京都桜穴場40選!春のデート・旅行にピッタリ!

京都には、多くの桜の名所がありますが、見頃の時期には大勢の人で混雑するため、静かにお花見を楽しみたいという方には、あまり知られていない「京都桜穴場」もあります。3月下旬~4月上旬に見頃を迎える桜を、ゆったりと楽しむことができます。

この記事では、京都桜穴場をそれぞれのスポットのおすすめポイントを踏まえてご紹介します。アクセス情報を一緒にお伝えするので、京都旅行やデートのご参考になさってください。

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毘沙門堂

毘沙門堂は、京都市山科区にあるお寺で、戦いを司る武神・毘沙門天を祀っています。本堂には毘沙門天坐像が安置されており、宸殿や晩翠園といった見どころがあります。

境内には、桜の木がたくさんあります。特に、宸殿前にある直径30mものしだれ桜「毘沙門しだれ」は、見応えがあります。また、本堂脇のソメイヨシノや一切経蔵前のしだれ桜も素敵で、春には境内各所で桜を楽しむことができます。桜の見頃は、3月末から4月上旬頃です。

毘沙門堂は、天台宗京都五門跡のひとつで、自然豊かな場所にあります。春の訪れとともに、毘沙門堂で美しい桜を見に行ってみましょう。

岩屋寺(いわやでら)

京都の岩屋寺には、美しい枝垂桜が参道階段の手前と山門脇に咲き誇っています。この寺の前にはソメイヨシノが多く植えられており、地元の人たちが花見を楽しむためのベンチも用意されています。特に枝垂桜は見事で、寺の周辺には散った椿の花が落ちています。桜の花と美しく散った椿が共存する様子は、生命の流転を感じることができます。このような美しい景色を眺めながら、デートや散策を楽しむことができます。

拝観時間 9:00~16:30
拝観料 堂内 400円
桜は境内自由エリア
住所 京都市山科区西野山桜ノ馬場町96
アクセス 京阪バス「大石神社」バス停より徒歩8分

南禅寺

南禅寺は、京都市左京区にある寺院で、日本3大門のひとつとして有名です。境内には、江戸時代初期の代表的な枯山水庭園である「方丈庭園」や、狩野探幽筆の襖絵「水呑の虎」など見どころがたくさんあります。

特に、高さ22mを誇る三門周辺には約100本の桜の木が植えられており、4月上旬に見頃を迎えます。境内の桜景色は圧倒的に美しく、楼上から眺める桜の景色は絶景として有名です。石川五右衛門が「絶景かな。絶景かな」と言ったのも、まさに楼上から満開の桜を見たときだといわれています。

南禅寺は、20代のカップルにとって、ロマンチックな雰囲気がある素敵な場所です。京都旅行やデートの参考にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

宗忠神社(むねただじんじゃ)

宗忠神社は、吉田山の東麓に位置する穴場の桜スポットです。 本堂に向かう石段を桜のトンネルが覆い尽くし、美しい桜の景色を楽しむことができます。 この景色は車窓からも楽しめるため、通りすがりの人も驚くほど美しいと言われています。 人気スポットに比べると人が少なく、静かに桜を鑑賞することができます。 また、真如堂や金戒光明寺に向かう途中に位置しているため、観光の途中で立ち寄ることもできます。 石段の上から見ると、桜並木の向こう側に真如堂の三重塔が見え、幻想的な光景を楽しめます。 この景観設計の技によって、私たちは桜の美しい景色を自然に楽しむことができるのです。

拝観時間 日中随時
拝観料 境内自由
住所 京都市左京区吉田下大路町63
アクセス 京都市バス「京大正門」バス停より徒歩11分

竹中稲荷神社(たけなかいなりじんじゃ)

吉田山の山頂にある竹中稲荷神社は、赤い鳥居と桜が交互に並ぶ長い参道が特徴的です。
最近はフォトジェニックな穴場スポットとして注目を集めています。

周囲は常緑樹で覆われた吉田山ですが、かつてはアカマツが全山を覆っており、秋には松茸狩りで賑わっていたそうです。
また、竹中稲荷神社の参道は薪炭の供給源として利用された里山だったのです。

