清水寺の改修工事が終わり舞台が開放!11月28日最新情報(写真と動画付)

清水寺本堂と満開の紅葉京都観光

「清水寺の舞台の現状を知りたい」
「京都観光で清水寺に行く」

という方におすすめです。

この記事では


◆2020年11月28日に訪れた際の様子。(と11月23日の様子)
◆清水寺本堂について(2020年2月終了の檜皮葺き屋根葺き替え工事など)
◆清水の舞台について(2020年12月終了予定の床板交換工事など)
◆平成(と令和)の大改修(大修理)の様子まとめ(2017年〜2020年)
◆清水寺の見どころまとめ


を記載しています。

清水寺は伏見稲荷大社・金閣寺と並び、京都三大有名観光地なので普段から多くの観光客で賑わいます。

現在、清水寺と並んで人気がある金閣寺でも工事が行われていますので、これから金閣寺を訪れる方はご注意ください。(金閣寺の工事について詳しくはこちらをご覧ください)

清水寺に市営バスで訪れる際のおすすめ徒歩ルート動画を撮影しましたので、よろしければ、ご参考になさってください。清水寺の最寄りバス停「五条坂」または「清水道(東山安井)」からの2パターンがあります。


【バス停「東山安井(または清水道)」から清水寺までのアクセス徒歩ルート】

こちらはカラフルなくくり猿が有名で女性人気が高い「八坂庚申堂」や東山のシンボル「八坂の塔」、そして「三年坂(産寧坂)」を通りながら清水寺へ向かうルートになります♪


【バス停「五条坂」から清水寺までのアクセス徒歩ルート】

五条坂は最寄りバス停として一番定番ですね♪

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2020年11月28日:最新情報!現在の清水寺の様子

11月18日、50年ぶりに行われれた檜皮葺き屋根の葺き替え工事に続いて行われていた舞台の床板張り替え修復工事がまもなく完了すると、清水寺の公式ホームページで発表されました。

御本尊様に平成の大修理の完了を報告し終わった後、2020年12月3日午後から舞台が完全に解放されます。

以降は、新しく張り替えられた舞台を踏むことが可能となります。

清水の舞台工事が12月3日までに終わるということで、工事完了前に私が清水寺を訪れるのは最後かと思います。

今回は、工事終了間際の様子をお届けします。

前回23日に訪れてから、すぐにまた清水寺を訪れました。現在、毎年の恒例行事である夜間特別拝観期間中。

今年は期間を短縮されて、11月18日〜30日にかけて開催されました。この期間中は、21時最終受付で2130分まで清水寺を参拝することができます。

11月28日:最新の舞台工事の様子

23日に訪れた時には存在していた舞台工事のための足場のほとんどが回収されており、舞台上に置かれていた器材や工具類も片付けられていました。

5日しか経っていないのに、仕事が早い!

この様子を見て、本当に工事が終わるのだと実感。次回の床板張り替え工事は何十年後でしょうか。

緑のフェンスは健在です。夜間特別拝観の灯籠が舞台を照らしていましたよ。

12月3日に舞台が前面開放されて、立ち入り制限が解除されます。それまで残すところ、数日になりました。(舞台開放は12月3日の午後からになります)

例年であれば紅葉の見頃を終えると清水寺の参拝者の数は減少します。しかし、今年は平成の大修理が終えることもあり、あくまで予想ですが混雑する可能性もあります。

もし、訪れる場合は、混雑する時間帯を避けられる早朝の参拝をおすすめします。マスクにアルコール消毒といったコロナ対策もしっかりしましょうね。

紅葉の様子と夜間特別拝観時の舞台

今年は、平成の大修理の目玉の一つである本堂の茅葺き屋根の葺き替え工事が終わり、4年ぶりに本堂全体を眺められるようになったことと、GoToキャンペーンの影響で、夜間特別拝観は大いに盛り上がったと聞いています。

私が訪れたのは11月28日の午後21時直前でした。閉門は21時30分なので、21時に入場しても30分楽しむことができます。

参道を歩くと、ライトアップを楽しんだであろう人々と大勢すれ違いましたよ。

当たり前ですが、日中とは違いとても暗いです。

灯籠や照明で暗闇からぼんやりと建物や通り、紅葉を明るく照らしていました。

夜間特別拝観中に見られる灯籠が境内にはいくつも並んでいましたね。

紅葉の見頃は過ぎた清水寺でしたがライトアップされて美しい景色はまだまだ続いていました。

 

前回(2020年11月23日)の様子

清水寺本堂と満開の紅葉

2020年11月23日、3連休の最終日の13時ごろに清水寺を訪れました。


◆現在の清水の舞台工事の作業状況は?
◆11月23日の清水寺の様子(混雑具合や紅葉の色づきなど)は?
◆清水寺で桜の花が咲いている場所は?


について、訪れた際に撮影した画像と動画で紹介します。

今回は、舞台工事の最後の状態を撮影してきましたので、その様子をご覧ください。

舞台の一部を立ち入り禁止にする緑のフェンスは相変わらず、予想では、一番人が訪れるであろう紅葉の頃にはフェンスの色が変えられると思っておりましたがそのままでした。

また、前回訪れた時には確認できませんでした。舞台の手すり部分を飾る擬宝珠(ぎぼし)をシートの上からではありますが確認できました。

さらに、シートの端からは新しい清水の舞台が少しだけ顔を出していました。

真新しい木です。これから50年近く舞台を支える大きな仕事を任されることになります。

全体が現れるのがすごく楽しみ。

清水の舞台の監視カメラ

それ以外は、これまで訪れた際に見つけられなかっただけかもしれませんが、舞台

を見守る監視カメラも設置されていました。

前回、短い期間ではありますが檜皮葺き屋根の張り替え工事が終わり、舞台の姿が現れた際は、コロナウィルスが本格的に流行る前でしたが、参拝者が少なかったです。おそらく123日に修復工事が終わってからは、これまで以上に多くの方々が清水寺を参拝に訪れるでしょう。

年末年始にかけて清水寺を訪れる方は現在より増えると思っています。

もし、清水寺を訪れる場合は、コロナ対策・寒さ対策を行い訪れてくださいね。

次回訪れるときは、舞台の様子が大きく変わっているでしょう!

