【京都観光】清水寺の改修工事が終わりました。※追記有り

改修工事終了した清水寺 京都観光

清水寺の平成の大改修工事が終わり、清水の舞台が現れました。

「清水寺の舞台の現状を知りたい」

「京都観光で清水寺に行く」

という方におすすめです。

ご参考になさってください。

こんにちは。

わたしは、元京都ホテルのフロントスタッフまめたこ(Mametako)です。

本日(2020年2月29日)、清水寺の改修工事が終わったということで見に行って来ました。

清水寺は伏見稲荷大社・金閣寺と並び、京都三大有名観光地(勝手に言ってます)なので普段からとんでもなく混んでます。

今回はコロナウィルスの影響、そして雨が降ってたということで、観光客が少ない今がチャンスと出かけてきました。

それではまいります。

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清水寺の「平成の大改修工事」

最近、ようやく清水寺の平成の大改修工事が終わりました(2020年2月下旬)。

2017年2月から行われていた清水寺の本堂の屋根の檜皮葺(ひわだぶき)を替える工事(平成の大修理)。

檜皮葺(ひわだぶき)替えは約50年ぶりに行われたということで、次回の檜皮葺(ひわだぶき)替えは50年後に行われることになるでしょう。

3年にわたり本堂を覆われていた囲いがなくなり美しく替えられた檜皮葺(ひわだぶき)の屋根が姿をあらわしました。

この清水の舞台ですが、2020年5月から床板の取替え工事が行われています。

3年ぶりに清水寺の本堂の覆いがはがされ、清水の舞台がきれいに見えるようになったので、コロナウィルスがおさまれば、これまで以上に訪れる方が増えるのではないでしょうか。

京都を訪れる観光客の方の中には清水寺が改修工事中だと知らない方もおられて、清水寺を訪ねたけどちょっと残念だった・・・という話を聞いたこともありました。

これからはしばらくの間、覆いで囲われることはないと思われるので、たくさんの方々でにぎわうことになると思います。

清水寺本堂の屋根は檜皮葺(ひわだぶき)

清水寺本堂の屋根は檜皮葺(ひわだぶき)です。

皮葺(ひわだぶき)とは檜(ひのき)の樹皮を重ねて作られた屋根のこと。

屋根板を支える垂木に桟(さん)と呼ばれる横木を打ち込んでその上に少しずつ少しずつずらしながら樹皮を重ねていき竹釘で止めて作られます。

竹釘とは文字通り竹の釘。

この檜皮葺の手法は檜の皮には樹脂とタンニンが含まれているので耐久性が強いことから奈良時代以前より続いているとされています。

檜の樹皮を採る職人原皮師(もとかわし)により採取されます。

この採取された檜の樹皮は原皮(もとかわ)と呼ばれ、このままでは屋根にできないので檜皮包丁と呼ばれる専用の道具を使用して原皮の荒れた部分やヤニ、節(ふし)を取り除き、厚さとかたちを整えます。

こちらの工程は皮切師と呼ばれる職人によって行われます。

そして、最後の葺く工程は葺師が担当。

樹皮を水に濡らした状態で一枚ずつ横に並べ、それを繰り返し重ねていきます。一枚重ねるごとに1~2センチずらし、5枚ごとに竹釘を打ち込み固定します。

この特殊な手法は日本固有のもので国外では類を見ないとか。

セクションごとに職人が担当しているのが、清水焼と似ていると感じました。

檜皮葺について調べている時に思ったのですが、清水寺の本堂全体の大きさは正面36m、側面30m、棟高18m、、

写真や一度訪れればわかると思うのですが大きい建物なんです。

その屋根に一枚一枚樹皮を並べて、屋根を作ってって、それは数年作業になっても仕方ないなと思いました。

立地条件などによるそうですがだいたい30~50年程度で檜皮葺は痛むのでそのたびに修理が必要になります。

檜皮葺の建物は全国に約700棟あり、京都市内だけでも150棟存在で全国でで檜皮葺の建物が一番多い地域。

清水寺以外では、上賀茂神社や下鴨神社、八坂神社で見ることができ、お寺では西芳寺(苔寺)や三千院などがあげられます。

清水寺といえば清水の舞台の印象が強いですが、本堂の屋根にもぜひ注目してくださいね。

改修工事後の清水寺の様子

改修工事を終えて覆いが外された本堂がこちらになります。

じゃーん!

丸見えです!!

そして、これが2020年1月2日の清水寺本堂の様子です。

すごい覆われていますよね。

そして、気になる清水寺の舞台も見ていきましょうか。

拝観券を見せて、廊下を本堂に向かって進みます。

覆いが外されているのでテンションが上がります。

じゃーん!