散策しながら、自然と歴史を感じることができます。
春には美しい桜とともに、より一層魅力的なスポットになります。

拝観時間 日中随時
拝観料 境内自由
住所 京都市左京区吉田神楽岡町30 吉田神社内
アクセス 京都市バス「京大正門」バス停より徒歩11分

長徳寺(ちょうとくじ)

京都で有名な早咲き桜のひとつ、長徳寺のオカメ桜は、出町柳で3月中旬に濃紅色の美しい花を咲かせます。 かつては穴場スポットでしたが、近年は知名度が上がり、今や桜シーズンの風物詩となっています。 20代のカップルにとっては、桜の美しい景色を楽しみながらのロマンチックなデートスポットとしてもおすすめです。

拝観 非公開
住所 京都市左京区田中下柳町34-1
アクセス 京阪「出町柳」より1分

建仁寺

建仁寺は、京都市東山区にある寺院で、京都五山のひとつに数えられます。美しい日本庭園「大雄苑」や「潮音庭」があり、歴史ある美術品を多く所蔵していることでも有名です。

境内には、ソメイヨシノやしだれ桜、河津桜などの桜の木がたくさんあり、法堂や三門、放生池と織りなす景色は絶景です。建仁寺は、祇園の花街からも近く、観光客で混雑することも少ないので、20代カップルにはおすすめの場所です。

京都旅行やデートの合間に、建仁寺でゆっくりと桜を楽しんでみるのはいかがでしょうか。きっと素敵な思い出になることでしょう。

養源院(ようげんいん)

京都国立博物館や三十三間堂といった有名なスポットが立ち並ぶ一角に、美しい桜が咲く養源院があります。
こちらのお寺は、桜の名所としてはあまり知られていませんが、立派な八重紅枝垂桜が2本本堂前に立ち並び、美しい花を咲かせる様子は一見の価値があります。
さらに、参道脇には樹齢200年のヤマザクラが咲き誇り、京都市内でも最高峰の桜のひとつとして知られています。
もし、静かな雰囲気のお寺で美しい桜を楽しみたいのであれば、養源院はおすすめです。

拝観時間 9:00~16:00
参道までは7:00ごろ開門
拝観料 500円
参道は境内自由エリア
TEL 075-561-3887
住所 京都市三十三間堂廻り町656
アクセス 京阪「七条」より徒歩7分

仁和寺

仁和寺は、京都市右京区にある真言宗御室派の総本山で、国宝に指定された最古の紫宸殿「金堂」や、江戸時代創建の重要文化財「五重塔」、極彩色の御堂「観音堂」など、歴史的建造物がたくさんあります。

また、遅咲きの桜の名所としても有名で、4月上旬~中旬には境内にソメイヨシノやしだれ桜が咲きます。中でも、中門内の西側に咲く「御室桜」は迫力満点で、五重塔をバックにした桜景色は絶景です。

京都旅行やデートを考えている20代カップルには、仁和寺がおすすめです。歴史的な建造物や美しい日本庭園を楽しむことができ、桜の時期には美しい桜景色も楽しめます。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

龍安寺

京都市右京区にある龍安寺は、「古都京都の文化財」として1994年に世界遺産に登録された寺院です。世界的に有名なのが、白い砂に15の意思を配置した枯山水の石庭「方丈庭園」で、美しい景観が人気を集めています。また、広大な「鏡容池」も見どころのひとつで、四季折々の景色を楽しめます。

春の時期には、約400本の桜が境内を彩ります。石庭から見るしだれ桜は、息をのむほどの美しさです。桜の淡いピンク色と石の白、植物の緑とのコントラストによって、フォトジェニックな写真撮影が楽しめます。

京都での春の旅行やデートを考えている20代カップルには、龍安寺もおすすめです。美しい庭園や景観、そして桜の美しさを楽しむことができます。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

退蔵院(たいぞういん)