引き続き、工事の様子を更新しますので、よろしくお願い申し上げます。(最新の清水の舞台張替え工事の情報は清水寺の公式ホームページからご確認ください。)

2020年11月23日に訪れましたが、清水寺境内の紅葉が見頃を迎え、美しい景色を求め多くの方々が参拝に訪れています。

約4年ぶりに本堂の覆いが外されてから最初の紅葉のシーズンということもあり、コロナ下ではありますが本堂、及び奥の院や境内の地主神社は混雑していました。

大黒天さんへのお詣り、お守りや御朱印などは時間帯によっては並ぶ必要があります。

清水の滝は、例年のように行列ができることはなく、チラホラと滝の水を頂戴されていました。

 

三連休最終日でしたが、清水寺境内他、参道は大変多くの方々で埋め尽くされており、密を避けられない状況でした。

観光客が増えて賑わいを取り戻しているので、訪れる際はしっかりと対策を忘れないでください。

個人的には、紅葉の見頃は過ぎたように感じました。

しかし、境内にはまだまだ黄色や真っ赤に色づいた紅葉が残っており、少ないですが緑色のものまであります。

本堂や舞台と一緒に紅葉を眺められることもあり、写真撮影をされている方を多く見かけましたよ。

現在、11月18日から30日までの期間に、夜間特別拝観が行われています。

この期間中は午後9時30分まで拝観できるので、ライトアップされた紅葉を鑑賞することができますよ(清水寺の秋の夜間特別拝観についてはこちら)。

11月21日の三連休初日はあまりの参拝者の数に拝観行列ができていました。

私が訪れた1123日の昼間でも風が強く少し寒いと感じましたので、もし夜間に清水寺へと行かれる場合は、しっかりと寒さ対策することをおすすめします。

清水寺の本堂の近くには、縁結びのパワースポットとして女性に人気の地主神社があります。

こちらの境内には桜の木が植えられており、本日訪れたときに桜が咲いているのを発見しました。

地主神社の桜2020年11月7日秋に撮影

清水寺を訪れた方は、ぜひ地主神社へも足を運んでみてくださいね。

2020年11月7日

2020年11月7日は曇り空で天気は悪かったのですが、清水寺は大変人気でたくさんの方が訪れていました。


◆現在の清水の舞台工事の作業状況は?
◆11月7日の清水寺の様子(混雑具合や紅葉の色づきなど)は?
◆清水寺で桜の花が咲いている場所は?


について、訪れた際に撮影した画像と動画で紹介します。

清水の舞台工事の最新情報!床板が剥がされている?

人が少ない清水の舞台

まずは舞台の全体の様子ですが、前回(2020年10月24日)に訪れた時とパッと見た感じはほとんど何も変わっていませんでした。しかし、少し近づいてみると変化に気付きましたよ。

舞台の一部が切られている

舞台の床板が剥がされている?工事の工程で簡易の床板が張られていたのですが、その一部が剥がされていました。

本体の床板の上にシート状の簡易床板が張られていると思っていたのですが、その下にはさらに板が張られていて、本体の床板まで結構分厚さがあります。

次の工事作業予定場所

こちらはこれから剥がす床板の場所をマークしているのでしょうか。少しずつ剥がしては、一箇所ずつ張り替え作業が行われています。

完全防水対策がされている

本日の雨が降った日は腐食の元になる水気から床板を守るために、徹底して防水対策されています。

水捌け道具

防水対策の道具も置かれていました。また、工事に使用する新しい足場のような器材も気になります。

ロープで固定されている舞台工事の様子

ロープでグルグル巻きにされています。

すっきりしている舞台上の様子

これから舞台の床板部分の工事が本格的に始まるのでしょうか。

大人気な清水寺2020年11月7日

清水寺の境内は少しずつ秋色に染まっており、たくさんの方が本堂から撮影していましたよ。

清水寺の紅葉の様子2020年11月7日

少しずつ赤色の部分が目立ち始めてきました。

奥の院の紅葉が綺麗

本堂からの奥の院も美しかったですよ。現在、本堂の舞台が工事中なので、工事が行われていない奥の院を撮影されている方を多く見かけました。

2020年11月7日の清水寺

そして、こちらが奥の院からの本堂の眺めです。

かなり紅葉が色づいてきています。京都は今週から本格的に冷え込んできたので、一気に色づき始めたのかもしれません。

清水寺の赤く染まった紅葉

清水の舞台工事の最中しか見れない光景?

今回、清水寺を訪れたときに見つけて一番印象的だったのがこちらの写真になります。

清水の舞台のコンセント

清水の舞台のコンセント。

撤収し忘れたのでしょうか。舞台らしからぬ不思議な光景でした。

清水寺の平成の大改修(大修理)工事:2020年12月終了予定

清水寺に限らず、木造のお寺は一定期間を過ぎると改修工事や修復工事が行われます。

毎日たくさんの方が訪れていることと、日光や気候により建物が痛むからですね。

平成の大改修(もしくは大修理)といえば、本堂の屋根部分の改修工事を思い浮かべる方が多いですが、2008年に始まった清水寺境内・堂舎郡の解体修理、及び半壊修理のことをさし、工事期間は10年以上、総額40億円をかけて境内の子安塔や阿弥陀堂、奥の院に馬注(馬とどめ)といった重要文化財の工事が順番に進められてきました。

