をキュンとさせます。
「かわいい、楽しい、美味しい」など語尾を伸ばして言われるだけで「本当にそう思っているニュアンス」で伝わるのが京都弁の特徴かもしれません。京都弁を話す女性と出かけるとどこに行っても楽しめそうですね。
かわいい京都弁「おおきに、うれしいわぁ」
「ありがとう、うれしいです」という意味です。日常生活の中で交わされることが多い言葉です。「ありがとう」も京都弁にかかれば、男性の心をグッとつかむ破壊力抜群の武器に早変わりします。
「おおきにぃ」とありがとうの気持ちをストレートに伝えられて嫌な気持ちになる男性はいません。感謝の言葉がかわいく聞こえるのも京都弁の魅力です。
かわいい京都弁「うち、あんたのこと、すっきゃわぁ」
「わたしはあなたのことが好きです」という意味で、おそらく京都弁で最上級に聞きたい言葉ではないでしょうか。かわいい京美人にまっすぐ目を見てこんな告白されれば男性ならイチコロです。
「わたし」や「自分」ではなく「うち」というのも魅力を高めています。こんな告白をされるかもしれないとわくわくしながら京都を観光するとより楽しくなるかもしれません。
かわいい京都弁「ほんまに、堪忍ねぇ」
「本当にごめんなさいね」という意味です。約束の時間に遅れて来た京美人が「寝坊しちゃって、ほんま堪忍ねぇ」と言われたら、無条件で「いいよ」「大丈夫だよ」と言ってしまいそうになります。
語尾を伸ばすとおっとりと聞こえるので、こちらの心も穏やかに相手の言葉が入ってきます。女性の方は時間に遅れてしまった時、一度使ってみてはいかがでしょうか。
かわいい京都弁「そないによーけあっても、食べられへん」
「そんなにたくさんあっても食べきれません」という意味です。意味だけ理解すると断るための言葉だとわかりますが、このように伝えられて嫌な気持ちにならないのは京都弁マジック。
京美人が身近にいれば、あれもこれもかわいいものや美味しいものをすすめたくなるかもしれませんがほどほどにしてくださいね。
かわいい京都弁「ほな、いこか」
「そろそろ行きましょうか」という意味です。初対面で聞くことはない言葉かもしれませんが、少し気をゆるし始めるとついつい口から出てしまいそうな「ほな、いこか」。
京美人が微笑みながら「ほな、いこか」というだけで目がハートになる男性もいるでしょう。
おっとりとソフトなセリフは京美人にぴったりと言えます。実際に言われた時に「次、どこ行く!?どこ行きたい!?」とがっつかないように気をつけましょう。
かわいい京都弁「なんや手つどうてあげよかぁ?」
「なにか手伝いましょうか?」という意味です。この京都弁はそこまで頻度としては聞いたことありませんが、「○○してあげよかぁ?」はよく聞きます。
期日が迫っていても全然進まない仕事やレポートなどで頭を抱えている時に「なんや手つどうてあげよかぁ?」と声を掛けられればやる気が湧きそうです。
かわいい京都弁「おはようおかえり」
この方言の意味は「早く帰ってきてね」だそうです。知らなければどういう意味なのか戸惑います。送り出す際に使われる言葉らしく、出勤の際に京美人から「おはようおかえり」って伝えられたら、寄り道せずまっすぐに帰宅するでしょう。
京都は祇園といった夜を楽しむ繁華街やスポットがいくつもありますが、この言葉があれば仕事が終われば、スタタっと家に帰ること間違いなし。
かわいい京都弁「いけずやわぁ」
「いじわるですね」という意味です。話している時にちょっときつい冗談が出たり、釘を刺したい時に使われる京都弁。
デートなどでふざけ合っている時、男性側が女性の気持ちに気づいているにも関わらず、知らないようにふるまったりしていると「ほんま、いけずやわぁ」と言われることもあるでしょう。
この言葉聞くためにいけずのやりすぎには気をつけましょう。
おしまいに
京都弁(京ことば)は、もともとお公家さんが使用していた言葉です。そのために、きつい内容や断りの内容でもやわらかく聞こえる特徴があります。
上記で紹介した京都弁はごく一部。京都を訪れるとほかにもいくつものかわいい京都弁に触れる機会があるかもしれません。
地方のかわいい言葉、かわいい方言を聞くのも旅行の楽しみですよね。もし、京都出身の女性が周りにいるのであれば、ぜひ一度京都弁を聞かせてもらってください。