京都でも有名な妙心寺の塔頭である退蔵院は、四季を通じて美しい花で知られていますが、桜の季節には八重紅枝垂桜が咲き誇り、石庭とのコントラストが美しい光景を見せてくれます。また、中根金作による名庭の余香苑では、桜の他にも色々な花や新緑が楽しめ、一年の中でも最も色彩豊かな季節を感じることができます。これは、平安神宮の孫桜とも呼ばれるほど素晴らしい桜の名所です。是非、春の京都旅行やデートで足を運んでみてはいかがでしょうか。

拝観時間 9:00~17:00(受付終了)
拝観料金 大人   600円
小中学生 300円
TEL 075-463-2855
住所 京都市右京区花園妙心寺町35
アクセス JR「花園」より徒歩7分
京都バス・市バス「妙心寺前」より徒歩3分
市バス「妙心寺北門前」より徒歩5分

三寶寺(さんぼうじ)

京都の鳴滝にある三寶寺(さんぼうじ)は、桜の穴場スポットとして知られています。 境内には美しい枝垂桜が咲き、京都市指定保存樹である「御車返しの桜」もあります。 まだ五分咲き程度ですが、満開になると見事な光景が広がります。 訪れる人はそれほど多くないため、静かな時間を過ごすことができます。 桜だけでなく、境内には様々な花が咲き、新緑も美しい季節です。 穴場のスポットである三寶寺で、京都ならではの美しい桜を楽しんでみませんか。

拝観時間 9:00~16:00
拝観料 境内自由
住所 京都市右京区鳴滝松本町32
アクセス 嵐電「宇多野」より徒歩15分

正法寺

正法寺は、京都市西京区にある真言宗の寺院で、巨岩や奇石が配置された「石の寺」としても知られています。春には、しだれ桜や八重桜、山桜といった多彩な種類の桜が敷地全体を彩り、境内の多くの場所で桜を楽しむことができます。特に、極楽橋から本堂に続く参道や宝生殿の前庭、宝生苑からの景色は絶景で、静かに桜を堪能することができます。最寄り駅からは少し離れていますが、東向日駅から阪急バスで25分ほどで到着できます。隠れ家的な雰囲気が魅力で、カップルで訪れるのに最適なスポットといえます。

  • 例年の見頃 4月上旬~4月中旬
  • 所在地 〒610-1153 京都市西京区大原野南春日町1102
  • 電話番号 075-331-0105
  • 拝観時間 9:00~17:00
  • 公式HP http://www.kyoto-shoboji.com/
  • アクセス:阪急電車「東向日」駅・JR「向日町」駅下車
    →阪急バス 66系統「南春日町」下車 徒歩約8分

法輪寺(ほうりんじ)

京都の桜スポットの中でも珍しい「寒桜(カンザクラ)」を見られるのが法輪寺です。メインの桜が寒桜で、ソメイヨシノよりも早く、3月下旬に見頃を迎えます。本堂前の寒桜は、狛犬の代わりに狛虎が桜に囲まれるように見守っています。虎が桜の美しさに感嘆しているかのような姿に、足を止めて見とれてしまうことでしょう。また、寒桜が散った後も、山桜や八重紅枝垂桜などが次々と咲き、長い桜の季節を楽しむことができます。法輪寺は、桜だけでなく、門前にある竹林や、山門の落ち着いた雰囲気など、デートにも最適な場所です。

拝観時間 9:00~17:00
拝観料 境内自由
TEL 075-862-0013
住所 京都市西京区嵐山虚空蔵山町
アクセス 嵐山法輪寺へアクセス|京都駅から行き方

大原野神社(おおはらのじんじゃ)

京都で幻の桜といえば、大原野神社の「千眼桜(せんがんざくら)」が有名です。その名の通り、一本の枝にたくさんの花が咲く美しい桜ですが、花期が非常に短く、一瞬の美しさを見せる幻の桜として知られています。開花時期はわずかな期間で、満開の時期も短いため、訪れるタイミングには注意が必要です。幻の桜を求めて、京都を訪れる旅行者も多く、一瞬の美しさに感動する人も多いでしょう。