可能な限り、清水寺が建てられた当時のカタチを再現することをモットーに色褪せた(いろあせた)彩色の塗装、脆くなった用材の修復、瓦葺き屋根から檜皮葺きの屋根への葺き替え工事といった内容の工事が行われており、中には修復作業以外にも台風などの自然災害を見越した予防工事も含まれています。

2008年に始まった大改修は順調に進み、2017年2月に本堂の屋根の葺き替え工事が始まりました。こちらの修理は約50年ぶりに行われたもので、2020年2月下旬に無事終わりました。4年間にわたり行われた改修工事を終えて現在は本堂を覆っていた足場やカバーはなくなり、美しい姿を眺めることができます。

2020年5月からは舞台の床板交換工事が始まっているので、舞台の一部は入場できない状態で、工事の終了予定は2021年春頃。

これから清水寺の観光を考えている方は本堂の全体像を写真で撮影したり、清水の舞台全体に上がることはできないので注意が必要です。

本堂内はこれまでと変わらずにお参りすることができますので安心してくださいね。

(2020年11月18日に清水寺の公式ホームページで、平成の大修理の完了を御本尊に報告して、12月3日午後から舞台が解放されると発表がありました。)

今回の大修理で行われた「本堂の檜皮葺き屋根の葺き替え」について、「清水の舞台の床板交換工事」については詳しく後述しています。

清水寺本堂について(2020年2月終了の檜皮葺き屋根葺き替え工事など)

2017年2月から行われていた清水寺の本堂の屋根の檜皮葺(ひわだぶき)葺き替え工事は4年がかりの平成の大改修(大修理)の集大成。

こちらでは檜皮葺きについて、また工事がどのように行われてきたのかをご説明します。

清水寺本堂の屋根は檜皮葺(ひわだぶき)です。

皮葺(ひわだぶき)とは檜(ひのき)の樹皮を重ねて作られた屋根のこと。

屋根板を支える垂木に桟(さん)と呼ばれる横木を打ち込んでその上に少しずつ少しずつずらしながら樹皮を重ねていき竹釘で止めて作られます。

竹釘とは文字通り竹の釘。

この檜皮葺の手法は檜の皮には樹脂とタンニンが含まれているので耐久性が強いことから奈良時代以前より続いているとされています。

檜の樹皮を採る職人原皮師(もとかわし)により採取されます。

この採取された檜の樹皮は原皮(もとかわ)と呼ばれ、このままでは屋根にできないので檜皮包丁と呼ばれる専用の道具を使用して原皮の荒れた部分やヤニ、節(ふし)を取り除き、厚さとかたちを整えます。

こちらの工程は皮切師と呼ばれる職人によって行われます。

そして、最後の葺く工程は葺師が担当。

樹皮を水に濡らした状態で一枚ずつ横に並べ、それを繰り返し重ねていきます。一枚重ねるごとに1~2センチずらし、5枚ごとに竹釘を打ち込み固定します。

この特殊な手法は日本固有のもので国外では類を見ないとか。

セクションごとに職人が担当しているのが、清水焼と似ていると感じました。

檜皮葺について調べている時に思ったのですが、清水寺の本堂全体の大きさは正面36m、側面30m、棟高18m、、

写真や一度訪れればわかると思うのですが大きい建物なんです。

その屋根に一枚一枚樹皮を並べて、屋根を作るには数年作業になっても仕方ないなと思いました。

立地条件などによるそうですがだいたい30~50年程度で檜皮葺は痛むのでそのたびに修理が必要になります。

檜皮葺の建物は全国に約700棟あり、京都市内だけでも150棟存在で全国でで檜皮葺の建物が一番多い地域。

清水寺以外では、上賀茂神社や下鴨神社、八坂神社で見ることができ、お寺では西芳寺(苔寺)や三千院などがあげられます。

清水寺といえば清水の舞台の印象が強いですが、本堂の屋根にもぜひ注目してくださいね。

檜皮葺き屋根造りに使われる道具一覧

檜皮葺き屋根造りに使用される道具を紹介します。

竹釘が入っている釘箱

釘箱は、檜皮葺き屋根を造る職人「葺師(ふきし)」の隣に置かれています。

大量の釘が入っています。

細くて尖っている竹釘

竹釘は細く尖っています。

竹釘が使用される時は、職人さんが口の中に含んでいました。

屋根金槌

屋根金槌を使用して、竹釘を打ち込みます。先端部分が正方形になっています。

ぶり縄(てぎ付)

ぶり縄は林業の際に、枝打に用いられる道具です。

てぎ(手木)とは、強く締めるために縄に巻きつけられた短い木のことです。

腰ナタ

腰ナタ

大切包丁

大切包丁

ヘラ(カナメモチ)

ヘラは木の皮を剥がす際に、用いられる道具です。

チョンナ

チョンナ(ちょうな)も、木の皮剥ぎに使用されます。

檜皮包丁(ひわだぼうちょう)

檜皮包丁とは、檜皮葺きの材料である檜(ひのき)の皮を採取する職人「本皮師(もとかわし)」が使用する道具です。これで、檜の皮の節(ふし)などを取り除き、檜皮を作ります。