すっかり外に清水の舞台が出ていました。

みなさん撮影している方が多かったです。

でも、コロナウィルスの影響でしょうか。少し待てばすぐに清水の舞台はスカスカに。

本堂内は直接日の光が入るようになったので、とても明るくなりました。

初詣の時はすごい混んでいたのに、不思議な感じです。

2020年初詣のようす。

改修工事中の本堂の覆い。全部木材です。

めちゃめちゃすっきりしました。

次の改修工事は何十年後にあるのでしょうか。今回の改修工事は約50年ぶりに行われました。おそらく、私はもう改修工事中の清水寺に行くことはないと思いますね。

改修工事が終わった今となっては、あの工事中の風景がとても貴重なものだったのかなあと思えます。

追記:2020年5月30日 清水の舞台は工事中でした

本日、朝活の京都散歩で清水寺をおとずれた時に驚きました。

清水の舞台が工事中!?

清水寺の舞台を工事している方

入り口から工事しているなあと感じていましたが、まさか清水の舞台の工事中だと思いませんでした。

清水の舞台が工事中 2020年5月30日

具体的には、清水の舞台全体が工事中ではなく、部分的な工事が行われていました。

覆われてる清水の舞台

横から見るとこんな感じです。

清水の舞台には出れるけど、中途半端な感じはいなめない。

工事中の清水の舞台 2020年5月30日

インターネットで調べてみても、現在の工事についてはニュースが出ていない、、

清水の舞台が完全に姿を現すのはもう少し後かもしれません。

清水寺の拝観は通常通り行うことが可能なのでご安心ください。

工事中の清水の舞台を眺める 2020年5月30日

離れてみれば、工事中の部分がわかりやすいですね。

檜皮葺(ひわだぶき)屋根は美しかった。

情報が入れば、追記します。

個人的にはこの工事の場面って貴重な体験というか。

「普段見れないものを見てる!」とかわくわくしてしまいます。

追記:2020年6月27日 清水の舞台の工事について

5月30日に清水の舞台の工事を確認してからひと月経過したので、もう工事は終わっているかと思いましたが、この舞台の工事はまだまだ続きそうです。

現在、舞台で行われている床板の交換工事は今年(2020年)の間はずっと行われると清水寺の事務所にお聞きしました。

舞台の一部は入場することができますが、全体が開放されるのは来年(2021年)の予定ということです。

檜皮葺(ひわだぶき)を替える工事が終了しましたが、舞台の工事が始まりましたね。

この張替え工事は約30年に1度定期的に行われているものです。

毎年、300万人以上が訪れるといわれている世界遺産清水寺。

定期的なメンテナンスは必要ですよね。

完ぺきに修繕工事が終了した清水寺を見れるのは半年後になります。

清水の舞台について

清水の舞台のまめ知識を少し紹介します。

舞台について情報を頭に入れてから、清水寺を訪れると雰囲気や空気管、とらえ方が変わるかもしれません。

よろしければ、お読みください。

舞台の柱の数は…

清水寺の本堂を支えている柱の数は全体で172本あります。
そのうち舞台部分を支えている柱の数は約80本。

この舞台はなんと釘が一本も使われておりません。

清水の舞台から地面までは約12mあります。

この高さはマンションの4階ほどの高さで、京都の人気観光スポット「金閣寺」の金閣と同じ高さ(金閣の性格な高さは12.5m)。

京都の人気観光地の意外な共通点に驚きです。

清水の舞台をしたから眺めるとすごい迫力。

床板は檜(ヒノキ)が使用されています

舞台の床には檜(ヒノキ)が使われており、30年に一度の周期で取替え工事が行われます。

京都の寺社仏閣はいつでもどこかで工事が行われていますね。

上記でも述べましたが現在行われている舞台の床の張替え工事は2020年いっぱいは続きます。

完全に美しくなった清水寺を見たい場合は来年に持ち越しになりますね。

歴史

実は清水寺は創建された当時から、現在の立派な本堂があったわけではなく、清水寺の名前が知れ渡り有名になったのは805年に御願寺(天皇や皇后等のために祈願や追善を行う仏教施設)となってからといわれており、それまではお寺の規模も小さかったようです。

これまで9度の火災に見舞われているので、はっきりとした清水寺の記録となる資料が残っておらず、本堂や舞台がいつ作られたのかはっきりとはわかっていません。

しかし、清水の舞台で蹴鞠を蹴ったという日記が見つかっており、現存する資料から舞台ができたのは、平安時代後期といわれています。

また、清水の舞台が出てくる有名な歴史の話でいえば、五条橋でも決闘を行った牛若丸(源義経)と弁慶は清水の舞台でも決闘を行ったと「義経記」に記されています。

急な崖の上にある理由

舞台は急な崖の上に建てられていますが、このがけは清水の滝が作り上げたと考えられています。

現在の滝の水量はちょろちょろと流れており、清水寺を訪れた観光客の方々が滝の水をいただく人気アトラクションとなっていますが、江戸時代以前の清水の滝の水量は激しく、急な崖を作りました。

現在の清水の舞台はいつ建てられた?