拝観時間 日中随時
拝観料 境内自由
TEL 075-331-0014
住所 京都市西京区大原野南春日町1152
アクセス 阪急バス「南春日町」より徒歩7分

京都府立植物園

京都府立植物園は、京都の賀茂川沿いに位置する公立の総合植物園です。広大な敷地には、多彩な草花を鑑賞できる美しい花壇や、熱帯植物の温室、おしゃれなバラ園などがあります。

植物園には180品種・500本ほどの桜が植えられており、寒桜や河津桜から始まり、ソメイヨシノや八重紅しだれ、そして菊桜まで、長期間に渡ってお花見を楽しめます。また、例年3月下旬~4月上旬には夜桜ライトアップも開催され、幻想的な桜景色も楽しめます。

交通アクセスもよく、賀茂川沿いを散歩しながら植物園を訪れるのも素敵です。植物園の公式ホームページでは開催情報をチェックできるので、是非チェックしてみてください。

  • 例年の見頃 3月上旬~4月下旬
  • 所在地 〒606-0823 京都府京都市左京区下鴨半木町
  • 電話番号 075-701-0141
  • 拝観時間 9:00~17:00
  • 公式HP https://www.pref.kyoto.jp/plant/
  • アクセス:京都駅から京都府立植物園へのアクセス方法

妙満寺

京都府岩倉市にある妙満寺は、顕本法華宗の総本山で、松永貞徳が作庭した「雪の庭」で有名です。さらに、知る人ぞ知る桜の名所でもあり、境内には佐野藤右衛門によって寄贈されたしだれ桜が植えられています。4月上旬~中旬にかけて、境内の桜園は多くのカップルでにぎわい、開花期間中は夜間ライトアップも行われるので、幻想的な夜桜を見ることもできます。ぜひ公式ホームページで開催日程を確認して、桜の美しさを堪能してください。

  • 例年の見頃 4月上旬~4月中旬
  • 所在地 〒606-0015 京都府京都市左京区岩倉幡枝町91
  • 電話番号 075-791-7171
  • 拝観時間 9:00~16:00
  • 公式HP https://myomanji.jp/
  • アクセス 叡山電鉄「木野駅」下車。徒歩5分

三千院

大原エリアにある三千院は、天台宗の門跡寺院で、京都市指定名勝に指定された「聚碧園」と「有清園」、重要文化財の「往生極楽院」など見所が満載です。春には約100本の桜が境内を彩り、特に「奥の院」のしだれ桜は絶景です。境内の外にも桜の木が多数植えられており、静かな大原の山里でゆったりとした時間を過ごせます。

二条城

京都を代表する世界遺産のひとつ、二条城は、江戸幕府初代将軍徳川家康が築城した城です。城内には国宝「二の丸御殿」や池泉回遊式庭園「二の丸庭園」など多数の見所があり、歴史的建造物の数々が魅力的です。

城内の「清流園」と「桜の園」には約300本の桜が咲き、品種も50種類以上揃っています。3月下旬から4月中旬にかけてお花見も楽しめます。また、毎年開花時期に合わせて「二条城桜まつり」が開催され、夜間にはライトアップやプロジェクションマッピングのイベントも予定されています。

「二条城桜まつり」は2023年の3月中旬~4月中旬に開催される予定です。歴史と桜の美しさを楽しめる二条城は、20代カップルにおすすめのデートスポットです。

京都府庁旧本館

京都市中心部に位置する京都府庁の旧本館中庭は、意外な穴場の桜スポットとして知られています。美しい枝垂桜が咲き誇り、都心にありながらアクセスも良好なので、観光客にもおすすめです。また、普段用事で京都府庁を訪れる機会があっても、中庭に立ち寄ることが少ないので、知る人ぞ知る穴場といえます。京都の地元民にはお馴染みのお花見スポットですが、京都外の方にもおすすめしたい隠れた桜スポットです。

  • 開館日 火曜日から金曜日、土曜日(第1週、第3週、第5週)。祝日及び年末年始を除く
  • 入館時間 10:00~17:00
  • 入館料 無料
  • 住所 京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
  • アクセス 地下鉄「丸太町」から10分

有栖館(ありすかん)