全国社寺等屋根工事技術保存会による檜皮葺き屋根造りの実演

2020年10月24日に、清水寺の仁王門の近くで全国社寺等屋根工事技術保存会による檜皮葺き屋根造りの実演が行われていました。

仮説テントにブースが用意されており、檜皮葺き造りに使用される道具が展示されていましたよ。

檜皮葺きについて調べた時に、なかなか資料を探すことができなかったのですが、今回展示と実演が行われていたことで、頭の中のイメージがしっかりとしたものになりました。

釘箱

木製の釘箱には、

竹釘

たくさんの竹製の釘が入っていました。これを原皮に打ち込み、葺き重ねを行います。
とてもシンプルな形ですが、一つひとつが硬く、丈夫で頼りになりそう。

屋根金槌

竹釘を打ち込むための屋根金槌は先端が正方形になっています。グリップ部分は握りやすいようにくぼみが整形されていました。

檜皮包丁

そして、原皮を整えるための檜皮包丁。

他にもいくつかの道具の展示とパネルが設置されており、何も知らなくても楽しめましたよ。

そして、檜皮葺きの実演も見せていただきました。

檜皮整形

檜皮葺き屋根に使用される原皮を整形するために、皮を手で剥がして切り込みを入れています。

檜皮包丁を滑らせ、皮を一気に切り取ります。

形を整えられた原皮は葺師により、等間隔で並べられていきます。

とても丁寧な作業。屋根を作りやすいようになのか水?につけていた原皮がぴったりと並びます。

そして、並べた原皮を竹釘で固定します。

葺師による檜皮葺き屋根造りを最後に動画でも紹介させていただきますね。

改修工事のための足場が木製の理由

改修工事中の本堂の足場は全部木材です。

足場も木製なので参拝に来られた方で驚かれた方も多いでしょう。

覆いと木の囲いで本堂が見えない時の清水寺は工事を担当された鳶職人の方々は素晴らしい技術と勇気を持っているのだなあと感動もので、工事中は工事中で美しかったです。

改修工事について詳しくないのですが、木製の足場は清水寺の景観をなるべく壊さないようにしている、そして出来るだけ建物を傷つけないように配慮していると思っていましたが実際はそうではありませんでした。

平成の大改修で木製の足場を使用した理由は技術の伝承のため。

宮大工の世代交代が現在行われていますが、資料で知識を身に付けるのではなく実際の修復工事の中で技術を習得して継承しようとしていたのです。

現在、工事のための足場は鋼材で組むのが当たり前でほとんど木製の足場を組む機会はないそうです。

このような試みは、2014年に京都府宇治市にある平等院鳳凰堂の修復工事でも行われました。

丸太の足場を利用した改修工事はこれまで受け継がれてきた宮大工の技を未来につなげ、残そうという目的なのです。

今回の檜皮葺きの葺き替え工事は約50年ぶりに行われました。おそらく、私はもう改修工事中の清水寺に行くことはないと思いますね。

工事が終わった今となっては、あの工事中の風景がとても貴重なものだったのかなあと思います。

(2020年12月完了予定)清水の舞台について工事内容や造りなど)

現在の床板交換の張替え工事が行われている清水の舞台について、そして舞台に伝わるエピソードの他、面白い豆知識をご紹介します。

事前に情報を頭に入れてから、清水寺を訪れると雰囲気や見た時の感じ方が変わるかもしれないのでよろしければ、お読みください。

舞台の床板張替え工事はいつまで?

改修工事がいつまで行われるのか気になり、以前清水寺の方に尋ねたところ2021年春頃まで、と教えていただきました。

この張替え工事は20〜30年に1度定期的に行われているものです。

毎年、300万人以上が訪れるといわれている世界遺産清水寺。

定期的なメンテナンスは必要ですよね。

床板は厚さ約10センチの檜(ヒノキ)が使用されており、舞台床に敷き詰められている檜板は約410枚!これは畳(たたみ)100畳と同じ広さと聞くと驚きませんか?(約190平方メートル)

床板交換作業は部分的に行われるので、舞台の一部は上がれるようになっています。

2020年9月現在、舞台で行われている床板の交換工事は2020年の間はずっと行われると清水寺にお勤めの方にお話を聞きましたので、全体が開放されるのは2021年3月の予定。その後に足場の撤去を行い、完全に舞台が姿をあらわすのは春近くということです。

その間は舞台工事にも足場が組まれるので、本堂全体を眺めることができるのも2021年になります。

2020年12月3日から清水の舞台は解放されます!

(2020年11月18日に清水寺の公式ホームページで、平成の大修理の完了を御本尊に報告して、12月3日午後から舞台が解放されると発表がありました。)

この張替え工事ですが、本堂の檜皮葺の際の工事と同じで今しか見れない光景で、この工事が終了すれば、次回に張替えが行われるのは20〜30年後。

現在は舞台全体に上がることができませんが、職人による床板張替え作業を間近で見る特別な機会なので訪れると楽しいかもしれません。

舞台は懸造り(かけづくり)で改修工事は800年に1度?

清水の舞台はかけ作りと呼ばれています。

清水寺の舞台はなんと釘が一本も使わない懸造り(かけづくり)という工法を用いて造り上げられた耐震性の高い構造になっています。

高さ13メートルの舞台を支える18本の柱は欅(けやき)で大きいものだと10メートルの長さで周長は2メートルもある大人でも抱えることができない太いもの。

それらを傾斜に合わせて配置されているのですが、こちらの柱は簡単に取り替えることができないので、木材が雨で濡れて腐食することを防ぐために雨避けの工夫がされています。

貫(ぬき)と呼ばれる欅の厚板を通して接合している部分には雨水が溜まらないように傾斜のある板が据えられいるのが舞台の下から見えますよ。

舞台に使用されている欅材の寿命は樹齢の倍程度だと言われており、現在使用されている柱の樹齢は400年程度のものなので、次回の改修工事は400年以内に行われる予定。

その時に使用される建材の欅と檜が2000年から京都市の北部で育てられており、その数6,000本。大量の木ですが、建材として改修工事に使用できる状態に育つのはこの中の1割とされています。

清水の舞台から地面までは約13mあります。

清水寺の清水の舞台の高さは約13メートルで、これは金閣寺の金閣とほぼ同じ高さです。

この高さはマンションの4階ほどの高さで、京都の人気観光スポット「金閣寺」の金閣と同じ高さ(金閣の性格な高さは12.5m)。

木材同士を格子状に組み合わせることで支えあい、バランスを取ることで本堂と舞台は建てられています。

懸造り(かけづくり)は急斜面でも耐震性を高め、強度もあるのでまさに本堂と舞台を建てるのに理にかなっている工法。

舞台を支える柱を下から眺めるとすごい迫力で貫録があります。

急な崖の上にある理由

舞台は急な崖の上に建てられていますが、このがけは清水の滝が作り上げたと考えられています。

現在の滝の水量はちょろちょろと流れており、清水寺を訪れた観光客の方々が滝の水をいただく人気アトラクションとなっていますが、江戸時代以前の清水の滝の水量は激しく、急な崖を作りました。

清水の舞台の役割

清水の舞台は昔から雅楽やお能、歌舞伎のほか相撲などの芸能をご本尊の観世音菩薩に奉納する場所としての役割がありました。

実際に清水の舞台から飛び降りた人はいるのか?