清水寺はこれまでに9度の火災に見舞われているとお伝えしましたが、火災が原因で舞台も焼失してしまいます。

直近の火災でいうと1629年、この4年後に徳川家光の寄進と家光の妹である東福門院の発願により、舞台が再建されました。

現在、私たちが見ている舞台はその時の舞台となります。

また、境内に残るお寺のほとんどもその時に再建されたものです。

【コロナ】ちょっと怖かった清水の滝の接触感染の心配

清水寺には清水の滝と呼ばれる観光名所が境内にあります。

3本の小さな滝が流れており、長いしゃくを使って水を汲み、飲んだりする方もいれば手を洗う方もいます。

清水寺を訪れた方は、清水の滝で水を受ける方も多いと思います。

いま気づきましたけど、泉の中に隠れミッキーいますね。

こんな感じで、清水の滝が流れています。

わたしも並ぼうと思ったのですが、ふと眺めているとおやっという行動をしてたので、並ぶのをやめました。

なにをしてたかというと、直接しゃくに口をつけて水を飲んでいたんです

そして、そのしゃくをそのまま、しゃく置き場にもどされてました

え。ってなりましたねー。

コロナウィルス蔓延中に接触感染の可能性・・・があったとしても、なかったとしても知らない人の口に触れたしゃくで水をいただきたくない・・・。

観光地を訪れると、手水場で見よう見まねで手と口を洗う海外の観光客の方を目にしますが、「私たちも直接口をつけて水を飲もう」って思うかもしれないと心配になりました。

ともかく、清水の滝、そういうこともあります。お気を付けください。

清水寺を訪れるのにおススメの時間帯

わたしがおススメする清水寺を訪れる時間帯は間違いなく「午前中」です。

清水寺は午前6時から拝観可能(季節によります)で、早朝は人がとても少ないです。

人混みが苦手な方、ゆったりと写真を撮影したい方、私のようにノシノシ腕を振って歩きたい方にはおすすめですよ。

普段激混みの撮影スポットなどもスムーズに回れますし、なにより早朝の神社仏閣は空気がより良い!

清水寺の写真をキレイに撮りたい方にもおすすめです。

おつとめの方々が「おはようございます」って挨拶してるのを見かけるとなんだかほっこりします。

人の音より、自然の音が楽しめる早朝の清水寺。

人が少なく、より神聖な雰囲気を味わえます。

清水寺の境内はなかなか広いので、もし京都観光に来られた際は、朝の散歩がてら清水寺を訪れるのはいかがでしょうか。

清水寺の詳細情報

拝観時間午前6時~午後6時(季節により変動あり)
拝観料大人/400円、小中学生/200円
お問い合わせ075-551-1234
住所〒605-0862 京都府京都市東山区清水294
ホームページhttps://kiyomizudera.or.jp/

おしまいに

これまでに何度も清水寺を訪れていますが、今日が一番観光客が少なかったです。

清水坂、二年坂、三年坂も同様です。

わたしは人混みが苦手なので、すごく気持ちよく拝観できましたが、世間ではコロナウィルスで大騒ぎですね・・。もちろん、マスクをつけて、帰宅後は手洗いうがいをしました。

最近は京都を訪れる方々が少しずつ戻り始めています(2020年6月27日追記)

海外の方の姿はほとんど見かけることはありませんが、多くの日本人の方々が楽しそうに観光地を巡られている姿を見るとわたしも自然と笑顔になります。

しかし、まだまだ油断できる状況ではないので、人が集まる観光地に行くときは出来るだけ、みんなが触るものや人が集まる場所は避けたほうがいいですね。

今回初めて、清水寺の胎内めぐりを体験しました。

胎内めぐりは個人的にとてもおすすめです。真っ暗の中を歩いていると不思議な感じになります。私が体験したときは、私のまえをずっと誰かが歩いている音が右側から聞こえていたのに、結局最後まで誰とも会わず、右に道もなかったと思います。

左手で、手すり・数珠をたどり真っ暗な道を進むのですが、胎内めぐりのルートは反時計回りでした。だから、右側から足音が聞こえることはないと思うのですが・・・。

今年は、コロナウィルスの影響で毎年3月に行われている京都の人気イベント東山花灯路は中止になるようでとても残念です。

色んなイベントが中止になりますが、しっかりと体調に気をつけてコロナウィルスに負けないように過ごしましょう。

改修工事終わりで美しくなった清水寺の本堂・舞台をぜひご自身の目でご確認ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

まめたこ(Mametako)