平安女学院大学の有栖館は、京都市内でも知る人ぞ知る穴場の桜スポットです。有栖館の枝垂桜は、毎年春には特別公開される美しい桜で、その見事な光景は絶対に見逃せません。2023年は3月30日から4月2日にかけて特別公開が予定されていますが、現在は新型コロナウイルスのために中止となっています。しかし、有栖館に入らなくても、烏丸通側からでも見ることができ、通りかかるタクシードライバーたちも開花状況をチェックするほどの人気ぶりです。京都市内で特別な桜スポットを求めるなら、有栖館の枝垂桜は必見です。

  • 公開期間 2023年3月30日(木)~4月2日(日)
  • 公開時間 10:30~16:30(入館は16:00まで)
  • 入館寄付金 大人    500円
    大学生   200円
    高校生以下 無料
  • 住所 京都市上京区五町目町185
  • アクセス 地下鉄「丸太町」から4分

本満寺(ほんまんじ)

かつてはほとんど人が訪れなかった穴場スポットであった本満寺ですが、今では人気の桜スポットのひとつに変わってきています。ただ、依然として観光寺院ではなく、決して大きなお寺ではありません。そんな中、柵が設置されたりするなどのマナー対策も進められています。せっかくの桜の鑑賞を楽しむためにも、静かにお寺を訪れ、周りの人々とのマナーを守りましょう。

  • 拝観時間 日中随時
  • 拝観料 境内自由
  • 住所 京都市上京区今出川上2丁鶴山16
  • アクセス 京阪・叡電「出町柳」から8分

妙蓮寺(みょうれんじ)

妙蓮寺の秋の御会式桜は、一般的な桜の開花期と同じく3月下旬から4月上旬頃に開花します。桜の名所として有名な妙蓮寺ですが、この秋桜は意外にもあまり知られていない穴場です。春とは異なる趣があり、とても美しいです。また、御会式桜の花びらを持ち帰ると恋が叶うとも言われており、ロマンチックなデートにも最適です。妙蓮寺には、立派な日蓮上人像があり、周囲を囲むソメイヨシノの木々とともに美しい景観を作り出しています。ただし、妙蓮寺は穴場ではなくなってきており、訪れる際は周囲の方々の迷惑にならないよう、十分なマナーを守るようにしましょう。

  • 拝観時間 10:00~16:00(御会式桜は日中随時エリア)
  • 拝観料 500円(御会式桜は境内自由エリア)
  • 住所 上京区寺ノ内通大宮東入ル
  • アクセス 地下鉄「今出川」より徒歩16分

妙覚寺(みょうかくじ)

妙覚寺の大門前にある枝垂桜は、京都でも知る人ぞ知る穴場の桜スポットです。開花期には、静かな佇まいの中に美しいピンク色の花が咲き誇り、多くのカップルが桜のトンネルを手をつないで歩いています。場所柄、観光客の数はそれほど多くはありませんが、周辺の静かな雰囲気と相まって、大変ロマンチックな雰囲気が漂います。ただし、人気が出ることもあるため、混雑を避けるためには開花状況を確認してから訪れることをおすすめします。

  • 拝観時間 9:30~15:30
  • 拝観料 500円(本堂・庭園)
    大門は境内自由エリア
  • 住所 京都市上京区新町鞍馬口下ル清蔵口町135
  • アクセス 地下鉄「鞍馬口」より徒歩8分

雨宝院(うほういん)

京都の西陣にある雨宝院は、知る人ぞ知る桜の穴場です。小さな境内には、所狭しと咲く桜が美しいです。特に、ゴージャスな八重咲きの歓喜桜と観音桜が素晴らしいと評判です。この二つの桜は、仁和寺の御室桜と同じ品種ですが、雨宝院の桜は大きく育ちます。

さらに、雨宝院では黄緑色の御衣黄が開花し、4月下旬まで楽しむことができます。また、桜だけでなく、椿、牡丹、キリシマツツジなども見ることができます。春の雨宝院は、いつも花でいっぱいの素敵な穴場です。

  • 拝観時間 9:00~17:00
  • 拝観料 境内自由
  • 住所 京都市上京区智恵光院通上立売通上ル聖天町9-3
  • アクセス 地下鉄「今出川」より徒歩18分