清水の舞台から飛び降りるという言葉は「必死の覚悟で実行する」という意味があります。

舞台から飛び降りた人は江戸時代に実際に存在しました。

清水寺境内の成就院から見つかった「清水寺成就院日記」には飛び降りた人々の記録が記述されていて、その数なんと234人!

驚くことに、飛び降りた方の多くは生き残ったとされており、その当時は舞台の下の地面は今と比べて柔らかかったことで、80%以上の飛び降りた人は生き延びることができたといわれています。

数多くの人々が飛び降りた理由は飛び降りて、生き残れば自分の願い事は叶い、もし亡くなったとしても極楽浄土にいけるといわれていました。

舞台の歴史:いったいいつ造られたのか?

実は清水寺は創建された当時から、現在の立派な本堂があったわけではなく、清水寺の名前が知れ渡り有名になったのは805年に御願寺(天皇や皇后等のために祈願や追善を行う仏教施設)となってからといわれており、それまではお寺の規模も小さかったようです。

これまで9度の火災に見舞われているので、はっきりとした清水寺の記録となる資料が残っておらず、本堂や舞台がいつ作られたのかはっきりとはわかっていません。

しかし、清水の舞台で蹴鞠を蹴ったという日記が見つかっており、現存する資料から舞台ができたのは、平安時代後期といわれています。

また、清水の舞台が出てくる有名な歴史の話でいえば、五条橋でも決闘を行った牛若丸(源義経)と弁慶は清水の舞台でも決闘を行ったと「義経記」に記されています。

清水寺はこれまでに9度の火災に見舞われているとお伝えしましたが、火災が原因で舞台も焼失してしまいます。

直近の火災でいうと1629年、この4年後に徳川家光の寄進と家光の妹である東福門院の発願により、舞台が再建されました。

現在、私たちが見ている舞台はその時の舞台となります。

また、境内に残るお寺のほとんどもその時に再建されたものです。

清水寺の改修工事中の様子(2017年~2020年8月)

改修工事前と改修工事後を比較してご紹介。

2017年11月〜

2017年秋の夜間特別拝観中のライトアップで照らされる工事中の清水寺の本堂

こちらが2017年11月の清水寺本堂。

毎年、秋に行われている夜間特別拝観の際の写真になります。

工事中のライトアップはこのように本堂内部から照らされており、本堂を直接見ることはできませんが、美しかったですよ。

清水寺境内には、ヤマモミジの木が約1,000本植えられており、紅葉のシーズンには境内を真っ赤に彩ります。

ライトアップも素敵な風景ですがもちろん日中もおススメ。

2018年3月〜

2018年春の清水寺本堂の様子。檜皮葺き屋根の葺き替え工事のために覆いがかけられています。

巨大なテントのように本堂全体が覆われていますが、清水の舞台部分は覆われておらず、境内の桜の様子を眺めることができました。

この日は3月31日、4月に入る前でしたが桜が咲き始めていて春を感じました。

清水寺にはソメイヨシノやヤマザクラが約1,000本植えられています。

春は桜、秋は紅葉がわたしたちを迎えてくれ、素敵な景色で歓迎してくれますよ。


2018年12月の清水寺の様子

2018年の秋の夜間特別拝観期間の工事の様子。ライトアップが美しいです。

2年連続で秋の特別拝観に訪れました。

この時、私の受けた感想は去年と比べて観光客が多い。

当時わたしは京都のホテルで働いており、毎日たくさんの、特に海外からの観光客とお会いしていました。

清水寺は国内外の方々に大変人気な観光地。

本堂は覆われていましたが、このライトアップされた景色は特別な印象を与えていたのではと思います。

2019年8月〜

2019年9月の清水寺本堂の改修工事の様子

この日は千日詣りが行われている日で、しっかりとご利益をいただきました。

夏の京都は本当に暑く、この日もうだるような暑さで観光の方々は木陰で休憩しながら清水寺を拝観していましたよ。

こちらは本堂の出口側の様子。

長くて大きな丸太が本堂を支えている様子もとても迫力がありました。

清水寺の工事中の本堂内部の様子。木の柱がたくさん設置されており日の光があまり入ってきませんでした。

こちらは内部の様子で、近くで見る本当に木だけで足場が作られており、宮大工さんの技術と度胸には恐れ入りました。

2020年1月〜

この時期あたりに覆いが外されてたのかと思います。

この日は1月2日のお正月で初詣に清水寺を訪れる方が大変多くて本堂内の込み具合がすごかった。

本堂の廊下部分はそこまで広くないので、とても密な状況。

真冬でしたが、暑さを感じましたよ。

清水寺の改修工事期間の舞台をしたから見上げた様子

金属は使用されておらず、全て木材の足場です。

あの足場を登り降りして修繕工事を行った宮大工さんすごいですよね。

わたしなら足が震えてしまって動けなくなりそうです。

清水の舞台の柱も立派!

この日も清水寺の平成の大修理のための足場も修理中は近くで見ることができました。


2020年2月には本堂の改修工事が終わりました

2020年2月下旬の清水寺の様子。生憎の雨でしたが4年間の改修工事期間を終え、美しい姿が現れました。

そして、気になる清水寺の舞台も見ていきましょうか。

入り口で拝観券を見せて、廊下を本堂に向かって進みます。

覆いが外されているのでテンションが上がります。

工事終了後、清水寺本堂は太陽の光がこれまで以上にダイレクトに入って来るので、これまでより明るく感じました。

清水の舞台や本堂からは、清水寺の境内を一望できます。

春には桜、夏には青紅葉、秋には紅葉と季節ごとに素晴らしい風景を見ることができるので、清水の舞台の床板の張替えが終了してからはさらに本堂からの景色が楽しめそうですね。

本堂の檜皮葺の修繕工事終了後、舞台の床板張替えが行われる前の貴重な写真。

このころは床板張替えがはじまっていないので、すっかり外に清水の舞台が出ていました。

観光客の方々もみなさん撮影している方が多かったです。コロナウィルスの影響で混雑していなかったのも良かったです。

舞台も少し時間を待てばすぐに人がいなくなります。

金閣寺や伏見稲荷と同様に京都で最も人を集める観光地の一つ、毎年300万人以上の参拝者が訪れる清水寺で普段ならこのような光景は見れません。

本堂内は直接日の光が入るようになったので、とても明るくなりました。


2020年5月:清水の舞台の床板張替え工事中

本日、朝活の京都散歩で清水寺をおとずれた時に驚きました。

清水の舞台が工事中!?

清水寺の舞台を工事している方

入り口から工事しているなあと感じていましたが、まさか清水の舞台の工事中だと思いませんでした。

清水の舞台が工事中 2020年5月30日

具体的には、清水の舞台全体が工事中ではなく、部分的な工事が行われていました。

横から見るとこんな感じです。

清水の舞台には出れるけど、中途半端な感じはいなめない。

工事中の清水の舞台 2020年5月30日

インターネットで調べてみても、現在の工事についてはニュースが出ていない、、

清水の舞台が完全に姿を現すのはもう少し後かもしれません。

清水寺の拝観は通常通り行うことが可能なのでご安心ください。

工事中の清水の舞台を眺める 2020年5月30日

離れてみれば、工事中の部分がわかりやすいですね。

檜皮葺(ひわだぶき)屋根は美しかった。

個人的にはこの工事の場面って貴重な体験というか。

「普段見れないものを見てる!」とかわくわくしてしまいます。


2020年6月:舞台の工事がいつ終わるか判明!

5月30日に清水の舞台の工事を確認してからひと月経過したので、もう工事は終わっているかと思いましたが、この舞台の工事はまだまだ続きそうです。

現在、舞台で行われている床板の交換工事は今年(2020年)の間はずっと行われると清水寺の事務所にお聞きしました。

舞台の一部は入場することができますが、全体が開放されるのは来年(2021年)の予定ということです。

舞台には木製の足場が組まれるので、本堂全体を眺めることができるのは2021年になりますね。

2021年3月床板張替え工事が完了して春までには足場の撤去が終わる予定。

足場の撤去がおわってようやく「平成の大改修」すべての工事が完了したと言えます。

この張替え工事ですが、本堂の檜皮葺の際の工事と同じで今しか見れない光景でしょう。

この工事が終了すれば、次回に張替えが行われるのは30年後。

舞台の一部に入ることはできないし、撮影しても思っている美しい写真にならないかもしれませんが、今しか見ることができない貴重な光景です。


2020年8月9日:最新情報!現在の清水寺の様子

清水の舞台床板張替え工事の真っ最中です。

それにしても、本堂の姿はたとえ工事中だとしてもほれぼれするほど美しい。

2021年春頃終了予定の清水の舞台の様子

こちらは舞台から真っすぐの位置にある子安の塔から撮影したもの。

前回の改修工事では覆われていなかった舞台の柱部分も覆われています。

それでは、舞台の様子をお伝えします。

動画で伝わらない細かい部分は撮影しました。

清水の舞台の工事風景

舞台は入れないようにフェンスが張られています。

以前訪れた時より広くなっているかな…と思いつつも同じ範囲気もしました。

清水の舞台は一部工事中で入ることが出来ないようフェンスを貼られている

シートが被せられていましたが、この下はどうなっているかとても気になります。

清水の舞台の一部は開放されているので、上がることが出来ます。

床板張替え工事部分は気になりますが、舞台は眺めがよくて思わず上がってしまいます。

この日は風が少し強く、心地よかったですよ。

柵は透明になっている部分もあり、近くで床板張替えの現場を見ることができます。

清水の舞台の工事風景を横から見ると少し斜めになっていることがわかります。水捌けをよくするため。

どのようにこれから変わっていくのか楽しみ!

工事中の清水の舞台の隙間から舞台を支える大きな柱が見えました。

覆いの隙間から本堂を支える欅の柱を発見しました。

毎年300万人が訪れるといわれる清水寺を支えている縁の下の力持ち。

清水寺はこれまでに度々火災に見舞われ、その度に再建されてきましたが清水の舞台はいつ頃建てられたでしょうか?