千本ゑんま堂

普賢象(ふげんぞう)は、室町時代から記録に残っている希少な桜のひとつで、千本ゑんま堂にあることで知られています。
足利義満と後小松天皇が感嘆したと伝えられており、狩野永徳の洛中洛外図屏風にも描かれています。
境内には、全く別系統のヤマザクラ系の二尊院普賢象(にそんいんふげんぞう)もあり、見比べて楽しむことができます。
普賢象桜の夕べは、毎年4月第3土曜日に開催される穴場のイベントです。2022年はコロナ禍の状況によって開催が未定となっていますが、チェックしてみる価値があります。普賢象に出会える贅沢なひとときを楽しんでみませんか。

  • 拝観時間 9:00~17:00
  • 拝観料 境内自由
  • 住所 京都市上京区千本通芦山寺上ル閻魔前町34番地
  • アクセス 京都市バス「千本鞍馬口」よりすぐ

白峯神宮(しらみねじんぐう)

欝金(うこん)と呼ばれる品種の桜は、上品な黄色から黄緑色をした花を咲かせ、非常に人気があります。その欝金の見ごろを迎える穴場として、白峯神宮が知られています。白峯神宮は、京都で最も立派な欝金を見ることができる場所のひとつで、毎年4月14日の春季例大祭では、欝金の満開の下で行われる蹴鞠奉納が催されます。欝金は、開花が進むにつれて淡黄緑色から淡紅色へと変化し、緑色の桜として知られる御衣黄ほど変化はしません。欝金の美しさを楽しむことができる穴場スポットとして、春の京都旅行やデートにおすすめです。

  • 拝観時間 8:00~17:00
  • 拝観料 境内自由
  • 住所 京都市上京区飛鳥井町261番地
  • アクセス 地下鉄「今出川」より徒歩8分

北野天満宮

北野天満宮は、梅の名所として有名ですが、実は桜スポットとしても魅力的な穴場です。
社務所前にある御神木の桜、「北野桜」と呼ばれる品種は、2016年に正式に新品種と認められたばかりの貴重な桜です。
見頃は4月中旬と遅咲きのため、春の京都旅行やデートで、他の桜が散り終わってしまった後でも楽しむことができます。また、北野天満宮は、神秘的な雰囲気が漂うパワースポットでもありますので、桜と共に、京都ならではの文化や歴史に触れることもできるでしょう。

千本釈迦堂

京都市北区にある千本釈迦堂は、鎌倉時代から続く真言宗智山派の寺院で、日本最古の仏教建築として国宝に指定されています。境内にはおかめ信仰の発祥の地とされる「阿亀塚」があり、また本堂前には樹齢約80年のしだれ桜「阿亀桜(おかめざくら)」が咲き誇ります。

桜の開花時期には、桜と歴史的建築物とのコラボレーションを楽しめるため、デートに最適です。また、周辺には北野天満宮や金閣寺などの有名観光スポットがあり、観光ついでにお花見を楽しむこともできます。

  • 例年の見頃 3月下旬~4月上旬
  • 所在地 〒602-8319 京都市上京区七本松通今出川上ル
  • 電話番号 075-461-5973
  • 拝観時間 9:00~17:00
  • 公式HP http://www.daihoonji.com/
  • アクセス JR京都駅から市バス「50」(立命館大学前行)上七軒下車

水火天満宮(すいかてんまんぐう)

京都の天満宮といえば梅が有名ですが、実は水火天満宮では桜が主役となっています。
2本の枝垂桜があり、紅枝垂桜と八重紅枝垂桜が前後して開花するため、1ヶ月近くにわたって桜を楽しむことができます。
境内は狭いため、桜で覆われるようになります。夕暮れ時に見る桜の美しさは格別です。デートにもおすすめのスポットです。

拝観時間 日中随時
拝観料 境内自由
住所 京都市上京区堀川通上御霊前上る扇町722-10
アクセス 地下鉄「鞍馬口」より徒歩11分

六角堂

京都市内のビジネス街に位置する紫雲山頂法寺は、聖徳太子が創建した由緒ある寺院で、六角形を成す本堂が有名です。また、いけばな発祥の地としても知られており、趣深い庭園を見学することもできます。