正解は約400年前。定期的に宮大工さんによってメンテナンスされてますが、本当に丈夫ですよね。

こちらは舞台の手すり部分をつなぐ金具です。

コチラにはメモのようなテープが張られていました。

以前、宮大工さんが「お寺の工事を行う時に説明書や設計図がない場合がある。長く残っている建物だと、以前手を加えた大工さんが何十年も前の場合も。宮大工さんはお寺の屋根裏などに工事工程や方法を走り書きやメモで残している。」と聞きました。

このテープを張られた場所は床板工事の際に一度外されるから、どの部分が外されたのかわかるようにテープ張られているのかなあ、なんて思いながら後にしました。

今回の足場は木材ではないですね。

清水の舞台を支える柱が工事の足場で隠れている。

奥に舞台の柱が見えます。

また、清水寺を訪れた際は撮影を行い最新情報を追記していきます。


2020年10月3日:清水寺の様子

およそ2カ月ぶりに清水寺を訪れました。
2020年10月から東京もGotoキャンペーンに含まれることで数多くの旅行者が清水寺を訪れることが予想されます。

それでは、清水寺の改修工事、2020年10月3日現在の様子をお伝えしますね。

下記の動画は2020年10月3日に撮影した早朝の清水寺の様子です。早朝の清水寺は人が少なく、密も避けることができるのでおすすめですよ。

清水の舞台の現在の様子:2020年10月3日

2カ月前に清水寺を訪れた際は、檜の床板張り替え工事が行われていましたが、現在は手摺り(てすり)部分が無くなり、開放感がありました。

床には木の色をしたシートが貼られており、この上は登ることができます。

こんな感じで簡易的にシートが貼られていますが、毎日数多くの方が訪れるからでしょうね。
シートがたゆんできていましたよ。シート下の床板部分はどのような状態なのかとても気になります。

舞台の手摺り(てすり)部分

こちらは手摺り部分が外されて枠の形がわかる状態です。

少し離れた場所からでしたが、とても精巧に彫られているとわかります。

美しい形。五円玉のような形が窪み部分に見えますが、どのようにしてできた形なのかとても気になりました。

2020年10月3日、清水寺の舞台で工事が行われている場所

舞台を眺めていると職人さんがフェンスを超えて端っこまで歩いていき、

舞台の下に潜りこまれました。現在の舞台工事場所は舞台を支える柱部分だと思います。

舞台をしたから眺めると柱部分で作業されていました。

それにしても柱は大きいですね。調べると柱の胴部分の長さは大の大人より長いそうです。下記で舞台の詳細については詳しく記載していますのでよろしければご覧ください。

清水の舞台の工夫されている箇所

横から舞台を眺めると少し外側に傾いていることがわかります。

これは雨などで床が濡れた時に水捌け(みずはけ)を良くするための工夫。できるだけ寿命を持すために様々な工夫が見られました。

シートの隙間からこのような光景が見えましたが、何かわかりますか?

別の柱部分の写真ですが横から見ればわかりやすいですね。こちらも舞台の床板同様に水気が溜まって木材が弱らないようにする工夫。

奥の院から本堂の眺め。紅葉の様子はどんな感じ?

手摺り部分はこんな感じで工事現場が迫り出していました。

今回の振り返り

個人的に水避け部分が見れてよかったです。また、本堂の床の凹凸が気になりました。

工事の際に凸凹の木材を用いたのか、もしくはきれいに角材に加工してから用いたが時間が経って、少しずつ変形して、節とか硬い部分だけがモコっと浮き上がっているのか•••。

これから清水寺を訪れる方は参考にしていただけると嬉しいです。また、清水寺を訪れた際は更新します。

これまでの改修工事の様子や舞台・本堂についてわたしが面白いと感じたことをまとめているのでよろしければ最後までお読みください。

また、清水寺と同様に工事が行われている金閣寺の様子も記事にしているのでよろしくお願いします。


2020年10月24日の清水寺の様子

3週間ぶりに清水寺を訪れました。
今月から京都市内でも京都旅行に来られた方をたくさん見かけており、清水寺周辺でも着物を着て歩かれている方を多く見かけました。
少しずつですが、観光地の賑わいが戻ってきています。


◆2020年10月24日清水の舞台の工事状況
◆賑わいを取り戻しつつある、清水寺境内の様子
◆全国社寺等屋根工事技術保存会の檜皮葺き屋根造りの実演
◆清水寺の紅葉の様子。見頃はいつ?

についてご紹介しています。

前回(2020年10月3日)に訪れた時には、舞台の手すり部分はありませんでしたが、今回訪れたら現れていました。

 清水の舞台の工事の様子 2020年10月24日

このような形ですでに手すり部分が完成したように見えます。

舞台の端へと少し傾斜があるので、手すりが低く感じますがどうなのでしょう。完全に舞台の改修工事が終わるのは来年の予定ですが、3週間前には無かった手すり部分が完成したのを見ると、とても順調に工事が行われているように感じますね。

シートが被されていたので、工事状況を直接目視することはできませんでしたが、隙間からは舞台の裏側が少しわかりました。

 舞台工事の裏側

舞台の裏側の木の板部分。これは工事のための足場でしょうか。金属の足場部分に合わせて切り取られています。

清水の舞台裏

こちらも、舞台の足場に合わせて板がきれいに切られています。

清水の舞台に設置された緑のフェンス

おなじみになった舞台の緑色のフェンス、来月の紅葉のシーズンにはこの色がどうなるのでしょうね。今回訪れた時に、工事が終わった手すり部分と緑のフェンスを比べてみて、工事が終わった手すり部分が低いようにも少し感じました。

来月も、どのように清水の舞台が美しく変わっていくのか楽しみです。

清水寺の賑わい-2020年10月24日

舞台の工事状況も気になりますが、今回はお昼頃訪れたこともあり、なかなかに混んでいました。

11月には、毎年恒例の秋のライトアップも開催されるので、来月はさらに多くの人々で賑わいを見せるでしょう。

清水寺奥の院 2020年10月24日

奥の院の舞台にも撮影を楽しむたくさんの人々の姿が。

今回は、工事の様子を撮影したくて日中に訪れましたが工事は行われていませんでした(前回訪れたときは午前8時ごろから工事が行われていました)が、参拝者がとても多いことに驚きました。

舞台の様子については、あまり書くことがないですね。

ただし、今回訪れた時にとても貴重なものを見る機会がありました。そちらを最後に紹介します。

来月は観光シーズン。さらに多くの人々が京都を訪れることになると思いますが、マスクをしっかりしてコロナ対策の上、旅行を楽しみましょうね。

清水寺の詳細情報

住所:京都市東山区清水一丁目294

拝観時間:6:00〜18:00(※季節によって変動あり)

拝観料金:大人・高校生/400円

小・中学生/200円

お問い合わせ:075-551-1234

公式ホームページ:https://www.kiyomizudera.or.jp/

最寄駅(バス停):市バス「五条坂」下車徒歩10分

市バス「清水道」下車徒歩10分

京阪電鉄「清水五条駅」下車徒歩25


清水寺の拝観時間は季節によって変動しますので、注意が必要です。
また、通常の拝観時間とは別に毎年開催される春や秋のライトアップ期間中、千日詣りの期間中なども時間が変わります。
具体的に何時まで開いているのか知りたい場合は、清水寺にお問い合わせするか、公式ホームページからお確かめください。

清水寺は京都市内のお寺の中でも早くから参拝可能で開放時間が長いです。

予定に合わせて訪れやすいお寺と言えるでしょう。


清水寺の境内は広く、拝観受付は本堂近くにあります。
本堂に入るまでに、仁王門や三重塔、体内めぐりが体験できる「随求堂」といった見どころがいくつもありますが、そちらは拝観料を払わなくても鑑賞・拝観可能。

清水の滝や奥の院、子安塔といった本堂を通らなければいけない場所に行くなら拝観料が必要になります。(地主神社も本堂の出口近くにあります。)


清水寺の見どころ

清水寺は本堂や仁王門、清水の舞台以外にも見どころがたくさんあります。

わたしが知る限りの見どころをお伝えしますね。

また、清水寺の境内にある縁結びのパワースポットとして人気の地主神社も同じく清水寺と同じくらい人気の観光地で縁結びが有名な神社です。

良縁を結びたい方はぜひ訪れてみてください。

仁王門

清水寺の人気撮影スポットの一つ、清水寺を訪れた方は本堂に行くまでにほぼ100%仁王門を撮影するでしょう。

清水の舞台が造営する際に建てられた仁王門の別名は「目隠しの門」。

当時、京都御所には天皇が住んでおり、舞台から御所を見下ろすことができないように仁王門が建てられたからです。

西門

西門の間からは、夕日が沈む京都市内を眺めることができます。

西の遠くには阿弥陀如来がおられる西方極楽浄土があるとされており、その極楽浄土に生まれ変わることが極楽往生といわれています。

こちらから夕陽が沈む様子を拝み、極楽浄土を心の中に思い浮かべる日想観(にっそうかん)という修行があり、西門はその修行の場とされていました。

鐘楼(しょうろう)

国の重要文化財として登録されている鐘楼は桃山様式の鮮やかなものです。

こちらの鐘楼は6本柱で、2,3トンはある鐘をしっかりと支えていた頑丈な造りとなっています。

現在のかたちは江戸時代1607年に再建されており、それまでは本堂の北東部分に存在されており、再建の際に現在の場所に移築されました。

随求堂(ずいぐどう)

こちらでは、胎内巡りを体験することが可能です。

※8月9日には、こちらの胎内巡りはコロナウィルスの影響で現在は中止していると張り紙がされていました。

弁慶の鉄の錫杖・鉄下駄

出世大黒天

音羽の滝

清水寺の名前の由来となった清水の滝は今の流れ続けており、一本一本にご利益が授かるといわれており、毎日ご利益にあやかろうとする方が列をなしています。

奥の院

清水の舞台・本堂の写真を撮るなら奥の院というほど、清水寺を訪れた方は必ず写真撮影をする場所です。

こちらも清水の舞台と同じく舞台のような造りで、清水の舞台から眺める奥の院は舞台と同じくらい美しいですよ。

千体石仏群(せんたいせきぶつぐん)

子安塔

滝の家

清水寺の七不思議

仁王門前の狛犬

仁王門カンカン貫き

三重塔の鬼瓦

虎の図・石灯篭

首振り地蔵

馬駐(うまとどめ)の金具

清水寺を訪れるのにおススメの時間帯

わたしがおススメする清水寺を訪れる時間帯は間違いなく「午前中」です。

清水寺は午前6時から拝観可能(季節によります)で、早朝は人がとても少ないです。

人混みが苦手な方、ゆったりと写真を撮影したい方、私のようにノシノシ腕を振って歩きたい方にはおすすめですよ。

普段激混みの撮影スポットなどもスムーズに回れますし、なにより早朝の神社仏閣は空気がより良い!

清水寺の写真をキレイに撮りたい方にもおすすめです。

おつとめの方々が「おはようございます」って挨拶してるのを見かけるとなんだかほっこりします。

人の音より、自然の音が楽しめる早朝の清水寺。

人が少なく、より神聖な雰囲気を味わえます。

清水寺の境内はなかなか広いので、もし京都観光に来られた際は、朝の散歩がてら清水寺を訪れるのはいかがでしょうか。

よくある質問

Q1:工事中は通常通り参拝できるの?
はい可能です。本堂はもちろん拝観可能です。檜皮葺き屋根の張り替え工事が2020年2月に終わり、建物を覆っていたシートが剥がされているので奥の院から美しい清水寺の写真を撮影することができます。
Q2:現在清水寺の舞台が工事中って本当?
本当です。2020年5月から清水の舞台の檜(ひのき)の床板張り替え工事が始まりました。現在も舞台の一部は工事中により立ち入ることはできませんが、工事をしていない部分への立ち入りは可能です。
Q3:清水寺の現在の様子が知りたい?
こちらの記事内で、写真と動画で現在の清水寺(清水の舞台)の様子を詳しくお伝えしています。過去の工事の様子について、平成の大修理についても詳しく記載しています。