さらに、京都の桜名所としても知られており、本堂の東側にある「御幸桜(みゆきざくら)」は開花後に色が変わることで有名です。咲き初めは白に近い薄紅色で、次第に紅色へと変化していく様子は美しく、京都ならではの風情を感じることができます。

また、敷地内には桜以外にも多くの花木が植えられており、春の訪れとともに散策を楽しめます。都会の喧騒から離れた穴場スポットとして、静かな春の時間を過ごすのに最適な場所です。

仏光寺(ぶっこうじ)

都心部にありながら、まだまだ知名度の低い京都の穴場スポット、真宗仏光寺派本山寺院の仏光寺には美しい桜が咲きます。
桜が満開になると、御影堂と阿弥陀堂前の八重紅枝垂桜が美しく咲き誇り、訪れた人々を魅了します。
末寺390寺を擁する真宗仏光寺派本山寺院であり、浄土真宗寺院としては珍しく桜が咲き乱れるところも魅力の一つです。
四条界隈からもアクセスがよく、偶然お寺の門をくぐったら美しい桜が現れたという人もいるので、散策中にふらりと立ち寄ってみるのもおすすめです。

  • 拝観時間 7:00~16:00
  • 拝観料 境内自由
  • 住所 京都市下京区新開町397
  • アクセス 地下鉄「四条」より徒歩2分

梅小路公園(うめこうじこうえん)

京都駅から徒歩圏内にある梅小路公園は、梅林とともに桜の穴場スポットとしても人気があります。3月下旬から4月下旬にかけて、27品種約130本の桜が順次開花し、オオヤマザクラやコヒガン、枝垂桜から始まり、サトザクラまで楽しめます。桜の代表品種であるソメイヨシノは少ないですが、オオシマザクラなど様々な品種を見ることができます。公園にはJRの線路もあり、列車と桜の風景を一緒に楽しむことができます。4月中旬から下旬にかけてが、梅小路公園の桜の季節本番です。

  • 入園時間 日中随時
  • 入園料 園内自由
  • TEL 075-352-2500
  • 住所 京都市下京区観喜寺町56-3
  • アクセス JR「梅小路京都西」よりすぐ

六孫王神社(ろくそんおうじんじゃ)

京都駅からもアクセスしやすい、桜の穴場スポットとしておすすめなのが、六孫王神社です。
まずはじめに、ソメイヨシノが盛大に咲き誇り、境内は花びらで彩られます。
その後は数種類のサトザクラが見頃を迎え、中でも目を引くのが緑色の花を咲かせる欝金(うこん)です。
欝金は京都でも珍しい桜のひとつで、数年前にはたくさんの花を咲かせていましたが、最近は小さくなってしまいました。
桜の種類によって、緑やピンク、赤の対比が美しいので、とてもロマンチックな雰囲気を楽しめます。

拝観時間 日中随時
拝観料 境内自由
TEL 075-691-0310
住所 南区壬生通八条ル八条町509
アクセス JR・地下鉄・近鉄「京都」より徒歩13分
市バス「六孫王神社前」より徒歩すぐ

城南宮

京都市伏見区にある城南宮は、平安時代に守護神として建立された神社です。広大な敷地内には5つの庭園があり、時代や季節によって異なる雰囲気を楽しむことができます。中でも「室町の庭」と「桃山の庭」に植えられた、濃い紅色の花が美しい紅しだれ桜は、春の訪れを告げる人気のスポットです。

伏見桃山城

京都市内にはかつて多くの城郭がありましたが、現在唯一天守閣が残るのが「伏見桃山城」です。
天守閣自体は歴史的建造物ではありませんが、その美しさから多くの人々に愛されています。
特に桜の季節には、城と桜のコラボレーションが見られます。
伏見桃山城が誇る紅枝垂桜の美しさは、他の桜スポットとは一線を画します。
この素晴らしい景色を、二人のデートの思い出に刻んでみてはいかがでしょうか。

営業時間 7:00~16:00
入場料 無料
住所 京都市伏見区桃山町大蔵45
アクセス 近鉄「丹波橋」より徒歩20分
JR「桃山」より徒歩20分

カッパカントリー

伏見は、日本酒の町として有名で、酒蔵めぐりも楽しめます。特にキザクラカッパカントリーは、酒蔵めぐりをする人々にとっては外せないスポットの一つです。

園内には黄桜(きざくら)が多く植えられており、社長の好みが反映された社名となっています。黄色から黄緑色に変わる変わり種の桜で、欝金と同じ品種です。特に珍しい桜というわけではありませんが、春の京都で黄桜を楽しむことができるのはキザクラカッパカントリーだけというのも魅力の一つです。

営業時間 10:00~16:00
入館料 無料
定休日 月曜日
住所 南区壬生通八条ル八条町509
アクセス 京阪「中書島」より徒歩7分
近鉄「桃山御陵前」より徒歩8分

平等院鳳凰堂

京都の世界遺産「平等院」は、平安時代に藤原頼通によって創建されたと伝えられる寺院です。その中でも鳳凰堂は、この世に極楽浄土を再現するために造られたとされる国宝の建築物で、美しい佇まいは見る者を魅了します。

池の周囲には、桜の木が多く植えられており、満開時には桜越しに鳳凰堂を見ることができます。池に映り込む鳳凰堂と桜の美しい風景を写真に収めることができるので、カップルで訪れて思い出に残る写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

石清水八幡宮

男山山上に位置する石清水八幡宮は、恋愛成就や開運祈願などさまざまな願い事を叶えてくれるパワースポットとして知られる人気の神社です。国宝に指定された本殿や表参道にある「高良神社」、石清水が湧き出る「石清水社・石清水井」などの見どころがあり、年間を通じて多くの観光客が訪れます。

特に春には、標高123mの男山山上からの眺めを楽しみながら約1000本の桜を愛でることができます。ソメイヨシノやしだれ桜、山桜が咲き誇り、頓宮から表参道沿いの桜並木は一見の価値があります。男山全体が桜色に染まる満開期には、ケーブルカーで移動しながら、壮大な桜景色を堪能できます。

2023年3月21日から4月30日まで、男山桜まつりが開催される予定です。ぜひ、桜の美しさとパワースポットとしての石清水八幡宮の神秘的な雰囲気を一度に味わえるこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか。

前川堤(まえかわつつみ)

京都の有名な桜スポットといえば、背割堤がよく知られていますが、穴場として前川堤がおすすめです。こちらは、巨椋池排水機場の上流側に位置し、200本以上のソメイヨシノの並木道が続いています。また、「京都の自然200選」にも選ばれており、美しい景色が楽しめます。

この前川堤は、ソメイヨシノの樹齢が50年程度で、見頃には排水路に沿ってたくさんの花を咲かせます。背割堤とは違い、地元の人以外はほとんど来ないため、静かでゆったりとした時間を過ごすことができます。

ただ、アクセスはあまり良くないので、公共交通機関でのアクセスは難しいですし、駐車場も限られています。そのため、タクシーで訪れるのが最適です。穴場スポットなので、新しい発見があるかもしれません。

まとめ

京都の桜穴場40選は、春の京都旅行やデートにおすすめのスポットを30ヶ所集めたものです。定番スポットに飽きた方や、穴場を楽しみたい方にぴったりです。

京都の桜穴場スポットは、毎年入れ替わりがあります。新たなスポットが誕生する一方で、中止になってしまう場所もあります。2023年初め現在の40選を厳選しました。

京都の桜穴場スポットには、桜だけでなく周辺の風景や文化にも魅力があります。穴場スポットには公共交通機関でのアクセスが悪い場合があるため、タクシーでの訪問がおすすめです。

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この記事を書いた人
Kaoru

京都在住。京都で生まれ、世界・日本を転々とした後5年前から京都に戻り住んでいます。京都が好きで週末はよく観光しています。数年前に京都検定3級を取得しました。京都観光や京都旅行の役立ちそうな情報を発信します。京都観光とは別にユーモラスな記事やジョークなども発信しています。

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